精神疾患を持つ母親との同居問題と、住居からの退去について

【障害母】私名義の家に住む母を追い出す事は可能でしょうか【長文】 実家に精神障害の母と2人で暮らしています。元は父の物でしたが競売にかけられ、それを親戚が落札し私へ贈与してれました。 母は私が小学生の頃から家事も一切せず一日中ぼーっとタバコを吸い寝ていたり、ぶつぶつ独り言を言いながら1人でヒステリーを起こしたり、訳の分からない図を書き「金融機関に狙われている」「他の家の光熱費まで余分に支払わされてる」など、小学生の私にも明らかに異常と分かる言動がありました。 中学の頃、父と相談して精神科に受診させようと試みました。父が運転中の車のハンドルを握り、父が急ブレーキを踏んだ所を逃げられる事があり、危険なので精神科へ運べず父と私は諦めてしまいました。 父は仕事が忙しく持病もあった為、母の面倒まで見切れず、母は何もしないのに父や私に当り散らしたり、指図するような物言いをしていて、それに嫌気が差したのか失踪しました。 母からのストレスのせいか私も精神を患うようになり、仕事をしても途中で辞めてしまい安定せず、大嫌いな母のいる実家から離れられないでいます。 その後、母は禁煙の場所でタバコを吸っていて注意した店員に掴みかかる暴力事件を起こし、精神病院へ強制入院、その時初めて精神障害1級の統合失調症と診断されました。 私は診断が下された事にほっとして仕事を探も見つかり落ち着いて働けていました。 しかし数ヵ月後、母の担当医に入院を継続できないか尋ねた所、院内での様子は落ち着いているので、一時帰宅から退院させなければならない、母の人権を無視して拘束できないと言われ1年程で退院してきました 母が退院してくると聞いて私は不安定になり仕事を辞めました。母は今でも夜中ぶつぶつ言ったり、変な図を書いて箪笥に貼り付けたり、家をドタドタ動き回って私が眠れないし、1日に何回も私の部屋のドアを用もないのに開けて名前を呼び閉める私を監視するかのような行動を取るので私が落ち着かずイライラしたり気が滅入ります。恐怖感もあります 私にとって母は害悪でしかありません。このように実害があって、かつ私名義の家に住んでる場合、母を追い出す事は可能でしょうか? 入院時に母の保護者選任通知を受けています。私と母は無職で私は過去の貯金を崩して、母は障害者年金です。経済的余裕も養う気も無いですが保護者としてこのまま母と同居しなければならないのでしょうか

精神疾患と住居問題:法的観点からの考察

ご質問にある状況は、非常に困難で、ご自身も苦しんでいらっしゃることが痛いほど伝わってきます。まず、結論から言うと、簡単に「追い出す」ことはできません。 しかし、状況によっては、母上の方への適切な支援と、ご自身の安全・生活を守るための法的措置を検討できる可能性があります。

民法上の親族関係と扶養義務

民法上、親には子の扶養義務があり、子には親の扶養義務があります。しかし、これは絶対的なものではなく、状況に応じてその範囲や内容が変化します。 母上は精神疾患を抱え、ご自身もその影響を受けている状態です。 この状況下で、単純に「追い出す」ことは、扶養義務違反として訴えられる可能性があります。

成年後見制度の活用

母上の精神状態を鑑みると、成年後見制度の利用を検討すべきです。成年後見制度とは、判断能力が不十分な方のために、後見人を選任し、財産管理や身上監護を行う制度です。

  • 後見人を選任: 家庭裁判所に申し立て、後見人を選任してもらうことで、母上の財産管理や生活上の意思決定を支援できます。ご自身ではなく、信頼できる親族や弁護士などが後見人になることも可能です。
  • 保佐・補助制度: 全ての意思決定を後見人に委ねるのではなく、一部の意思決定についてのみ支援を受ける保佐・補助制度もあります。母上の状態に合わせて適切な制度を選ぶことが重要です。

成年後見制度を利用することで、母上の生活を適切に支援しながら、ご自身の負担を軽減し、安全な生活を確保する道が開けます。

福祉サービスの利用

母上は精神障害者1級の統合失調症と診断されており、障害者年金を受給されているとのことです。この状況では、様々な福祉サービスの利用が可能です。

  • デイサービス: 日中、母上を施設に預けることで、ご自身の時間を確保できます。
  • グループホーム: 母上にとって適切な生活環境を提供するグループホームへの入居を検討できます。
  • 訪問介護サービス: 介護職員が定期的に自宅を訪問し、母上の身の回りの世話をしてくれます。
  • 精神科デイケア: 精神疾患を持つ方の社会復帰を支援するデイケアを利用することも可能です。

これらのサービスを利用することで、母上への適切なケアを行いながら、ご自身の精神的な負担を軽減することができます。

住居からの退去:最終手段としての検討

上記のような支援策がうまく機能せず、ご自身の安全や健康に深刻な支障をきたす場合、住居からの退去を検討することも考えられます。しかし、これは最終手段であり、裁判手続きが必要となる可能性が高いです。

  • 弁護士への相談: 裁判手続きを進める前に、必ず弁護士に相談しましょう。弁護士は、ご自身の状況を正確に判断し、適切な法的措置をアドバイスしてくれます。
  • 証拠の収集: 母上による暴言・暴力などの具体的な証拠(録音、写真、日記など)を収集しておくことが重要です。裁判において、これらの証拠は非常に重要な役割を果たします。
  • 調停・訴訟: 弁護士のアドバイスに基づき、家庭裁判所での調停や、必要であれば訴訟手続きを進めることになります。

インテリアと精神状態の関連性:住環境の改善

住環境は精神状態に大きな影響を与えます。母上との同居が困難な状況であることから、住居のレイアウトやインテリアの変更も検討してみましょう。

プライバシーの確保

ご自身の部屋に鍵をつける、防音対策を行うなど、プライバシーを確保する工夫は非常に重要です。落ち着ける空間を作ることで、精神的な負担を軽減できます。

色の効果

グレーは落ち着きを与え、精神的な安定を促す効果があるとされています。ご自身の部屋をグレーを基調としたインテリアにすることで、リラックスできる空間を作ることができます。カーテン、ベッドカバー、壁の色などをグレーにすることで、穏やかな雰囲気を演出できます。ただし、グレーばかりだと暗くなりすぎるため、他の色と組み合わせる工夫が必要です。例えば、アイボリーやベージュなどの暖色系と組み合わせることで、明るさと落ち着きを両立できます。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターや精神科医に相談することで、より効果的な住環境の改善策を得られる可能性があります。

まとめ

母上との同居問題は、法的、心理的、経済的に複雑な問題です。ご自身の安全と精神的な健康を第一に考え、成年後見制度や福祉サービスの利用、弁護士への相談などを検討してください。住環境の改善も、精神的な負担軽減に役立ちます。焦らず、一つずつ問題に取り組んでいきましょう。

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