築45年団地の小さな黒蟻大量発生問題!赤ちゃんがいる家庭でも安心な駆除・予防対策

築45年の団地に4年前から住んでいます。夏になると2ミリくらいの黒い蟻が部屋に大量発生します。去年は一日何百匹と行列を作っていたので管理人さんに相談し、畳の下に石灰をまいてもらいましたが今年も去年までとはいかないもののやはり大量発生しています。蟻の巣コロリ等市販の薬を使いましたが効果なし。今年は赤ちゃんがいるので石灰等の薬剤散布は無理です。マジックリンで拭き掃除をしていますがやはり数時間たつとたくさんでてきます。築45年なので隙間はたくさんあります。やはり地道に拭き掃除しかありませんか?赤ちゃんに害がない駆除方法はありませんか?ちなみに今年も管理人さんに相談し蟻の駆除業者さんとも話をしましたが、やはり赤ちゃんがいると駆除業者さんは何もすることができませんとのことでした。この狭い部屋に蟻が大量発生すると赤ちゃんもいるので気が狂いそうです。手とか足とかこしょばいなと思うと必ず蟻が這っている状況です…何かいい方法はございませんでしょうか?

小さな黒蟻の大量発生、その原因と対策

築45年の団地にお住まいとのこと、建物の老朽化による隙間や、湿気などから蟻が大量発生している可能性が高いです。赤ちゃんがいる家庭では、薬剤を使用することが難しい状況も理解できます。しかし、諦める必要はありません。赤ちゃんに安全で効果的な対策は存在します。

1. 蟻の侵入経路の特定と遮断

蟻は必ず巣から餌を求めて移動します。まずは、蟻の通り道となる侵入経路を特定することが重要です。

* 蟻の通り道観察:蟻が最も多く通る場所を注意深く観察しましょう。窓枠、壁の隙間、床の目地、配管周りなど、小さな隙間を重点的にチェックします。蟻の行列を辿っていくと巣の場所が特定できることもあります。
* 侵入経路の遮断:特定した経路に、蟻の侵入を防ぐ対策を施しましょう。
*

  • 隙間を埋める:コーキング剤やパテなどで隙間を埋めます。特に窓枠や壁の隙間は徹底的に塞ぎましょう。赤ちゃんが触れない場所に施工し、乾燥後に安全性を確認してください。
  • 防蟻テープ:配管の周囲などに防蟻テープを貼ることで、蟻の侵入を防ぐことができます。
  • 戸締りを徹底する:蟻は小さな隙間から侵入します。窓やドアの戸締りをしっかり行い、侵入経路を減らしましょう。

2. 餌となるものを徹底的に除去

蟻は餌を求めて移動します。部屋の中に蟻が好む餌となるものを残さないようにしましょう。

* 食べこぼしの徹底清掃:食事後は、テーブルや床の食べこぼしをすぐに掃除機や濡れ雑巾で丁寧に拭き取ります。特に、砂糖や甘いもの、油汚れは蟻を引き寄せやすいので注意が必要です。
* ゴミの適切な処理:生ゴミは密閉できる容器に入れ、こまめにゴミ出しを行いましょう。ゴミ箱周辺にも蟻が寄ってこないように清潔に保ちます。
* 食器や調理台の清潔さ:食器や調理台は常に清潔に保ち、食べ残しや汚れを放置しないようにします。

3. 赤ちゃんに安全な忌避剤の使用

市販の殺虫剤は赤ちゃんにとって危険ですが、蟻を寄せ付けない忌避剤は安全なものが多くあります。

* 天然成分の忌避剤:柑橘系の香りや酢、重曹などは蟻が嫌う香りです。
*

  • 柑橘系の皮:オレンジやレモンの皮を乾燥させて、蟻の通り道に置きます。定期的に交換しましょう。
  • 酢:スプレーボトルに酢を薄めて吹きかけます。ただし、木材や金属を腐食させる可能性があるので、使用場所には注意が必要です。
  • 重曹:重曹を蟻の通り道に撒きます。ただし、赤ちゃんが口に入れないように注意が必要です。

* ハーブ:ペパーミントやユーカリなどのハーブの香りは蟻を寄せ付けません。ハーブの精油を薄めてスプレーするのも効果的です。ただし、赤ちゃんが直接触れないように注意が必要です。

4. 専門家への相談

上記の対策を行っても効果がない場合は、専門家への相談も検討しましょう。

* 害虫駆除業者:赤ちゃんがいることを伝え、赤ちゃんに安全な駆除方法を相談します。いくつかの業者に相談し、最適な方法を選択しましょう。
* 不動産会社:建物の老朽化による蟻の侵入の可能性を伝え、建物の修繕を依頼することも検討しましょう。

5. 継続的な対策

蟻の駆除は、一度で終わるものではありません。継続的な対策を行うことが重要です。定期的な清掃、侵入経路のチェック、忌避剤の使用などを継続することで、蟻の発生を抑制することができます。

専門家の視点:蟻の生態と対策

害虫駆除の専門家によると、小さな黒蟻は、家の中に餌や水があれば簡単に巣を作ります。特に古い建物は、隙間が多く、蟻にとって住みやすい環境です。そのため、徹底的な清掃と侵入経路の遮断が最も効果的な対策となります。また、蟻の種類によっては、特定の香りに忌避反応を示すため、天然成分の忌避剤を試してみるのも良いでしょう。

まとめ:赤ちゃんがいる家庭でも安心な蟻対策

赤ちゃんがいる家庭では、薬剤の使用に制限があるため、より丁寧な対策が必要になります。しかし、諦める必要はありません。この記事で紹介した方法を実践することで、蟻の大量発生を抑制し、安心して暮らせる環境を作ることができます。大切なのは、継続的な努力です。蟻の侵入経路を遮断し、餌となるものを減らし、忌避剤を使用するなど、複数の対策を組み合わせることで、効果を高めることができます。それでも効果がない場合は、専門家への相談も検討しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)