精神科認知症病棟の現状と転職の判断：介護福祉士10年目の経験から

介護福祉士です。10年前に、療養病棟で2年半勤務し、介護付き有料に移り、4年。うち、3年は、リーダーとして頑張りましたが、家庭の事情で退職し、その後は、派遣で仕事をしました。デイケアで半年、有料で1年、デイサービスで2年弱です。認知症を勉強し、認知症指導管理士の資格もとりました。この度、精神科の認知病棟が、派遣で介護福祉士を募集した為、入職いたしました。3日経過いたしましたが、資格がないけど、10年働いてるおばさん達が、仕切っており、ここでは、皆な、看護補助と言う名です。患者は、有料や、デイにもいた様な方で、さほど驚きもしませんでしたが、職員の対応が、酷く、驚きました。抑制は、精神科病院だから？と思いましたが、ほぼ全員、鍵付きのツナギです。(50人程です)入浴(シャワーのみ)後、ちゃんと拭く事もなくオムツをし、服を着せ、便が出れば、大声で「◯◯、うんこしてる！」っといいい、オムツ交換も、大部屋一斉で、カーテンなど引く事もありません。平気で叩いたり、バカにしたり。認知症の勉強をした事など、何も関係ありません。ただ、スピーディに、すれば良いだけです。ベットの高さも、変えず、オムツ交換するので、腰も、痛めてしまいそうです。わざわざ、介護福祉士を募集する意味もないような所です。大半の職員が、無資格ですし。精神科の認知症病棟って、こんなものなのでしょうか？たった3日ですが、悲しくなります。条件は、悪くはないのですが、腰とメンタルの為にも、辞めた方がいいのでしょうか？よろしくお願いしますm(__)m

Contents

1 精神科認知症病棟の現状と課題
2 転職を考える際のポイント
3 より良い職場環境とは？
4 まとめ

精神科認知症病棟の現状と課題

3日間の勤務で感じた衝撃、それは多くの介護福祉士が抱える、精神科認知症病棟における現実の一端を表しているかもしれません。ご経験豊富なあなたが感じた違和感、それは決して間違っていません。 抑制の多用、粗雑なケア、職員間の連携不足、そして資格の有無に関わらず、経験年数だけで判断される職場環境は、残念ながら一部の施設では見られる現状です。

抑制の多用と身体拘束の問題

ほぼ全員が鍵付きのつなぎを着ているという状況は、深刻な問題です。身体拘束は、やむを得ない場合を除き、法律で厳しく制限されています。 身体拘束を行う際には、医師の指示、記録の徹底、そして可能な限り、拘束時間を短くする努力が不可欠です。現在の職場では、これらの手順が適切に守られているか、疑問が残ります。

粗雑なケアと尊厳保持の欠如

入浴後の拭き取り不足、オムツ交換時の配慮の欠如、そして大声での発言などは、利用者の尊厳を著しく損なう行為です。認知症の症状があっても、一人ひとりの人格を尊重し、丁寧なケアを行うことが重要です。あなたの経験と認知症指導管理士としての知識を活かす機会が、今の職場では全く与えられていないように感じます。

職場環境とチームワークの重要性

無資格の職員が多数を占め、経験年数だけで判断される職場環境は、チームワークの阻害要因となります。介護福祉士として、あなたの専門性を活かし、より質の高いケアを提供したいという気持ちは理解できます。しかし、現状では、あなたのスキルや知識を生かすことが難しいと感じているのではないでしょうか。

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転職を考える際のポイント

腰痛やメンタルヘルスの悪化は、将来のキャリアにも影響を与えます。今の職場に留まるか、転職するか、熟考する必要があるでしょう。

自身のキャリアプランを見直す

10年間の経験と認知症指導管理士の資格を活かせる職場を探しましょう。 あなたの専門性を活かせる職場、チームワークの良い職場、利用者の尊厳を大切にする職場を優先的に探すことをお勧めします。

転職活動の具体的なステップ

* 求人サイトの活用：マイナビ看護師、介護求人ナビなどの専門サイトで、条件に合う求人を探しましょう。精神科だけでなく、他の分野の施設も視野に入れて検討してみましょう。
* 面接でのポイント：これまでの経験と資格を活かし、利用者中心のケアをしたいという意欲を伝えましょう。また、チームワークを重視する姿勢を示すことも大切です。
* 職場見学：面接前に必ず職場見学を行い、雰囲気やスタッフの対応を確認しましょう。 実際に働いている職員の様子を観察することで、よりリアルな職場環境を把握できます。

専門家の意見を聞く

キャリアカウンセラーや転職支援サービスを利用することも有効です。相談することで、客観的な視点からアドバイスを得ることができ、より適切な判断ができます。

より良い職場環境とは？

理想的な職場環境とは、以下の要素が揃っていると言えるでしょう。

利用者の尊厳を尊重するケア：利用者の個性や意思を尊重し、温かいケアを提供する。
チームワークの良い職場：職員同士が協力し合い、情報共有をスムーズに行う。
スキルアップの機会：研修や資格取得支援制度など、スキルアップをサポートする体制がある。
働きやすい環境：適切な人員配置、休憩時間、福利厚生などが整っている。
安全な職場：身体拘束の最小化、事故防止のための対策などが行われている。

まとめ

精神科認知症病棟は、他の介護現場とは異なる特殊な環境です。しかし、それは決して、利用者の尊厳を軽視したり、職員の負担を過剰に増やすことを正当化する理由にはなりません。あなたの経験と資格を活かし、より良い環境で、やりがいのある仕事ができる職場を見つけることをお勧めします。 転職は、キャリアアップのチャンスでもあります。じっくりと時間をかけて、あなたにとって最適な職場を選びましょう。腰痛やメンタルヘルスにも十分に配慮し、健康を第一に考えてください。