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お風呂のカビ発生原因:後付け浴槽の隙間と換気の問題
築9年のデザイナーズマンション、7階で風通しも良いのにカビが発生する原因は、後付け浴槽と壁の隙間にある可能性が高いです。この隙間は、湿気がこもりやすく、カビの温床になりやすい場所です。また、換気扇だけでは十分な換気ができていない可能性も考えられます。赤っぽいカビは赤カビ(サーモフィリック菌)、黒い斑点は黒カビ(コウジカビなど)の可能性があります。どちらも健康被害を及ぼす可能性があるため、放置しないことが重要です。妊娠中ということもあり、より一層迅速な対策が必要です。
妊娠中ママでもできる!カビ対策5選
毎日のお風呂掃除は大変ですし、カビキラーの強い匂いも辛いと思います。そこで、妊娠中の方でもできる、安全で効果的なカビ対策を5つご紹介します。
1.徹底的な乾燥:浴室乾燥機と換気の併用
浴室乾燥機を積極的に活用しましょう。入浴後、浴室乾燥機を30分~1時間稼働させ、浴室全体を乾燥させます。窓を開けて換気扇を回すだけでは不十分な場合も多いので、浴室乾燥機と併用することでより効果的です。乾燥させることで、カビの発生を抑えることができます。
2.隙間からの湿気侵入を防ぐ:コーキング剤の活用
浴槽と壁の隙間は、カビの温床です。ホームセンターなどで手軽に購入できるコーキング剤を使って、隙間を埋めてしまいましょう。シリコン系のコーキング剤がおすすめです。作業は簡単ですが、換気をしっかり行い、手袋とマスクを着用して作業してください。妊娠中の方は、作業が負担になる場合は、業者に依頼するのも良いでしょう。
3.カビ予防スプレーの活用:重曹やアルコールスプレー
カビキラーのような強い薬剤は、妊娠中の方には負担が大きいです。そこで、重曹スプレーやアルコールスプレーを活用しましょう。重曹スプレーは、重曹を水に溶かしてスプレーボトルに入れ、カビやすい場所に吹きかけます。アルコールスプレーは、エタノールを水で薄めて使用します。これらは、カビの繁殖を抑える効果があります。ただし、効果が弱いので、こまめな清掃が重要です。
4.定期的な清掃:マイクロファイバークロスと洗剤
毎日のお掃除は大変ですが、最低でも2日に1回は、マイクロファイバークロスを使って、浴室全体を拭き掃除しましょう。マイクロファイバークロスは、吸水性に優れ、カビの胞子をしっかり吸着してくれます。洗剤は、弱アルカリ性の洗剤がおすすめです。カビキラーのような強い薬剤を使用する必要はありません。
5.プロの力を借りる:ハウスクリーニングの利用
どうしても自分で掃除が難しい場合は、ハウスクリーニング業者に依頼することを検討しましょう。専門業者であれば、的確なカビ対策をしてくれます。妊娠中という状況を伝えれば、安全な薬剤を使用してくれる業者を選んでくれるでしょう。費用はかかりますが、体への負担を軽減できるメリットがあります。
専門家(建築士)の視点:後付け浴槽の問題点
後付け浴槽は、既存の浴室構造に合わせた施工が難しい場合があります。そのため、浴槽と壁の間に隙間ができやすく、カビが発生しやすいという問題があります。特に、施工精度が低いと、隙間が大きくなり、カビの繁殖リスクが高まります。
具体的な対策まとめ
* 浴室乾燥機と換気を併用する:乾燥はカビ予防に最も効果的です。
* 浴槽と壁の隙間をコーキング剤で埋める:湿気侵入を防ぎます。
* 重曹スプレーやアルコールスプレーでこまめな清掃:安全で効果的な予防策です。
* マイクロファイバークロスでしっかり拭き掃除:カビの胞子を吸着します。
* ハウスクリーニング業者への依頼も検討:専門家の力を借りるのも有効です。
インテリアとの調和:カビ対策とデザイン性の両立
カビ対策だけでなく、浴室のインテリアにも気を配りましょう。例えば、カビにくい素材の浴室マットや、通気性の良い収納アイテムを選ぶことで、清潔さとデザイン性を両立できます。浴室の壁や床の色を選ぶ際も、明るい色を選ぶことで、カビの発生を早期に発見しやすくなります。
まとめ
妊娠中のお風呂掃除は大変ですが、適切な対策を行うことで、カビの発生を抑えることができます。今回ご紹介した方法を参考に、快適なバスタイムを過ごしてください。