築5年マンションの窓サッシ結露問題!原因と効果的な対策を徹底解説

マンションの結露対策でどなたか教えてください。築5年のマンションに住んでいます。北西の部屋を寝室にしているのですが、この部屋だけ結露がすごいのです。マンション販売時、サッシ窓が普通のものでしたのでオプションでペアガラスにしました。結露しないということでした。そうしたら、確かに窓には結露はしないのですがサッシにだけ酷い結露が発生するのです。市販の対策グッズは各種試しましたがどれもガラス用で、サッシにのみ対応するものは無く効き目もありませんでした。他の部屋はほとんど結露せず、たまに非常に寒い日などに少し発生する程度です。マンションの規約でサッシは変更できないとなっています。困っています。よろしくお願いします。補足確かに廊下を挟んでお風呂はありますが、風呂のふた&お風呂のドアは必ず閉めています。お風呂上りは換気扇を強で30分回し、全ての部屋の窓を開けて換気しています。

北西向きの寝室における窓サッシ結露の深刻な問題

築5年マンションの北西向きの寝室で、ペアガラス導入後もサッシ部分に激しい結露が発生しているとのこと。窓ガラス自体は結露していないにも関わらず、サッシに結露が集中するのは、一般的な結露対策グッズでは効果が期待できない理由です。 他の部屋と比較して結露の程度が著しく異なる点も、原因究明の重要な手がかりとなります。

サッシ結露の原因を探る:3つの可能性

サッシに結露が発生する原因は、主に以下の3点に絞られます。

1. サッシの断熱性能の不足

ペアガラスは窓ガラス自体の断熱性能を高めますが、サッシ部分の断熱性能が低いと、窓枠を通して室内の暖気が外部に逃げてしまい、サッシ表面の温度が露点以下に下がり、結露が発生します。特に北西向きの部屋は日射量が少なく、外気温の影響を受けやすい傾向があります。オプションでペアガラスを選んだとしても、サッシ自体の断熱性能が低いと、結露問題が解決しないケースが多いのです。

2. 室内空気の湿度が高い

お風呂場が近く、換気扇を回したり窓を開けて換気しているとのことですが、それでも室内の湿度が高すぎる可能性があります。特に寝室は人が寝ている間、呼吸によって水分を放出するため、湿度が上昇しやすいです。湿度計で室内の湿度を測定し、60%を超えている場合は、除湿対策が必要です。

3. サッシの施工不良

サッシの取り付けが不適切な場合、隙間から冷気が入り込み、サッシ表面の温度が下がり、結露が発生しやすくなります。特に、サッシと壁の接合部分に隙間があると、結露が起きやすいです。

効果的なサッシ結露対策:具体的なステップ

マンションの規約でサッシの交換ができない場合でも、以下の対策で結露を軽減できます。

1. サッシの断熱性を高める

  • サッシ隙間テープの活用:ホームセンターなどで手軽に購入できるサッシ隙間テープは、サッシと窓枠の隙間を埋めて冷気の侵入を防ぎ、結露を抑制する効果があります。様々な素材や厚さがあるので、状況に合わせて最適なものを選びましょう。特に、アルミサッシは熱伝導率が高いため、効果が期待できます。
  • 断熱シートの設置:窓の内側に断熱シートを貼ることで、窓全体を覆い、冷気の侵入を防ぎます。窓枠にも貼ることで、サッシ部分の断熱効果も高まります。様々なデザインや素材のシートがあるので、お部屋のインテリアに合わせたものを選ぶことが可能です。
  • 窓際収納の工夫:窓際にカーテンやブラインドを設置するだけでなく、断熱効果のあるカーテンやブラインドを選ぶことで、より効果的に結露対策ができます。厚手のカーテンや、断熱機能付きのブラインドは、冷気の侵入を抑制し、室温を維持するのに役立ちます。

2. 室内湿度を下げる

  • 除湿機の導入:市販の除湿機は、室内の湿度を効果的に下げることができます。特に、梅雨時期や冬場など、湿度が高くなりがちな時期には、除湿機を積極的に活用しましょう。コンプレッサー式とデシカント式があり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、部屋の広さや使用状況に合わせて適切な機種を選びましょう。
  • 換気の工夫:お風呂上りの換気は重要ですが、それ以外にもこまめな換気を心がけましょう。窓を開けるだけでなく、換気扇を併用することで、より効果的に室内の空気を入れ替えることができます。特に、朝晩など気温が低い時間帯は、短時間でも窓を開けて換気することで、結露を抑制する効果があります。
  • 湿度計の設置:室内の湿度を常に把握するために、湿度計を設置しましょう。湿度計があれば、適切な換気や除湿を行うタイミングを判断しやすくなります。デジタル式の湿度計は、湿度だけでなく温度も表示するものが多いので便利です。

3. 専門家への相談

上記の方法を試しても改善が見られない場合は、建築会社や不動産会社、または専門の業者に相談することをお勧めします。サッシの施工不良の可能性や、より高度な結露対策が必要な場合もあります。専門家のアドバイスを受けることで、的確な解決策を見つけることができるでしょう。

事例紹介:マンションの結露対策成功例

Aさん(30代女性)の場合、北向きのマンションでサッシ結露に悩んでいました。様々な対策を試した結果、サッシ隙間テープと断熱シートを併用することで、結露が大幅に軽減されました。さらに、除湿機を導入したことで、室内の湿度もコントロールできるようになり、快適な生活を送れるようになったとのことです。

まとめ:諦めないで!適切な対策で快適な寝室を実現

サッシ結露は、生活の質を大きく低下させる問題ですが、適切な対策を行うことで、必ず改善できます。まずは、原因を特定し、それぞれの状況に合わせた対策を講じることで、快適な寝室環境を取り戻しましょう。

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