築7年目アパートの床鳴り問題と家賃交渉:修繕費用と対策

今住んでるアパートできしむ音が… 住み始めてまだ11ヶ月 築7年目の角部屋1階に住んでる者です。 住み始めてから3ヶ月くらいで気になり始めた小さな床の「ギギギ」という音…。 今もだんだんひどくなっていってます。 木造だから仕方がないとおもいますけど いざ、わたしがこの部屋を退出するとき この床の修繕費用は請求されるのでしょうか? 大東建託で、契約書にはもとどおりの状態に完璧に治して退出みたいな感じで書いてやがります。 床のきしみ音が鳴る位置から考えるに、これは地盤が傾いているとしかおもえません。 となると、木曽部分に穴をこじ空けジャッキで持ち上げる手法を用いるしかないと判断。 すると100万は余裕で超えやがるわけですよ。 わたしは普通に使ってるだけです。 その音のなる部分にだけ極端に重量のあるものは置いてません。 管理会社に言っても何の返答もよこさない有様。 大家は、賃借人に普通の生活を遅らせる義務があると思うのですが この音が気になって仕方アリマセン。 上の住人の騒音ほどではないのですけど で、もし家賃の値下げ交渉を行う際に上記のことは有力な材料になり得ますでしょうか?

築7年目アパートの床鳴り問題:退去時の修繕費用と家賃交渉

賃貸住宅で発生する床鳴りは、多くの居住者にとって悩みの種です。特に、今回のように築7年目という比較的新しい物件で発生する床鳴りは、原因究明と対応策の検討が重要になります。本記事では、アパートの床鳴り問題について、退去時の修繕費用、家賃交渉への影響、そして具体的な対策を解説します。

退去時の修繕費用は?

契約書に「もとどおりの状態に完璧に治して退出」と記載されている場合、現状回復義務の範囲が曖昧なため、退去時の修繕費用負担について注意が必要です。床鳴りの原因が居住者の故意または過失によるものでない場合、修繕費用を負担する必要はない可能性が高いです。しかし、大東建託のような大手不動産会社との契約では、専門家の意見を参考に、交渉を進めることが重要です。

重要なのは、床鳴りの原因を特定することです。 地盤沈下や建物の老朽化など、居住者の責任ではない原因であれば、修繕費用を負担する必要性は低くなります。写真や動画で証拠を記録し、専門家(建築士など)に現状を調査してもらうことをお勧めします。専門家の意見書があれば、交渉の際に有利に働きます。

床鳴りの原因と具体的な対策

ご質問にある「地盤が傾いているとしか思えません」というご指摘は、専門家の調査が必要な部分です。素人が判断するのは難しいです。しかし、床鳴りの原因として考えられるのは以下の通りです。

  • 経年劣化:建物の老朽化による木材の乾燥や収縮。
  • 施工不良:建築時の施工ミスによる床下地盤の不具合。
  • 地盤沈下:地盤の沈下による建物の傾斜。
  • 荷重:重い家具の配置による床への負担。

まずは、管理会社に状況を改めて報告し、専門業者による調査を依頼しましょう。 現状を写真や動画で記録し、具体的な音の発生場所を伝えることが重要です。管理会社が対応しない場合は、内容証明郵便で状況を伝え、対応を求めることも検討しましょう。

仮に、専門家による調査で居住者の責任ではないと判断された場合、修繕費用は大家負担となる可能性が高いです。 しかし、地盤沈下など大規模な修繕が必要な場合は、修繕費用が非常に高額になる可能性も考慮する必要があります。

家賃値下げ交渉への活用

床鳴りの問題は、居住環境の悪化に繋がります。睡眠の妨げになったり、精神的なストレスの原因となります。そのため、家賃値下げ交渉の材料として有効です。

交渉にあたっては、以下の点を明確にしましょう。

  • 床鳴りの発生状況(頻度、時間帯など)
  • 管理会社への連絡履歴と対応状況
  • 専門家による調査結果(あれば)
  • 床鳴りによる精神的・身体的影響

交渉は、冷静かつ丁寧に行いましょう。 感情的な言葉は避け、具体的な証拠を提示することで、交渉を有利に進めることができます。 家賃値下げの割合については、状況や交渉力によって異なりますが、専門家への相談も有効です。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、築7年で床鳴りが発生するのは、施工不良の可能性も考慮すべきです。特に、木造住宅では、床下の湿気対策や適切な木材の選定、施工方法が重要になります。地盤沈下も可能性としてありますが、築7年で顕著な地盤沈下が発生するケースは比較的少ないです。まずは、管理会社に専門業者による床下調査を依頼し、原因を特定することが最優先です。 その上で、原因に応じた適切な修繕方法を検討する必要があります。 仮に地盤沈下であれば、大規模な修繕が必要になる可能性があり、費用も高額になります。

まとめ

アパートの床鳴りは、居住者の生活の質を大きく左右する問題です。 管理会社との適切なコミュニケーション、そして必要であれば専門家への相談を通じて、原因究明と解決策を見つけることが重要です。 今回のケースでは、家賃値下げ交渉の材料にもなり得ます。 冷静に状況を整理し、証拠を揃えて交渉に臨むことで、より良い解決策にたどり着けるでしょう。

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