築7年の家をリフォームするか、新築するか?44歳独身女性教員の住宅事情と賢い選択

住宅について。11年前築7年の家を1700万(土地付き)で買いました。あと4年で払い終わります。わりと大きな家で特に不満もないのですが、中古で買ったため、気に入らないところは多々あります。そこでリフォームのカタログを取り寄せ色々見て見ました。風呂場、キッチン、トイレ・・・。リニューアルしようと思えばきりがありません。それで思ったのですが、思い切って新築したほうがいいでしょうか?私は教員で44歳、独身、女性です。母79歳と2人暮らしです。5LDKです。高齢の母にとっては二階には上がれませんし、父は亡くなり、父が使っていた部屋はそのままです。あと弟家族がたまに来た時泊まる客間があります。私の部屋は9畳です。吹き抜けや納戸、フリースペース、ベランダも2こあり物件としては悪くないと思います。総面積は65坪、延床35坪です。最近90万で外壁を直し塗装しました。この先定年まであと16年、無事勤めれば、退職金は2000万くらいです。母は確実に亡くなるでしょう。婚活はしていますが、見通しはないです。弟家族も子供が大きくなり、そんなに泊まる事もなくなります。今の家では大きすぎます。セントラルヒーティングで北海道なので暖房費も多い時で月4万です。色々考えると母と2人、平屋の小さな家を買った方が早い気がします。そこで質問なのですが、土地が900万の家が800万くらいだったと思います。いくら位になりますか?それとも今の家を退職後に作業所かなんかにするのもいいかなと思っています。そうすると色々リニューアルして住み続けるか。今は母の年金を私が管理しているし、父の遺族年金も貰っているので経済的には余裕があります。どうか良きアドバイスをお願いします。追記、中心部の駅からは8キロくらいです。大きなデパート、病院は3キロ圏内に揃ってます。

現在の状況と課題の整理

44歳独身女性教員の方で、79歳の母親と2人暮らし。11年前に築7年の5LDKの一戸建て(土地付き1700万円)を購入し、あと4年で住宅ローンが完済します。しかし、中古住宅のため、リフォームが必要な箇所が多く、広すぎること、高齢の母親にとって2階が不便であること、暖房費が高いことなどが課題となっています。退職金2000万円を見込み、将来的な生活スタイルの変化も考慮し、住宅の建て替え、リフォーム、もしくは現在の家を別の用途に転用するなど、今後の住まいについて悩んでいらっしゃいます。土地付きの家の購入費用は800万円~900万円と想定されています。

選択肢とそれぞれのメリット・デメリット

大きく分けて3つの選択肢があります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

1. 現在の家をリフォームする

メリット:

* 新築に比べて費用を抑えられる可能性が高い。
* 生活環境を変える必要がない。
* 既に愛着のある住まいを継続できる。
* 必要に応じて段階的にリフォームを進められる。

デメリット:

* 築年数が経過しているため、リフォーム費用が高額になる可能性がある。
* 部分的なリフォームでは根本的な問題が解決しない可能性がある。
* 広すぎる間取りは解消されない。
* 老朽化による修繕費用が今後増加する可能性がある。

2. 新築住宅を建てる

メリット:

* 最新の設備やデザインを取り入れられる。
* 間取りを自由に設計できる。
* バリアフリー設計を取り入れ、高齢の母親にも優しい住まいを実現できる。
* 省エネ住宅を建設することで暖房費を削減できる。
* 平屋にすることで、高齢の母親の生活の負担を軽減できる。

デメリット:

* 新築費用が高額になる。
* 建設期間が必要となる。
* 引越しに伴う費用や手間がかかる。
* 新しい土地探しが必要となる場合があり、土地価格の高騰も考慮する必要がある。

3. 現在の家を別の用途に転用し、新しい住宅を購入する

メリット:

* 現在の土地を有効活用できる。
* 新しい住宅は、希望の間取りや広さ、立地を選ぶことができる。
* 老後の生活に合わせた住まいを選べる。

デメリット:

* 現在の家のリフォーム費用と、新しい住宅の購入費用が必要となる。
* 転用後の家の管理や維持費用が必要となる。
* 新しい住宅探しに時間と労力が必要となる。

最適な選択肢を選ぶためのポイント

最適な選択肢は、ご自身の状況や優先順位によって異なります。以下に、検討すべきポイントを整理します。

1. 予算

* 現在の貯蓄額、退職金、年金収入などを考慮し、具体的な予算を立てる。
* リフォーム、新築、購入それぞれの費用を比較検討する。
* 予想外の費用が発生する可能性も考慮し、余裕を持った予算計画を立てる。

2. 生活スタイル

* 母の介護状況や今後の生活スタイルの変化を予測する。
* 将来的な生活のしやすさを考慮した間取りや設備を選ぶ。
* バリアフリー設計の必要性などを検討する。

3. 立地

* 現在の立地への満足度を確認する。
* 新しい住宅を建てる場合、理想の立地条件を明確にする。
* 通勤時間、医療機関へのアクセス、買い物環境などを考慮する。

4. 時間

* リフォーム、新築、購入にはそれぞれ時間が必要となる。
* 時間的な余裕を考慮し、計画を立てる。

5. その他

* 専門家(建築士、不動産業者など)に相談し、アドバイスを受ける。
* 複数の業者から見積もりを取り、比較検討する。
* 契約前にしっかりと内容を確認する。

具体的なアドバイス

現在の状況を踏まえ、以下のようなアドバイスをさせていただきます。

まず、現在の家の価値を不動産業者に査定してもらうことが重要です。リフォーム費用と比較して、売却益がどの程度見込めるのかを把握することで、選択肢の優先順位が見えてきます。

次に、高齢の母親の生活のしやすさを最優先に考えるべきです。平屋の新築は、高齢者にとって安全性が高く、生活しやすい選択肢です。しかし、新築費用は高額になるため、予算との兼ね合いが重要となります。

もし、現在の家を売却し、土地付きの平屋を購入するとなると、土地900万円、建物800万円で合計1700万円の予算が必要になります。現在の家の売却益を考慮すると、追加で必要な資金が明確になります。退職金2000万円と合わせて、十分に資金を確保できる可能性があります。

現在の家をリフォームする場合は、本当に必要なリフォーム箇所を絞り込むことが重要です。全ての箇所をリフォームする必要はありません。優先順位の高い箇所から順次リフォームを進めていくことで、費用を抑えることができます。

また、現在の家を賃貸に出すという選択肢も考えられます。賃貸収入を得ながら、新しい住宅を購入するという方法です。ただし、賃貸管理の手間やリスクを考慮する必要があります。

最後に、専門家への相談をお勧めします。建築士、不動産業者、ファイナンシャルプランナーなど、それぞれの専門家の意見を聞き、最適なプランを立てることが重要です。

まとめ

44歳独身女性教員の方の住宅問題、様々な選択肢があり、難しい決断ですが、ご自身の状況、優先順位を明確にし、専門家のアドバイスも得ながら、最適な選択をしてください。焦らず、じっくりと時間をかけて検討することをお勧めします。

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