築40年超の賃貸物件をフルリフォーム!大家さんとの交渉成功への道

借りている部屋を、全額自費負担でリフォームすることを検討しています。大家さんとうまく交渉するアドバイスをお願いします。生まれ育った家だし、交通の便もよいので、将来的にも賃貸契約を解約する予定はありません。ただ、住むには古すぎるし、設備の不便を感じることも多いです。築40年超の物件なので、耐震・防音など含めてのフルリフォーム(リノベーション)を考えています。物件は都内のおしゃれで有名な街の駅近一等地にあります。40年程前から借りていて、近隣相場より格安の家賃です。もし、我が家が本物件を手放したら、すぐに何倍もの値段で新しい借り手がつくでしょう。実際に飲食店やブティックを開業したい方が、『この物件を下さい!』と年に何人も来ます。建物は2階建て全4部屋の木造モルタル造アパート。1階の1部屋とその上の1部屋を借りています。現状1階店舗・2階居宅です。今後、1階で商売する予定はないので、1階も居宅用に変える予定。2階の部屋へは外階段を昇って出入りしていますが、1階2階に内階段をつけて、メゾネットタイプの部屋にしたいです。貸主・借主共に利益が出るような形で、計画を実行したいと考えています。1、大家さんに建物の現状を報告2、今後建て替えの予定はないか聞く3、全額自費負担でリフォームしたい旨を伝える4、業者のリフォーム案、見積もりを提示する5、場合によっては、家賃1万円ほどアップしてもらっても構わないこのような順番で大家さんにお願いし、ご意見を伺おうか思います。いずれ退去する際、造作権は全て放棄するので大家さんの不利益はほぼ無いとは思うのですが・・・。大家さんも納得いく形で進めたいです。交渉の仕方などアドバイスがあれば是非教えてください。部屋を貸してる大家さん、借りてる部屋を大幅リフォームした経験のある方、不動産関係の方、是非お知恵をお貸しください。よろしくお願いいたします。

築古物件のリノベーション:大家さんとの交渉成功の秘訣

築40年以上の賃貸物件に住んでおり、全額自費でリフォームしたいと考えているとのこと。駅近一等地で家賃が格安という好条件、そして長年住み続けているという背景を活かし、大家さんとWin-Winの関係を築くための交渉方法を詳しく解説します。

1. 事前準備:綿密な計画と資料作成が重要

交渉に臨む前に、以下の準備を徹底しましょう。これが成功の鍵となります。

  • リフォーム計画の明確化:具体的なリフォーム内容(耐震補強、断熱、内装、内階段設置など)を詳細に記載した計画書を作成しましょう。図面や写真があるとより理解しやすくなります。専門業者に依頼し、詳細な見積もりを取得することも重要です。
  • 物件の現状把握:建物の老朽化状況、設備の不具合などを写真や動画で記録し、大家さんに現状を正確に伝えましょう。これにより、リフォームの必要性を客観的に示すことができます。
  • 近隣相場調査:リフォーム後の家賃相場を調査し、家賃アップの妥当性を示す資料を用意しましょう。不動産サイトや不動産会社に相談することで、より正確な情報を得ることができます。
  • 法律・条例チェック:リフォームによって建築基準法や消防法などに抵触しないか、事前に確認しておきましょう。必要に応じて建築士に相談することをお勧めします。
  • リスク管理:リフォーム中に予期せぬ問題が発生する可能性も考慮し、その対応策を事前に検討しておきましょう。

2. 交渉:丁寧な説明と誠意ある姿勢が大切

大家さんとの交渉は、以下のステップで進めましょう。

  • 現状報告と感謝の表明:長年住まわせていただいている感謝の気持ちを伝え、現状の不便さや老朽化について丁寧に説明します。物件への愛着と、将来も住み続けたいという強い意思を明確に伝えましょう。
  • リフォーム計画の説明:作成した計画書と見積もりを提示し、リフォーム内容と費用、そしてそのメリット(耐震性の向上、防音性の向上、居住性の向上など)を分かりやすく説明します。
  • 大家さんのメリットを提示:リフォームによって物件価値が向上し、将来的に家賃収入が増加する可能性を説明しましょう。また、築古物件の維持管理コスト削減にも貢献できる点を強調します。
  • 家賃アップの提案:必要に応じて、家賃アップを提案します。近隣相場を参考に、妥当な金額を提示しましょう。
  • 契約内容の確認:リフォーム後の契約内容(家賃、契約期間、修繕責任など)を明確に確認し、書面で取り交わしましょう。

3. 専門家の活用:スムーズな交渉をサポート

交渉が難航する場合は、専門家の力を借りましょう。

  • 不動産会社:不動産会社に相談することで、交渉の進め方や家賃設定などのアドバイスを受けることができます。
  • 弁護士:交渉がまとまらない場合、弁護士に相談することで法的観点からのアドバイスを受けることができます。
  • 建築士:リフォーム計画の妥当性や法規制の確認などを建築士に依頼することで、大家さんを納得させるための信頼性を高めることができます。

4. 成功事例と失敗事例から学ぶ

成功事例:ある借主は、老朽化した賃貸マンションを全面的にリフォームし、大家さんと家賃アップで合意しました。その際、詳細なリフォーム計画書と、近隣相場を比較した家賃設定、そしてリフォーム後の物件価値向上を説明することで、大家さんの理解を得ることができました。

失敗事例:ある借主は、大家さんと十分な話し合いをせずにリフォームを進めた結果、トラブルになり、訴訟に発展しました。事前に大家さんと十分な協議を行い、合意を得ることが重要です。

5. 交渉における注意点

  • 焦らず丁寧に:交渉は焦らず、時間をかけて丁寧に進めましょう。
  • 誠意ある対応:常に誠意ある対応を心がけ、大家さんの意見に耳を傾けましょう。
  • 書面での確認:合意事項は必ず書面で確認しましょう。
  • 法律・条例遵守:リフォームは法律・条例を遵守して行いましょう。

まとめ:大家さんとの良好な関係を築き、理想の住まいを実現しよう

築古物件のリフォームは、大家さんとの良好な関係を築くことが成功の鍵となります。綿密な計画、丁寧な説明、そして専門家の活用によって、双方にとってメリットのある交渉を進め、理想の住まいを実現しましょう。 あなたの努力と誠意が、交渉成功への道を開くでしょう。

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