築70年近い日本家屋とシロアリ対策:徹底ガイド

しつこいシロアリについて 詳しい方お願いします。 築70年近い日本家屋です。増築もしてます。おととし、一番古い連なっている部屋2つに久しぶりに羽ありが出たので、名の知れた業者に駆除を依頼し、床下に換気扇まで取り付けました。なのに昨年また羽ありが出て、床下は問題ないとのことで畳の裏や天井裏を点検してもらい、できるだけ薬を塗りました。更に翌年である今年、2部屋のうち一部屋だけ20~30匹出ました。もうどうしたらよいでしょうか?また業者に連絡して見てもらった方がいいでしょうか、それともこの位の数ならほっといても大丈夫でしょうか?

築70年近い家屋とシロアリ:深刻な状況と対策

築70年近い日本家屋、しかも増築部分もあるという状況では、シロアリ被害が深刻化している可能性が高いです。過去2年間の駆除にも関わらず、今年もシロアリが発生していることから、根本的な解決策がまだ見つかっていないことが分かります。20~30匹の羽アリの発生は、決して軽視できる数ではありません。放置すると、家屋構造への深刻な被害につながる可能性があるため、早急な対応が必要です。

シロアリ駆除:再発の原因を探る

シロアリ駆除業者は床下は問題ないと判断しましたが、本当にそうでしょうか? 換気扇の設置は効果的ですが、床下以外の場所、特に古い木材部分や湿気の多い場所へのシロアリの侵入経路を改めて確認する必要があります。 以下のような点を再確認し、業者に相談することをお勧めします。

1. 過去の駆除方法の確認

* 使用された薬剤の種類と効果期間
* 薬剤の散布範囲と施工方法
* 床下以外の点検状況(畳の裏、天井裏、壁の中など)
* 駆除後の定期点検の有無

過去の駆除記録を業者に確認し、今回の発生状況と照らし合わせて、駆除方法に問題が無かったかを確認することが重要です。

2. シロアリの侵入経路の特定

* 建物の外壁や基礎部分の点検:ひび割れや隙間がないかを確認します。シロアリは小さな隙間から侵入します。
* 木材の劣化状況の確認:古い木材はシロアリの被害を受けやすいです。特に、湿気や雨漏りのある場所は要注意です。
* 周辺環境の調査:近隣にシロアリの巣がある可能性も考慮する必要があります。
* 増築部分の接合部:増築部分と既存部分の接合部は、シロアリが侵入しやすい場所です。

3. 湿気対策の徹底

シロアリは湿気を好むため、湿気対策は非常に重要です。

* 換気扇の機能確認:床下の換気扇が正常に機能しているか確認します。必要に応じて清掃や修理を行います。
* 通気口の設置:床下や天井裏に十分な通気口があるか確認します。
* 雨漏りのチェック:屋根や壁に雨漏りがないか確認します。
* 地面からの湿気対策:基礎部分の防水処理や防湿シートの設置状況を確認します。

専門家への相談:信頼できる業者選び

シロアリ駆除は専門知識と技術が必要なため、信頼できる業者に依頼することが重要です。 複数の業者に見積もりを依頼し、以下の点を比較検討しましょう。

* 薬剤の種類と安全性:人体やペットへの影響が少ない薬剤を使用する業者を選びましょう。
* 施工方法:床下だけでなく、壁の中や天井裏など、シロアリの潜む可能性のある場所まで徹底的に駆除してくれる業者を選びましょう。
* 保証期間:駆除後の保証期間が長い業者を選ぶことで、安心感が増します。
* アフターサービス:定期点検やメンテナンスサービスを提供している業者を選びましょう。

シロアリ対策:予防と早期発見

シロアリ被害を防ぐためには、予防と早期発見が重要です。

* 定期的な点検:年に一度は、家屋の隅々まで点検し、シロアリの被害がないか確認しましょう。
* 木材の保護:木材に防腐剤を塗布することで、シロアリの被害を防ぐことができます。
* 早期発見:羽アリを発見したら、すぐに専門業者に相談しましょう。

まとめ:早めの対応が重要

20~30匹の羽アリの発生は、放置できない深刻な状況です。 早急に信頼できるシロアリ駆除業者に相談し、原因究明と適切な対策を行うことが重要です。 業者選びには慎重になり、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討しましょう。 そして、今回の経験を活かし、今後の予防策を徹底することで、シロアリ被害から家を守りましょう。

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