精神疾患を持つ兄のための適切な施設探し:関東圏の支援体制と具体的なステップ

更正施設?のような施設を探しています。私には精神異常の兄が居ます。子供の頃から膠原病を患っています。今は成人済みなのですが、奇声を発したり、家族の部屋に勝手に入ったり、家族の金を盗んだり、最近は家族の私物を盗んでは売って金にしているようです。仕事もせずほとんどは家に居ます。たまに外に出るときは盗んだお金で食料を買ったり遊んだりしています。そんな生活がずっと続いています。私は部屋に入られるのが嫌で鍵をかけたりしますが、壊されます…ドアも過去に二枚壊されました。両親も手がつけられずにだらだら放っておいてしまったのですが、こんな人が入れる施設などをご存知でしたら教えてください。できれば関東がいいのですが、入れるところがあるならば多くは望みません。とにかくこんな人とはこれ以上一緒に住みたくありません。家族の限界がくる前にどうにかしたいのですが…よろしくお願いします。

ご家族の状況と課題

ご家族の抱える状況は、非常に困難で、精神疾患と膠原病を併せ持つご兄弟の行動によって、ご家族の生活に深刻な支障をきたしていることが分かります。 ご兄弟の奇声、窃盗、私物売却といった行動は、ご家族の精神的・経済的負担を大きく増幅させているだけでなく、安全面での不安も招いていることでしょう。 ドアが壊されるなどの状況は、緊急性を要する事態と言えます。 長年放置してきたことへの後悔と、現状からの脱却を望む気持ち、よく分かります。

適切な施設の種類と選び方

ご兄弟の状況から、単なる更正施設ではなく、精神疾患への専門的な対応医療的ケアが必要な施設を探すべきです。 関東圏には、様々な種類の施設が存在しますので、それぞれの特徴を理解した上で、ご兄弟に最適な場所を選ぶことが重要です。

1. 精神科病院

入院治療が必要な場合は、精神科病院が選択肢となります。 急性期の症状の安定化や、薬物療法による症状コントロール、そして、精神科医による継続的な治療を受けることができます。 しかし、入院期間が長期に及ぶ場合もあり、費用も高額になる可能性があります。

2. 精神科デイケア

通所型のサービスで、日中に施設に通い、作業療法や集団療法などに参加できます。 症状の安定した状態にある方や、社会復帰を目指している方に適しています。 自宅での生活を維持しながら、社会参加の機会を得ることが可能です。

3. グループホーム

少人数で共同生活を送る施設で、スタッフによる生活支援を受けながら、自立した生活を目指せます。 精神疾患を持つ方が安心して暮らせるよう、生活環境やサポート体制が整えられています。 ただし、受け入れ条件や空き状況は施設によって異なります。

4. 障害者支援施設

身体障害や知的障害、精神障害を持つ方が生活する施設です。 介護が必要な方や、生活全般の支援が必要な方に向いています。 施設によっては、医療的なケアも提供している場合があります。

施設探しにおける具体的なステップ

1. 地域の相談窓口への連絡:まずは、お住まいの地域の精神保健福祉センター地域包括支援センターに相談することをお勧めします。 専門の相談員が、ご兄弟の状況を丁寧に聞き取り、適切な施設や支援サービスを紹介してくれます。 相談は無料で、プライバシーも守られます。

2. 医療機関への相談:主治医がいらっしゃる場合は、主治医に相談し、施設紹介を依頼しましょう。 主治医はご兄弟の状態を良く理解しており、最適な施設選びに役立つアドバイスをしてくれます。

3. インターネット検索とパンフレット請求:インターネットで「精神科病院 関東」「グループホーム 関東」「障害者支援施設 関東」などのキーワードで検索し、気になる施設があれば、パンフレットを請求してみましょう。 施設の雰囲気やサービス内容、利用料金などを事前に確認できます。

4. 施設見学:複数の施設を見学し、実際に施設の雰囲気やスタッフの対応、利用者の様子などを確認しましょう。 ご兄弟が安心して生活できる環境かどうかを判断する上で、非常に重要なステップです。

5. 手続きと契約:適切な施設が見つかったら、必要な手続きを行い、契約を結びます。 手続きには、医師の診断書やご兄弟の身分証明書などが必要となる場合があります。

ご家族へのアドバイス

* ご自身のケアを優先:ご兄弟のケアに疲弊しないよう、ご自身のメンタルヘルスにも気を配りましょう。 相談窓口や支援団体などを活用し、定期的に休息を取ることも大切です。
* 家族間のコミュニケーション:ご家族内で状況を共有し、協力体制を築きましょう。 それぞれの役割分担を明確にすることで、負担を軽減できます。
* 法律相談:ご兄弟の行動によって、法的トラブルが発生する可能性があります。 必要に応じて、弁護士に相談することを検討しましょう。

専門家の視点

精神科医や社会福祉士などの専門家は、ご兄弟の状況を客観的に評価し、適切な支援策を提案してくれます。 専門家のアドバイスを参考にしながら、ご家族皆で最善の解決策を見つけることが重要です。

まとめ

ご兄弟の状況改善には、専門機関の協力を得ながら、段階的に進めていくことが重要です。 焦らず、一つずつステップを踏んでいくことで、ご家族にとってより良い未来を築き上げられると信じています。 まずは、地域の相談窓口に連絡し、専門家のアドバイスを受けることから始めてみましょう。

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