結婚を機に引越し!知人に部屋を譲りたい!名義変更や条件交渉の可能性は?

引越しについて質問です。実は結婚のため引越す予定があるのですが、私が現在住んでいた部屋をすごく気に入っている知人が、「引っ越しするならその後その部屋に住みたいんだけど・・・」と言ってきました。私としては、全然構わないので、私の退去後、その知人が入れるように退居予告をする際にその旨を不動産会社に伝えようと思っています。そこで、下記の点について交渉してみる価値があるか教えて下さい。(1点め)転貸は禁止条項なので、それはするつもりはないのですが、例えば、私の契約を名義変更という形で契約期間を引き継いでもらうということは可能でしょうか?その場合、私が支払った敷金も当然知人に引継ぎます。私の契約期間はまる1年残っています。引き継いだ場合、1年後更新が来ますが、知人は1年後に更新が来ても構わないと言っています。・メリット等 知人は初期費用の支払は保険や鍵交換、事務手数料くらいだと思うので、少なくてすみます。(ちなみに通常であれば敷1、礼1、仲介手数料なし)私も敷金を知人から頂くので、敷金の精算がされずに戻ってくるので嬉しいです。また、私は1人から2人暮らしになるので、不要な家具がたくさん出ます。そのうちいくつかは知人がもらいたいと言っているので、引越しの際に置きっぱなしにしても良いので、処分の手間と費用がかからなくて済みます。貸主は礼金の入金はないのですが、空室期間がゼロになるので1ヶ月分の賃料収入や募集掲載の費用等を考えるとマイナスではないように思います。また、敷金の精算や室内クリーニングの手間も省けます。(2点め)契約の引継がダメで再度契約の場合 上記で記載した通り、知人に家具を譲るため、室内クリーニングを断ったり、空室期間がないということで礼金をなくしてもらう等の交渉はしても良いでしょうか。もし、交渉の結果無理でも仕方がないのですが、交渉してみる価値があれば、してみようかと思っています。皆様のお考えを聞かせて下さい。宜しくお願いします。

結婚による引越しと部屋の譲渡:名義変更の可能性と交渉ポイント

結婚を機に引越しを検討されているとのこと、おめでとうございます!そして、お部屋を気に入ってくれている知人の方にも良い知らせですね。 しかし、賃貸契約の名義変更や条件交渉は、いくつかの注意点がありますので、順を追って見ていきましょう。

1.契約の名義変更は可能か?

結論から言うと、賃貸契約の名義変更は、原則として不可能です。賃貸借契約は、家主と借主の間で成立する非常に個人的な契約です。 契約書には、借主としてあなたの氏名が記載されており、それを一方的に変更することは、契約違反に当たる可能性が高いです。不動産会社も、契約者以外の者への名義変更を認めることは稀です。

ただし、例外的に家主が承諾する場合もあります。家主の承諾を得られれば、契約更新時に知人の方を新しい借主として契約を結び直すことは可能です。しかし、これは家主の判断に委ねられるため、必ずしも可能とは限りません

2.交渉の価値はあるか?メリット・デメリットを検証

知人の方と家主双方にとってメリットがあることを明確に示すことが、交渉成功の鍵となります。

メリット

* 家主にとってのメリット:空室期間がなくなるため、家賃収入の損失を防げます。募集広告費用や空室管理費用も削減できます。また、退去時の敷金精算や清掃の手間も省けます。
* 知人にとってのメリット:初期費用(敷金、礼金、仲介手数料)の大幅な削減が期待できます。気に入っている部屋をすぐに住めるというメリットも大きいです。
* あなたにとってのメリット:敷金の返還がスムーズに行われます。不要な家具の処分費用と手間が省けます。

デメリット

* 家主にとってのデメリット:礼金収入がない(交渉次第ではゼロになる可能性あり)。新たな契約手続きの手間がかかります。
* 知人にとってのデメリット:契約期間満了後の更新が必要となること。
* あなたにとってのデメリット:名義変更が認められない場合、交渉が失敗する可能性があります。

3.交渉する際のポイント

交渉にあたっては、以下の点を意識しましょう。

(1) 事前に不動産会社に相談する

まず、不動産会社に状況を説明し、名義変更や条件交渉の可能性について相談することが重要です。不動産会社は家主との連絡窓口となり、交渉をスムーズに進める上で大きな役割を果たします。

(2) 家主にメリットを明確に示す

家主は、空室期間による損失を最も懸念しています。空室期間がゼロになること、清掃費用や募集費用が削減できることを明確に伝えましょう。 具体的な金額を提示することで、家主の理解を得やすくなります。

(3) 知人との合意形成

知人の方と、交渉内容について事前にしっかり話し合っておきましょう。特に、更新時の対応や、もし交渉がうまくいかなかった場合の代替案についても合意しておくと安心です。

(4) 書面で交渉内容をまとめる

交渉内容を明確にするため、書面でまとめましょう。家主との合意事項を明確に記載することで、後々のトラブルを防ぐことができます。

4.契約の引継ぎがダメだった場合の交渉

名義変更が認められなかった場合でも、以下の交渉は可能です。

* 礼金の減額または免除:空室期間がないことを理由に、礼金の減額または免除を交渉してみましょう。
* 室内クリーニングの省略:知人の方と家具を譲渡することで、室内クリーニングを省略できる可能性があります。ただし、これは家主の判断に委ねられます。
* 敷金の減額:家具の譲渡を考慮して、敷金の減額を交渉するのも有効です。

5.専門家の意見

賃貸不動産に関する法律に詳しい弁護士や不動産会社などに相談することで、より適切なアドバイスを受けることができます。特に、契約に関する複雑な問題や、家主との交渉が難航した場合は、専門家の力を借りることをおすすめします。

まとめ

結婚を機に引越し、そして知人への部屋の譲渡、良いお話ですね。しかし、賃貸契約の名義変更は難しい場合が多いです。家主との交渉は、双方のメリットを明確に示すことが重要です。不動産会社との連携、そして必要であれば専門家への相談を検討しながら、慎重に進めていきましょう。

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