築60年以上!古い家の床鳴りや隙間…シロアリの心配と対策

築六十年以上経つ古い家に住んでるのですが‥建て付けや床にもガタがきて隙間だらけ(笑)です。特に床は歩いてると少し下がるところもあるのですが特別不自由は感じないので住んでます。ただ知人が[家が古いだけで床が ミシミシしたりガラス戸に隙間ができたりするのはおかしい‥白蟻のせいだ]と云って調べて貰わないといけない‥業者を紹介すると云ってきます。私にすれば、過剰に白蟻だと脅すので返って何だか怖くなり観てもらうにしても自分である程度調べて自分で選んで業者を決めたいと思います。私のように古い家に住まわれている方‥床とか戸の建て付けに歪みとか出てませんか?そしてその原因に必ずシロアリがあるのでしょうか?古い家にお住まいの方のご意見を参考にしたいと思いますので色々な住まいの状況を教えて下さい。宜しくお願いします!

築60年以上の古い家、よくある悩み:床鳴り、隙間、建て付けの歪み

築60年以上経つ古い家にお住まいの方、床のミシミシ音や隙間、建て付けの歪みなどでお困りの方も多いのではないでしょうか? 今回のご相談のように、知人から「シロアリだ!」と脅されるケースも少なくありません。しかし、古い家の状態は必ずしもシロアリが原因とは限りません。まずは、冷静に原因を特定し、適切な対策を講じる必要があります。この記事では、古い家のよくある問題点とその原因、そしてシロアリ被害との見分け方、業者選びのポイントなどを解説します。

古い家の床鳴りや隙間、その原因は?

古い家の床鳴りや隙間、建て付けの歪みは、シロアリ以外にも様々な原因が考えられます。

経年劣化による木材の収縮・膨張

長年、風雨や温度変化にさらされてきた木材は、収縮と膨張を繰り返します。この繰り返しによって、木材が変形したり、接合部が緩んだりすることで、床鳴りや隙間が発生します。特に、日本の気候は湿度変化が大きいため、木材の伸縮による影響を受けやすいです。

地震や地盤沈下

地震や地盤沈下も、建物の構造に影響を与え、床鳴りや歪みの原因となります。特に古い家は、耐震基準が現在のものと異なるため、地震による被害を受けやすい傾向にあります。地盤沈下も、時間をかけて徐々に進行するため、気づかないうちに建物の構造に影響を与えている可能性があります。

シロアリ被害

もちろん、シロアリ被害も可能性の一つです。シロアリは木材を食べて内部を空洞化させるため、床が弱くなったり、建て付けが悪くなったりする原因となります。しかし、床鳴りや隙間が必ずしもシロアリ被害を意味するわけではありません。

シロアリ被害とその他の原因の見分け方

シロアリ被害かどうかを判断するポイントはいくつかあります。

木材の状況を確認する

シロアリ被害が疑われる場合は、床下の点検が重要です。床下点検口から確認するか、専門業者に依頼して点検してもらいましょう。シロアリ被害があると、木材がボロボロになっていたり、内部が空洞化していたりします。また、シロアリの糞や羽アリの死骸なども確認できる場合があります。

専門家の意見を聞く

自分で判断できない場合は、シロアリ駆除業者に相談しましょう。専門家は、建物の状態を詳しく調査し、シロアリ被害の有無を正確に判断できます。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することも重要です。

床鳴りの音を確認する

床鳴りの音にも特徴があります。シロアリ被害による床鳴りは、木材が腐食しているため、比較的軽い力で大きな音が発生します。一方、経年劣化による床鳴りは、木材の摩擦音や接合部の緩みによる音で、比較的軽い音の場合が多いです。

古い家のリフォーム、業者選びのポイント

もしリフォームが必要になった場合、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

複数の業者に見積もりを依頼する

複数の業者に見積もりを依頼し、価格や工事内容を比較検討しましょう。見積もりには、工事内容の詳細や保証期間などが記載されていることを確認しましょう。

口コミや評判を確認する

インターネットなどで、業者の口コミや評判を確認しましょう。過去の施工事例や顧客満足度なども参考にすると良いでしょう。

資格や経験を確認する

業者には、適切な資格や経験があるかを確認しましょう。特に、シロアリ駆除業者を選ぶ場合は、防除施工士などの資格を持っている業者を選ぶことが重要です。

具体的な対策とアドバイス

古い家の床鳴りや隙間への具体的な対策としては、以下の方法が考えられます。

床鳴り対策

* 床下への断熱材の追加:床下の断熱材を追加することで、木材の収縮・膨張による影響を軽減できます。
* 床板の補修:床板に隙間や破損がある場合は、補修材を使って修復します。
* 床鳴りの原因箇所の特定と補強:床鳴りの原因箇所を特定し、適切な補強を行います。専門業者に依頼するのが確実です。

隙間対策

* パテやコーキング材の使用:隙間をパテやコーキング材で埋めることで、隙間風を防ぎ、断熱性を高めることができます。
* 戸車の交換:戸車の動きが悪くなっている場合は、交換することでスムーズな開閉が可能になります。
* 建具の調整:建具の建て付けが悪い場合は、調整することで隙間をなくすことができます。

シロアリ対策

シロアリ被害が確認された場合は、専門業者に駆除を依頼しましょう。駆除方法は、薬剤散布や土壌処理などがあります。定期的な点検も重要です。

まとめ

古い家の床鳴りや隙間は、必ずしもシロアリが原因とは限りません。経年劣化や地震、地盤沈下なども原因として考えられます。まずは、冷静に原因を特定し、適切な対策を講じる必要があります。専門家の意見を聞きながら、状況に合わせた適切なリフォームや修理を行うことで、安心して暮らせる住まいを維持しましょう。 業者選びには十分注意し、複数の業者に見積もりを依頼するなどして、信頼できる業者を選びましょう。

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