純日本家屋×洋風ナチュラルインテリア:6畳和室2部屋のリノベーション術

旦那の祖父母が隠居する用に使っていた部屋に数年後引っ越します。純日本家屋で、梁もあって床の間もある和室6畳が2部屋障子で仕切られて並んでいます。細い廊下をはさんですぐに小さな台所です。部屋を囲むふすまは、取っ払ってテレビや家具を置こうと思っています。入居するにあたって、畳をフローリングにリフォームしようとは思っています。でも壁とか造りが昔話に出てくるような和な家。和風の家具やインテリアが苦手なので、どうしても洋風のナチュラル(アイボリーやベージュ)な感じにしたいんですが、センスが無いのでどうしてよいかも分かりません。ネットで探すのですが、今時の実例って洋風の作りの家の例しか無くて・・・和室だと、思いっきり和風にコーディネートされているものばかり。床の間もあるような和室に合わせた洋風インテリアコーディネートの実例が見れるサイトはありますか?ただでさえ薄暗い和室なので、明るく快適にするアドバイスや参考になるものをぜひ教えて下さい!

純日本家屋に洋風ナチュラルインテリアを取り入れるためのステップ

築年数の経った純日本家屋に、現代的な洋風ナチュラルインテリアを取り入れるのは、大きなチャレンジであり、同時に大きな魅力があります。既存の和の要素と新しい洋風のテイストを調和させることで、唯一無二の空間を創り出すことができます。この記事では、アイボリーとベージュを基調とした、明るく快適な空間を実現するための具体的なステップをご紹介します。

1. 床のリフォーム:畳からフローリングへ

まず、畳からフローリングへのリフォームは、洋風インテリア導入の第一歩です。 アイボリーやベージュ系の明るい色のフローリングを選ぶことで、空間を明るく開放的に見せることができます。 傷や汚れに強い素材を選び、将来的なメンテナンスの容易さも考慮しましょう。 例えば、オーク材のフローリングは、ナチュラルな雰囲気と上品さを兼ね備えています。

2. 壁と天井:和の要素との調和

既存の壁や天井は、そのまま活かすことで、歴史を感じさせる独特の雰囲気を醸し出すことができます。 ただし、薄暗さを感じやすい和室では、壁の色を白やアイボリー系の明るい色に塗り替えることを検討しましょう。 漆喰や珪藻土などの自然素材を使用すれば、調湿効果も期待できます。 天井には、間接照明を取り入れることで、柔らかな光で空間を包み込み、よりリラックスできる雰囲気を演出できます。

3. 間仕切りの撤去と空間の統一

障子で仕切られた2部屋を繋げることで、より広々とした空間を作ることができます。 ふすまを取り払い、開放的な空間にすることで、圧迫感を解消し、光を効率的に取り込むことができます。 ただし、完全に開放するのではなく、必要に応じて間仕切りとしてカーテンやパーテーションを使うことも検討しましょう。

4. 家具選び:洋風ナチュラルスタイルの導入

家具選びは、全体の雰囲気を決定づける重要な要素です。 アイボリーやベージュを基調とした、シンプルでナチュラルなデザインの家具を選びましょう。 例えば、白木のテーブルやソファ、ラタン製のチェアなどは、和の空間に自然と溶け込みます。 収納家具は、壁面収納を取り入れることで、スペースを有効活用し、すっきりとした印象に仕上げることができます。

5. 照明計画:明るさと温かさを演出

薄暗い和室を明るくするためには、照明計画が不可欠です。 天井照明だけでなく、間接照明やスタンドライトなどを組み合わせることで、柔らかく温かみのある光を演出できます。 自然光を最大限に取り入れるために、カーテンは透け感のある素材を選びましょう。

6. アクセントカラー:個性をプラス

アイボリーとベージュを基調とした空間には、アクセントカラーとして、淡いグリーンやブルーを取り入れることで、より洗練された雰囲気を演出できます。 クッションやラグ、グリーンなどの小物で、さりげなく色を取り入れてみましょう。

7. 床の間の活用:和と洋の融合

床の間は、和室の象徴的な空間です。 そのまま残す場合は、シンプルな花瓶やオブジェを飾ることで、和の要素を残しつつ、洋風インテリアにも調和させることができます。 あるいは、床の間を収納スペースとして活用することも可能です。

8. 専門家への相談:プロの意見を参考に

インテリアコーディネートに自信がない場合は、インテリアコーディネーターや建築士に相談することをおすすめします。 プロの意見を参考にしながら、自分らしい空間を創り上げていきましょう。

具体的な実例とアドバイス

例えば、6畳の和室2部屋を繋げ、フローリングをアイボリー系のオーク材、壁を白く塗り替えたとします。 家具は、白木のダイニングテーブルとベンチ、ベージュのソファ、ラタンチェアなどを配置します。 照明は、シーリングライトに加え、間接照明としてダウンライトやフロアライトを使用し、温かみのある空間を演出します。 アクセントカラーとして、グリーンの観葉植物やブルーのクッションなどを配置することで、より自然でリラックスできる空間が完成します。

まとめ:和と洋の融合で、あなただけの空間を

純日本家屋に洋風ナチュラルインテリアを取り入れることは、容易ではありませんが、工夫次第で魅力的な空間を創り出すことができます。 この記事でご紹介したステップやアドバイスを参考に、あなただけの個性あふれる空間をデザインしてください。 アイボリーやベージュを基調とした、明るく快適な住まいを実現し、快適な生活を送られることを願っています。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)