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浴室の給湯器とリフォームの可能性
築40年近い団地のお風呂で、浴槽横に設置された四角い機械から湯が出、ウィーンという音と臭いがするとのこと。これは恐らく、古いタイプの貯湯式給湯器です。給湯器本体が浴室に設置されているタイプで、経年劣化による故障や衛生面での不安も理解できます。
ご心配されている臭いは、配管内の汚れや給湯器の内部に付着したスケールなどが原因の可能性が高いです。また、機械音が気になるのも、老朽化によるものかもしれません。このような状態では、浴槽に浸かるのは抵抗があるのも当然です。
幸い、オーナー様もリフォームに同意されているとのことですので、一般的な浴室へのリフォームは十分可能です。古い給湯器の撤去と、最新の給湯器への交換、そして浴室全体の改修によって、快適なバスタイムを実現できます。
リフォーム内容と費用相場
リフォームの内容は、ご希望に合わせて自由にカスタマイズできます。いくつかのパターンを想定して、費用相場を説明します。
パターン1:給湯器交換のみ
最も費用を抑えられるのは、給湯器の交換のみです。既存の浴室はそのままに、給湯器を最新のエコキュートやガス給湯器に交換します。エコキュートは電気でお湯を沸かすため、ランニングコストを抑えられますが、初期費用は高めです。ガス給湯器は初期費用を抑えられますが、ガス料金がかかります。
* 費用相場:15万円~30万円(機種や工事内容によって変動します)
パターン2:給湯器交換+浴室改修(部分的)
給湯器交換に加え、浴槽やシャワーヘッド、排水口などを交換する部分的な改修を行います。古くなった設備を新しいものに変えることで、清潔感と快適性が向上します。
* 費用相場:50万円~100万円(改修範囲によって大きく変動します)
パターン3:浴室全体リフォーム
浴室全体をリフォームする場合は、壁や床、天井を新しくし、ユニットバスを設置するなど、より大規模な工事になります。デザインや機能性の選択肢も広がり、快適な空間を創り出せます。
* 費用相場:100万円~200万円以上(使用するユニットバスの種類やオプションによって大きく変動します)
上記はあくまで相場です。具体的な費用は、浴室の広さ、使用する資材、工事内容などによって大きく異なります。
共働きでも大丈夫!リフォーム業者の選び方と見積もり取得方法
共働きで業者の営業時間内に家にいるのが難しいとのことですが、多くのリフォーム会社は、メールや電話での問い合わせ、オンライン見積もり、夜間や土日祝日の対応など、柔軟な対応をしています。
リフォーム業者選びのポイント
* 複数の業者から見積もりを取る:最低でも3社以上から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較しましょう。
* 口コミや評判を確認する:インターネットで業者の口コミや評判を確認し、信頼できる業者を選びましょう。
* 保証内容を確認する:工事後の保証内容を確認し、万が一のトラブルにも対応できる業者を選びましょう。
* 施工事例を確認する:過去の施工事例を確認し、業者の技術力やデザインセンスを確認しましょう。
見積もり取得方法
* ホームページから問い合わせ:多くのリフォーム会社はホームページから問い合わせを受け付けています。写真や図面を添付して、リフォーム内容を具体的に伝えましょう。
* 電話で問い合わせ:電話で問い合わせる場合は、リフォーム内容を具体的に伝え、訪問見積もりの日程調整を行いましょう。
* オンライン見積もりサービスを利用する:いくつかのリフォーム会社は、オンライン見積もりサービスを提供しています。写真や図面をアップロードするだけで、簡単に複数業者から見積もりを取得できます。
専門家のアドバイス:快適な浴室リフォームのために
浴室リフォームは、単に古い設備を交換するだけでなく、ライフスタイルや将来的なことを考慮した計画が重要です。
例えば、高齢になった際に使いやすいように、手すりを設置したり、段差をなくしたりするなどの工夫も必要です。また、断熱性や換気性能を高めることで、省エネ効果も期待できます。
リフォーム会社を選ぶ際には、これらの点を考慮し、相談できる業者を選ぶことが大切です。
まとめ
築40年近い団地の浴室リフォームは、十分可能です。古い給湯器の交換から浴室全体の改修まで、様々な選択肢があります。費用はリフォーム内容によって大きく変動しますが、相場を把握し、複数の業者から見積もりを取ることで、最適なプランを選択できます。共働きでも対応可能な業者も多いので、安心してお問い合わせください。快適なバスタイムを実現するため、ぜひ理想の浴室リフォームを実現してください。