築50年近い賃貸物件での下水道トラブルと引越し問題:クリーニング代と引越し代金の負担について

築50年近い賃貸物件、朝突然大家が来訪し、下水道が詰まり水を使うと下の階に漏れるから引っ越して欲しいと言われました。偶然引っ越す予定が数ヶ月先にあったのですが、 急遽早められるだけ早めました。 それまでの間、応急処置として空き部屋だった隣室を使って欲しいと言われ、その日の夕方には移動させられました。隣とは言え、洗濯機、冷蔵庫他、とりあえずの生活に必要な物を全て自力で移動し、大変な作業でした。翌日も片付けに追われました。 しかし下水道の工事がどのくらいの規模になるかわからない、建物全体の問題になるかも知れないからまだ安心できないと言われたまま。 現在旧部屋に普段余り使わない荷物は置きっ放し、日常生活に必要な荷物だけ現部屋。しかし両方を行き来する必要が多々発生。 旧部屋と現部屋、間取りは同じですが日当たりやキッチンのサイズ等条件は異なり今の方が悪い。なので家賃は今の方の安い家賃。 旧部屋にも出入りするので光熱費はそのまま、二重払いはできないので、大家が現部屋分を負担。現部屋の鍵交換も大家負担。 現在、下水道詰まりは治っているようです。(ハッキリ大家からは説明を受けておらず、下の方情報)原因は老朽化による詰まりらしいですが、不動産屋によると決して長期間放りっぱなしだったわけではなく、大家が管理を怠ったから発生した問題でもなく『不測の事態』と捉えるようでその場合大家は免責だそう。 今回の件に関し、私には全く非がなく、二部屋行き来しなければならない不便を強いられ、旧部屋をいきなり追い出されたのに、次の引越しで両部屋から退去する際に、クリーニング代等を敷金から差し引かれなければいけないのでしょうか?私は拒否していますが大家は一部屋分は求めています。 また当初引越しする予定だった日にちから変更したことによって引越し代が値上がり、当初大家は口約束で「差額を払う」と言ったのに今更「払わない、住める状況だからクリーニング代もいただく。」と主張しており、揉めています。今更引越し日は再変更できません。 私としては大家の主張を通す限り、私の負担無しに何事もなかったかのように全て旧部屋に戻していただきたいです。つまり移動に関して自分では行わず全て業者に頼む。おそらく私が大家に求めているクリーニング代免除と引越し代差額より高額なはず。 私が契約しているのは旧部屋であり、現部屋には好んで住んでいません。旧部屋に現在住めていない以上、大家の言い分は通らないと考えますがいかがでしょうか。大家は安い家賃で二部屋提供、光熱費負担で充分と考えているようですが、そんなのどうでもいいです。補足引越しは5月→3月になったので当然値上がりました。不動産屋によると例え免責でも現状私ばかりに負担がかかっている状況なので引き続き交渉はするとのこと。契約している部屋に住めていない以上「住める」と言う言い分は通らないと考えます。光熱費なんかより前の状態に戻してくれたらこちらも契約通り払うものは払うつもりです。

突然の退去要請と、その後の対応について

築50年近い賃貸物件で、下水道トラブルにより急遽引っ越しを余儀なくされたとのこと、大変な状況でしたね。大家からの突然の退去要請、隣室への緊急移転、そして荷物の移動作業…精神的にも肉体的にも大きな負担がかかったことと思います。 大家の対応は、賃貸借契約上の「居住の権利」を侵害している可能性があります。

大家の責任とあなたの権利

下水道トラブルの原因が老朽化によるものであっても、大家には建物の維持管理義務があります。 老朽化によるトラブルは「不測の事態」とされる場合もありますが、それが事前に予測可能なものであったり、適切な管理を行っていれば防げた可能性がある場合は、大家の責任が問われる場合があります。 今回のケースでは、不動産屋も「大家が管理を怠ったわけではない」とは断言しておらず、あくまで「不測の事態」と捉えているというニュアンスです。 大家の管理責任の有無は、専門家(弁護士など)に相談することで明確になります。

クリーニング代と敷金精算について

大家が旧部屋のクリーニング代を請求するのは、現状回復義務に基づいています。しかし、あなたのケースでは、大家の都合で旧部屋に住めなくなったという特殊な状況です。 そのため、旧部屋のクリーニング費用を全額負担する必要はないと主張できます。 現部屋のクリーニング費用については、契約内容を確認する必要がありますが、通常は退去時のクリーニング費用は借主負担です。しかし、大家の指示で短期的に居住したという事情を考慮すれば、負担軽減を交渉できる可能性があります。

引越し費用に関する交渉

大家は当初、引越し日の変更による費用増加分を負担すると口約束していました。しかし、その後それを反故にしているのは問題です。 口約束であっても、証拠となるメッセージやメールがあれば有効な証拠となります。 これらの証拠を元に、再度交渉する必要があるでしょう。

具体的な解決策と今後の対応

現状、あなたは非常に不利な立場に置かれています。しかし、諦める必要はありません。以下のステップで対応を進めましょう。

1. 証拠集め

* 大家とのやり取りの記録:メール、LINE、手紙など、全てのやり取りを記録として残しておきましょう。日付と時間、内容を明確に記録することが重要です。
* 引越し費用に関する証拠:見積書、領収書など、引越し費用に関する全ての書類を保管しましょう。
* 写真・動画:旧部屋と現部屋の状態、荷物の移動の様子などを写真や動画で記録しておきましょう。これは、あなたの主張を裏付ける重要な証拠となります。

2. 専門家への相談

弁護士や不動産専門家などに相談することを強くお勧めします。専門家は、あなたの権利を保護し、大家との交渉をサポートしてくれます。 相談費用はかかりますが、将来的な損失を考えると、費用対効果は高いでしょう。

3. 交渉の進め方

弁護士や専門家のアドバイスを元に、大家と交渉を進めましょう。 感情的な言葉は避け、事実を淡々と伝え、証拠を提示することが重要です。 交渉が難航する場合は、調停や訴訟も検討する必要があります。

4. 交渉のポイント

* 「居住の権利」の侵害:契約した部屋に住めなくなったこと、そのことによる不利益を訴えましょう。
* 大家の管理責任:下水道トラブルの原因と、大家の管理責任について、専門家の意見を提示しましょう。
* 公平な負担:クリーニング代や引越し費用は、あなたと大家で公平に負担すべきだと主張しましょう。

事例紹介:類似ケースの解決例

同様のケースで、裁判になった事例もあります。 裁判では、大家の管理責任の有無、借主の負担の妥当性などが争点となります。 裁判例を参考に、あなたのケースでの主張を練り上げましょう。 (具体的な裁判例は、弁護士や専門家から情報を得ることができます。)

まとめ

今回のトラブルは、あなたに全く非がないにも関わらず、多大な負担を強いられている状況です。 専門家の力を借りながら、積極的に交渉を進めることが重要です。 諦めずに、あなたの権利を主張しましょう。 大家の「安い家賃で二部屋提供、光熱費負担で充分」という主張は、あなたの精神的・肉体的負担、そして時間的損失を全く考慮していない、不当なものです。

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