結露による窓枠パッキンのカビ除去と予防対策:新築マンションでの具体的な解決策

結露による窓枠パッキンのカビ除去方法を教えてください。新築マンションに入居して初めての冬です。結露に悩まされています。毎朝水滴をふき取っていますが、窓枠のパッキンに黒い点のカビがついてしまいました。浴室ならカビキラー等を使ったあと、水で流せますが、窓枠でそれはできないので、体にやさしい他の方法を教えてください。寝室が特に結露がひどく、角部屋でもあり窓が多いので毎朝大仕事です。まだ入居して半年なので、これ以上カビを進行させたくありません。それから、パッキンを交換するような工事もできるんでしょうか?経験ある方、費用はどの程度でしたか?補足ご丁寧な回答ありがとうございます。すみません、うちにあったのはカビハイターでした。浴室のみと説明書にありましたが、試してみたところカビが薄くなっているような気がします。混ぜてはいけないとありますが、ふき取り乾燥、何日か経てば、違う方法で試しても大丈夫でしょうか?キッチンハイターなんかもどうかなと思いまして。本当は、赤ちゃんがいるので体に害のない方法を見つけたいのですが。質問を重ねて、すみません。

窓枠パッキンのカビ除去:安全で効果的な方法

新築マンションでの結露によるカビ、特に窓枠パッキンのカビは、小さなお子さんを持つご家庭では特に心配ですよね。浴室用洗剤を窓枠に使用するのは危険なので、赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使える方法をご紹介します。

1. 重曹と水で安全にカビを除去

重曹は研磨作用と殺菌作用があり、環境にも優しく、人体への影響も少ないため、赤ちゃんがいる家庭でも安心して使用できます。

  • 用意するもの:重曹、水、スプレーボトル、マイクロファイバークロス
  • 手順:
    1. スプレーボトルに重曹小さじ2杯と水100mlを入れ、よく混ぜます。
    2. カビの付着したパッキンにスプレーし、数分間放置します。
    3. マイクロファイバークロスで優しくこすり洗いします。強くこすりすぎるとパッキンを傷める可能性があります。
    4. きれいな水で洗い流し、乾いたクロスで拭いて乾燥させます。

重曹は研磨力が弱いため、頑固なカビには効果が薄い場合があります。その場合は、次の方法も試してみてください。

2. アルコールスプレーでカビの繁殖を防ぐ

アルコールスプレーは、カビの繁殖を抑える効果があります。重曹で落とせなかったカビにも効果を発揮します。

  • 用意するもの:無水エタノール(薬局で購入可能)、スプレーボトル、マイクロファイバークロス
  • 手順:
    1. スプレーボトルに無水エタノールを適量入れ、水で希釈します(エタノール:水=1:1程度)。
    2. カビの付着したパッキンにスプレーし、数分間放置します。
    3. マイクロファイバークロスで拭き取ります。
    4. 換気をしっかり行い、完全に乾燥させます。

注意:アルコールは可燃性なので、火気厳禁です。換気を十分に行ってから作業を行いましょう。

3. カビハイターの使用について

ご使用中のカビハイターは浴室用と記載されているため、窓枠への使用は推奨できません。説明書に記載されている通り、使用用途を守ることが重要です。混ぜてはいけないと記載されているにもかかわらず、既に使用されたとのことですが、混ぜる行為は危険なので、今後は避けてください。 もし、カビハイターを使用する場合は、換気を十分に行い、ゴム手袋とマスクを着用して作業を行いましょう。使用後は、必ず手を洗い、目に入った場合はすぐに水で洗い流してください。

4. プロの業者に依頼する

上記の方法で改善が見られない場合、またはカビがひどい場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、安全で効果的な方法でカビを除去し、再発防止策も提案してくれます。費用はカビの状況や作業範囲によって異なりますが、数千円から数万円程度が相場です。

結露対策:根本的な解決策

カビを除去するだけでなく、結露の根本原因に対処することも重要です。

1. 換気の徹底

窓を開けて換気をすることが最も効果的な結露対策です。特に朝晩は気温差が大きいため、こまめな換気が重要です。

2. 除湿機の活用

除湿機を使用することで、室内の湿度を下げ、結露の発生を抑えることができます。特に寝室など、結露しやすい部屋に設置することをおすすめします。

3. 室内温度の調整

室温と外気温の差が大きいほど結露が発生しやすいため、室温を適切に保つことが重要です。暖房を使用する場合は、室温を上げすぎないように注意しましょう。

4. 窓ガラスの断熱対策

窓ガラスに断熱フィルムを貼ることで、結露の発生を抑えることができます。断熱効果の高い窓ガラスへの交換も効果的です。

5. カーテンの工夫

厚手のカーテンを使用することで、窓からの冷気を遮断し、結露の発生を抑えることができます。

パッキンの交換について

窓枠のパッキンは経年劣化により劣化し、交換が必要になる場合があります。交換費用は、パッキンの種類や窓の数、業者によって異なりますが、1窓あたり数千円から1万円程度が相場です。交換は専門業者に依頼するのが一般的です。

まとめ

結露による窓枠パッキンのカビは、適切な対策を行うことで防ぐことができます。安全な方法でカビを除去し、結露対策を徹底することで、快適な住環境を保ちましょう。赤ちゃんがいるご家庭では、特に安全性を重視した方法を選ぶことが重要です。 今回の経験を活かし、今後もこまめな清掃と適切な換気、そして結露対策を継続することで、カビの発生を防ぎ、健康的な生活を送ってください。

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