精神障害者と難病の妹の介護:自立と妹の法的保護について

私は精神障害者で障害者手帳を持っています。障害年金ももらっています。どちらも等級は2級です。現在通院しながら実家で暮らしています。ただ、家族に理解がありません。精神障害を持ち障害者手帳も持つ私に難病の妹の世話をさせます。妹はほぼ寝たきりで、食事やトイレ、着替えも人の手を借りなければいけません。うつも併発しているので、正直一日中ずっと側にいる私は発狂しそうです。ですが、家族は部屋に様子を見に来ることすらしません。妹が寝たきりになるまで家族は少しも動かず、今になって慌てて身体障害者手帳や年金の申請などをしています。このまま家にいても病気が悪化するだけだと思うのです。主治医は生活保護などが利用できるのなら自立をしなさいと勧めています。でも私が家を出たときに妹が放置されることも危惧しています。そこで質問です。・私が精神障害者であることに理解がないことを理由に実家を出て施設などに入ることは可能か・私が家を出ると妹の実際的な世話をする人がいなくなるが、その場合妹に対し法的保護などはあるのか(難病指定はされているが、まだ身体障害者手帳は申請中でもらっていない)・もしも私の入れる可能性のある施設などがあるのなら教えてほしい(岡山在住)※私と妹は共に成人しています※ここに行けば説明してもらえるよという回答でも助かります。回答お願いします。

精神障害と介護の困難:自立支援の道を探る

ご自身の精神的な負担と、難病の妹さんの介護の両面で非常に辛い状況にあるとのこと、心よりお見舞い申し上げます。家族からの理解がない状況下で、ご自身と妹さんの未来を真剣に考えられている姿勢に敬意を表します。 まず、ご質問にお答えしていきましょう。

1. 精神障害を理由に実家を出て施設に入ることは可能か?

はい、可能です。ご自身の精神状態の悪化を防ぎ、適切な支援を受けるために、実家を出て施設に入ることは正当な選択です。精神障害者の方を支援する施設はいくつか種類があり、それぞれの特性に合わせて選ぶことができます。

* **精神科病院:** 医学的な治療とケアを必要とする場合に適しています。入院治療が必要な場合や、定期的な通院が必要な場合に利用を検討できます。
* **グループホーム:** 少人数で共同生活を送る施設です。スタッフのサポートを受けながら、自立した生活を目指せます。精神的な安定を図りながら、社会参加へのステップとしても有効です。
* **ケアハウス:** 高齢者や障害者の方が自立した生活を送れるよう支援する施設です。比較的軽度の障害の方や、ある程度の自立生活が可能な方が利用できます。
* **障害者支援施設:** 重度の障害を持つ方が生活する施設です。介護や日常生活の支援を必要とする方が利用できます。

ご自身の症状や自立度、経済状況などを考慮して、最適な施設を選ぶことが重要です。 主治医の先生に相談することで、適切な施設を紹介してもらえる可能性が高いです。また、岡山県福祉保健局や市町村の障害福祉課などに相談することで、利用可能な施設の情報や手続き方法について詳しく教えてもらえます。

2. 妹さんの法的保護について

妹さんが身体障害者手帳の申請中とのことですが、寝たきり状態であることから、早急に申請を進めることをお勧めします。手帳取得後、介護サービスの利用が可能になります。

妹さんの介護について、ご自身が家を出た場合、妹さんの世話をする人がいなくなってしまうというご心配は当然です。この場合、以下の様な法的保護を検討する必要があります。

* **成年後見制度:** 判断能力が不十分な成年者の財産管理や身上保護を行う制度です。弁護士や司法書士、社会福祉士などが後見人となり、妹さんの生活全般を支援します。
* **障害者総合支援法に基づくサービス利用:** 身体障害者手帳を取得することで、介護保険サービスや各種福祉サービスを利用できます。ホームヘルプサービスやデイサービスなどを活用することで、妹さんの介護を外部に委託することが可能になります。
* **家族以外による介護:** 妹さんの状況を踏まえ、有料の介護サービス業者に委託することも検討できます。

これらの制度を利用するには、まず妹さんの身体障害者手帳の申請を完了させることが重要です。 岡山県内の福祉事務所に相談し、手続き方法や具体的なサービス内容について確認しましょう。

3. 岡山県内の施設情報

岡山県には、精神障害者や身体障害者を支援する様々な施設があります。 具体的な施設名は、プライバシー保護の観点からここでは記載できませんが、以下の機関に相談することで、ご自身の状況に合った施設を紹介してもらえます。

* **岡山県福祉保健局:** 県全体の福祉サービスに関する情報を提供しています。
* **岡山市(または居住地の市町村)の障害福祉課:** 地域に密着した福祉サービスの情報提供や、施設紹介などを行っています。
* **主治医:** ご自身の精神状態や介護状況を熟知している主治医の先生は、最適な施設や支援策をアドバイスしてくれるでしょう。

これらの機関に連絡を取り、ご自身の状況を詳しく説明し、相談することをお勧めします。

具体的な行動計画

1. **主治医への相談:** まず、主治医の先生に現状を詳しく相談し、適切な施設や支援策についてアドバイスを求めましょう。
2. **福祉事務所への相談:** 岡山市(または居住地の市町村)の障害福祉課に連絡し、利用可能な施設やサービス、手続き方法について相談しましょう。
3. **妹さんの身体障害者手帳申請:** 妹さんの身体障害者手帳申請を速やかに進めましょう。申請に必要な書類や手続き方法は、市町村の福祉事務所で確認できます。
4. **成年後見制度の検討:** 妹さんの状況によっては、成年後見制度の利用も検討しましょう。弁護士会や司法書士会などに相談することで、制度の内容や手続き方法について詳しく知ることができます。
5. **介護サービスの利用検討:** ホームヘルプサービスやデイサービスなど、介護サービスの利用を検討しましょう。介護保険サービスの利用には、妹さんの身体障害者手帳が必要です。

専門家の視点

精神科医や社会福祉士などの専門家は、ご自身の状況を理解し、適切なアドバイスや支援を提供してくれます。 一人で抱え込まず、積極的に専門家の力を借りることが重要です。

まとめ

ご自身の精神的な健康と妹さんの介護、どちらも非常に困難な状況ですが、決して諦めないでください。 行政機関や専門機関の支援を受けながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。 まずは主治医や福祉事務所に相談し、具体的な行動計画を立ててください。 必ず、あなたと妹さんにとってより良い未来が開けるはずです。

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