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リビングドアのトラブル:原因と対処法
築5年の住宅でリビングドアの故障、しかもお子様が閉じ込められる事態に発展したとのこと、大変ご心配ですね。まずは落ち着いて、状況を整理しましょう。 ドアが閉まらなくなった原因は様々考えられますが、今回のケースでは、初期の「ゆっくり閉まる」状態から「勢いよく閉まる」に変化し、最終的に開かなくなったことから、ドアクローザー(ドアの自動閉鎖装置)の故障が強く疑われます。 経年劣化や、何かが挟まったことなどが原因として考えられます。
ドアクローザーの確認と対処
まず、ドアクローザーを確認してみましょう。ドアクローザーはドア枠の上部か側面に付いている、油圧式の装置です。
- 異音:閉まる際に異音(きしみ音、ガリガリ音など)がしていませんか?
- 油漏れ:ドアクローザーから油が漏れていませんか?
- 動作不良:手でドアを閉めてみたときに、スムーズに閉まりませんか?途中で引っかかったり、急に勢いよく閉まったりしていませんか?
もし、これらの症状が見られる場合は、ドアクローザーの故障が濃厚です。 軽微な故障であれば、潤滑油を差すことで改善する場合もあります。ホームセンターなどで市販されているシリコンスプレーなどを、ドアクローザーの可動部分に吹きかけ、数回ドアを開閉して様子を見てみましょう。
メーカーへの連絡と修理依頼
「ナショナル」と記載があるとのことですので、パナソニックの製品と思われます。 型番が分からなくても、パナソニックのホームページから問い合わせるか、最寄りのサービスセンターに連絡してみましょう。 電話で状況を説明し、修理依頼をしましょう。修理担当者が状況を判断し、訪問して修理するか、部品交換が必要かなどを判断します。
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メーカーへの連絡が難しい場合
型番が分からず、メーカーへの連絡が難しい場合は、地元の鍵屋や建具屋に連絡してみるのも良いでしょう。 彼らは様々なドアの修理に対応できる経験と知識を持っています。複数の業者に連絡し、見積もりを取って比較検討することをお勧めします。
建築会社への連絡
建築会社に連絡しても対応してもらえないとのことですが、住宅瑕疵担保責任保険に加入している場合は、保険会社にも連絡してみましょう。 保険期間内であれば、住宅の欠陥による修理費用を負担してもらえる可能性があります。
扉の修理費用と期間
修理費用は、故障の程度や部品の交換の有無によって大きく異なります。 ドアクローザーの調整だけで済む場合は、数千円程度で済む可能性がありますが、ドアクローザー全体の交換が必要な場合は、数万円かかることもあります。 また、修理期間も、部品の在庫状況や業者のスケジュールによって異なります。早急に修理が必要な場合は、業者にその旨を伝えましょう。
DIYでの修理に挑戦する場合
ドアクローザーの交換は、ある程度のDIYスキルがあれば自分で行うことも可能です。 しかし、不適切な作業は、さらに大きな故障につながる可能性があります。 自信がない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
DIY修理に必要なもの
* 新しいドアクローザー:型番を特定して、適切なドアクローザーを購入しましょう。
* ドライバー:プラスドライバーとマイナスドライバーを用意しましょう。
* レンチ:ドアクローザーによっては、レンチが必要になる場合があります。
* 潤滑油:シリコンスプレーなど。
DIY修理の手順
1. 古いドアクローザーの取り外し:ネジを外して、古いドアクローザーを取り外します。
2. 新しいドアクローザーの取り付け:新しいドアクローザーを取り付け、ネジをしっかりと締めます。
3. 調整:ドアクローザーの調整ネジを調整して、ドアの閉まり具合を調整します。
注意:DIY修理を行う際は、安全に十分注意し、無理をしないようにしましょう。
予防策と今後の対策
今回の様な事態を防ぐためには、定期的なメンテナンスが重要です。
- 定期的な点検:年に一度程度、ドアクローザーの状態をチェックしましょう。
- 潤滑油の供給:ドアクローザーに定期的に潤滑油を供給しましょう。
- 異音の早期発見:ドアの開閉時に異音がしたら、すぐに原因を調べましょう。
まとめ
リビングドアの故障は、生活に大きな支障をきたす可能性があります。 早期発見と適切な対処が重要です。 今回のケースのように、お子様を閉じ込める事態を防ぐためにも、普段からドアの状態に気を配り、定期的なメンテナンスを心がけましょう。 修理が必要な場合は、メーカーや専門業者に相談することをお勧めします。