結露対策に2重窓を設置したのに結露が止まらない!原因と解決策を徹底解説

結露防止で2重窓にしましたでも結露が止まりません 外窓は一枚ガラスで結露がひどく、2重窓を取り付けました。(外窓は一枚窓のまま)北側と南側両方やって、南側は一枚ガラス、結露のひどい北側はペアガラスにしました。北側の部屋は結露全然なくならず、ペアガラスのはずなのにガラス全面水滴だらけ、室内に窓レールをつけるためのふかし枠という窓枠が追加されるのですが、その外枠周りも水浸し、内窓なので下レール溝に溜まった水が排水も出来ず雑巾で吸い取るしかない。フローリング床なので枠周りの水が落ちてフローリング腐らす可能性もでてきた。 南側窓はうっすら内窓の内側が曇る程度で問題はない。 湿気にしても北側の部屋は子どもが寝るだけの部屋、南側はリビング、キッチン、湿気はこちらのほうが恐らく高い。 お金をかけて2重窓にしたのに外側の窓に結露防止シート貼ったりする不細工な対策は、ばかばかしくてやりたくありません。 素人考えでは断熱性の高いペアガラス内窓となっているため、室内と内外窓間の温度差が大きくなり、室内側に結露する。 断熱性の低い一枚ガラスのほうが外気・内外窓・室内と互いの温度差が無くなりにくいのでは?と考えていますがどうでしょう? 施工したばかりでまだ業者とも折衝の余地はあると思いますが、今後何をどうすればよいのか方向性すら全然わかりません。お詳しい方宜しくお願いいたします。補足追加します。北側の部屋は6畳フローリング床、南側はLDK約14畳フローリングで窓は2間で2間とも一枚板ガラスです。 外気温0度、北側室温11度、南側13度、湿度両部屋とも75%、部屋の暖房は南側はガスファンヒーターかけっ放しです。北側は子ども部屋で殆ど部屋にいなかったため暖房なし。ちなみに内窓と外窓の間温度は北側は4度で南側は6度です。 23時時点で北側窓は全体的に結露発生開始しています。南側は全然です。 宜しくお願いします。 3+A12+3ミリのペアガラス自体が水びたしなんです。ペアガラスにしている人に聞くと窓枠だけは結露すると聞いていたのでガラス自体の結露は無いものと考えていたのでかなり凹みました。ペアガラスの仕様不良なんて考えられるんでしょうか?

2重窓設置後も結露が止まらない原因

2重窓を設置したにも関わらず、結露が改善されない、というご相談ですね。大変お困りのことと思います。まず、原因をいくつか考えられる点から見ていきましょう。

1. 換気不足

結露は、空気中の水分が冷やされて水滴になる現象です。部屋の湿度が高い状態が続くと、窓ガラスの表面温度が露点温度(空気中の水分が飽和して結露し始める温度)を下回った際に結露が発生しやすくなります。特に、北側の部屋は暖房が不足しているため、室温が低く、結露しやすい状態になっています。加えて、換気が不十分だと、空気中の湿気がこもり、結露を悪化させる可能性があります。

対策:

  • 定期的な窓の開閉による換気:1日に数回、数分間窓を開けて換気を行うことを心がけましょう。特に朝と夜に行うと効果的です。
  • 24時間換気システムの活用:住宅に設置されている24時間換気システムを適切に稼働させましょう。フィルターの掃除も忘れずに行いましょう。
  • 除湿機の活用:特に湿度が高い時期や、部屋が乾燥しにくい時期には、除湿機を使用することで室内の湿度を下げることができます。

2. 窓枠の施工不良

2重窓の設置において、窓枠の施工が不適切だと、結露が発生しやすくなります。今回のケースでは、ふかし枠周辺が水浸しになっているとのこと。これは、窓枠と壁の間に隙間ができ、そこから冷気が侵入し、結露を促進している可能性があります。また、排水溝の詰まりも考えられます。

対策:

  • 施工業者への連絡:すぐに施工業者に連絡し、窓枠の施工状況を確認してもらいましょう。隙間があればシーリング材などで適切に補修してもらう必要があります。排水溝の詰まりがあれば、清掃または修理を依頼しましょう。
  • 専門家の診断:必要であれば、建築士や窓の専門家に相談し、原因を特定してもらいましょう。専門家の視点から問題点を指摘してもらうことで、より効果的な対策を講じることができます。

3. ペアガラスの性能・施工不良

3+A12+3ミリのペアガラス自体が水滴でびしょびしょとのこと。これは、ペアガラスの製造不良や施工不良の可能性があります。ペアガラス内部に水分が侵入している、または、ガラスと枠の間に隙間があり、そこから結露が発生している可能性も考えられます。

対策:

  • 施工業者への連絡:ペアガラスの保証期間を確認し、施工業者に連絡して状況を説明しましょう。製造不良や施工不良であれば、交換や修理を依頼できます。
  • メーカーへの問い合わせ:施工業者に連絡しても解決しない場合は、ペアガラスのメーカーに直接問い合わせてみましょう。メーカーは製品の性能や保証について詳しい情報を持っているため、適切な対応をしてもらえる可能性があります。

4. 断熱性の不足

北側の部屋は、外気温が0度、室温が11度とかなり温度差があります。これは、壁や窓からの熱損失が大きいことを示唆しています。2重窓は効果がありますが、壁全体の断熱性能が低いと、結露を完全に防ぐのは難しい場合があります。

対策:

  • 断熱材の追加:壁や窓枠に断熱材を追加することで、熱損失を減らし、室温を上げることができます。専門業者に相談して、適切な断熱材を選び、施工してもらうのがおすすめです。
  • 暖房効率の向上:暖房器具の見直しや、断熱カーテンの設置なども検討しましょう。効率的な暖房で室温を上げることで、結露を抑制できます。

結露対策の具体的なステップ

1. **施工業者への連絡:** まずは、施工業者に連絡し、窓枠の施工不良やペアガラスの不具合について相談しましょう。写真や動画で状況を伝え、早急な対応を求めることが重要です。

2. **原因の特定:** 施工業者や専門家による点検を受け、結露の原因を特定します。換気、施工不良、ペアガラスの性能、断熱性の不足など、複数の可能性を検討する必要があります。

3. **対策の実施:** 原因に応じて、適切な対策を実施します。換気改善、窓枠の補修、ペアガラスの交換、断熱材の追加など、具体的な対策を業者と相談して決定します。

4. **定期的なメンテナンス:** 結露対策は、一度実施すれば終わりではありません。定期的に窓の清掃や換気を行い、室内の湿度管理を心がけることで、結露の発生を抑えることができます。

専門家の意見

建築士や窓の専門家によると、2重窓は結露対策に有効ですが、全てのケースで完全に結露を防ぐとは限りません。特に、既存の外窓が断熱性の低い一枚ガラスの場合、内窓だけでは十分な効果が得られないことがあります。適切な換気、断熱性能の向上、そして施工の精度が重要になります。

まとめ

2重窓を設置しても結露が止まらない場合、施工不良や換気不足、断熱性の不足などが考えられます。まずは施工業者に連絡し、原因を特定することが重要です。専門家のアドバイスを受けながら、適切な対策を講じることで、結露問題を解決できる可能性が高いです。諦めずに、積極的に問題解決に取り組んでください。

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