築5年住宅のクロス溶解問題:電気カバー交換で起きた悲劇と解決策

家のクロスについて質問です。詳しい方にご意見いただければと思い質問いたしました。築五年の家に住んでいます。先日部屋の電気カバーを取り替えようと、もともと取り付けてあった電気カバーを取り外したところ、クロスが溶けていました。結構広い範囲で溶けているため、このままでは新しい電気カバーを取り付けてもクロスが溶けている部分が丸見えです。そもそも、電気の熱くらいでクロスが溶けてしまうのでしょうか。住宅メーカーに確認したところ、そんな事例は今までにないからウチでは保証出来ないと思うと言われましたが(とりあえず一旦会社に戻ってまた連絡しますと言われ、もう4ヶ月連絡ありませんが…。)同じような経験した方いらっしゃいますか?メーカーさんがいうようにこんな事は滅多に無い事なのでしょうか。だからと言ってメーカーさんには関係ないことなのでしょうか。

築5年住宅のクロス溶解:原因と対処法

築5年の住宅で、電気カバー交換時にクロスが溶けてしまったとのこと、大変な状況ですね。ご心配でしょうが、まずは落ち着いて原因究明と解決策を探っていきましょう。

クロスが溶けた原因の可能性

電気カバー交換でクロスが溶ける原因として考えられるのは、以下の通りです。

  • 発熱量の大きいカバーの使用:古い電気カバーが、規格外の高出力な電球やLED照明に対応できないタイプだった可能性があります。長時間使用による発熱でクロスが変色・溶解に至ったと考えられます。
  • カバーと壁の密着不良:カバーと壁の間に隙間が空いており、熱がこもりやすかった可能性があります。熱が逃げにくく、局所的に高温になったことでクロスが溶けたと考えられます。
  • 施工不良:電気カバーの取り付け時に、クロスに過剰な熱が加わったり、クロスが傷つけられた可能性があります。施工不良によって、熱によるダメージを受けやすくなっていた可能性も考えられます。
  • クロスの材質の問題:使用されているクロスの材質によっては、熱に弱いものもあります。特に、安価なクロスや、耐熱性に劣る素材の場合、比較的低い温度でも変色や溶解が起こる可能性があります。
  • 配線不良による発熱:電気配線に問題があり、接続部などで異常な発熱が発生していた可能性も考えられます。これは専門業者による点検が必要です。

メーカーの対応について

住宅メーカーが「そのような事例はない」と回答し、連絡がない状況は非常に残念です。しかし、メーカーの対応が遅かったり、保証対象外と判断されたとしても、諦めないでください。

  • 再度連絡を取り続ける:メールや電話で、状況を説明し、早急な対応を求めましょう。具体的な写真や動画などを添えると、状況を理解してもらいやすくなります。
  • 消費者センターへの相談:メーカーとの交渉が難航する場合は、最寄りの消費生活センターに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けながら、解決策を探ることができます。
  • 弁護士への相談:それでも解決しない場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。住宅瑕疵担保責任保険などの適用についても相談できます。

クロス補修・交換方法

クロスが溶けてしまった部分の補修・交換は、DIYでも可能です。しかし、広い範囲にわたる場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

DIYでの補修方法(小規模な損傷の場合)

  • 同じクロスで補修:もし、同じクロスが残っていれば、溶けた部分を切り取り、新しいクロスを貼り付けることができます。ホームセンターなどでクロス補修キットを購入し、手順に従って作業しましょう。
  • 似たクロスで補修:同じクロスがない場合は、できるだけ色や柄が近いクロスを探して補修します。完全な一致は難しいかもしれませんが、目立たなく仕上げる工夫が必要です。
  • 壁紙シールを利用:小さな損傷であれば、壁紙シールで隠すことも可能です。様々な柄や色が販売されているので、インテリアに合ったものを選びましょう。

専門業者への依頼(大規模な損傷の場合)

広い範囲でクロスが溶けている場合は、DIYでの補修は困難です。専門業者に依頼することで、綺麗に仕上がります。

  • 複数の業者に見積もりを依頼:複数の業者に見積もりを依頼し、価格や作業内容を比較検討しましょう。相見積もりを取ることで、適正価格で作業を依頼できます。
  • 作業内容を確認:業者に、作業内容や使用する材料、保証内容などを明確に確認しましょう。トラブルを防ぐために、契約書を交わすことをお勧めします。
  • アフターサービスを確認:万が一、仕上がりに問題があった場合の対応について、事前に確認しておきましょう。

今後の予防策

同じようなトラブルを繰り返さないために、以下の予防策を講じましょう。

  • 適切な電気カバーを選ぶ:耐熱性が高い電気カバーを選びましょう。カバーの材質や、使用できる電球のワット数などを確認し、適切なものを選びましょう。材質はセラミック製や金属製がおすすめです。
  • カバーと壁の隙間をなくす:カバーと壁の間に隙間があると、熱がこもりやすくなります。隙間がないように、しっかりと取り付けましょう。必要に応じてパテなどで隙間を埋めることも有効です。
  • 定期的な点検:定期的に電気カバーや配線を点検し、異常がないか確認しましょう。発熱している部分があれば、すぐに対応しましょう。
  • 専門業者への相談:心配な場合は、電気工事士などの専門業者に相談しましょう。配線に問題がないか、適切なカバーを選んでいるかなどを確認してもらうことで、安心安全な生活を送ることができます。

まとめ

クロスが溶けるというトラブルは、非常に残念ですが、適切な対応をすることで解決できます。メーカーへの連絡を継続し、必要に応じて専門家への相談も検討しましょう。そして、今回の経験を活かし、今後の予防策を講じることで、同じトラブルを繰り返さないようにしましょう。

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