築40年木造アパートの水漏れ事件!真夜中の不可解な事態と、インテリアリフォームにおける注意点

昨日の不思議な出来事について 主人は内装(主にクロス)職人です。 この道24年になります。 10年前に独立し、今はひとり親方で毎日、頑張っています。 毎日異なる現場に入るわけですから 平穏無事・・・というわけにもいきませんが 穏やかな性格と、真面目で責任感のある仕事ぶりから トラブルらしいトラブルもなく、得意先からも頼りにされています。 しかし・・・ 日付が変わった夜中1時半頃、主人の携帯電話が突然、鳴りました。 離れて暮らしている親類に何かあったのではと、主人も私も飛び起きました。 ところが、電話の相手は得意先の方でした。 しかも、今日、主人が入った現場(築40年ぐらいの木造アパートの2階)の階下の住人から 「水漏れが発生し、部屋が水浸しになっている!」と大家さんに連絡が入ったというのです。 大家さんから得意先に電話がいき・・・得意先から主人に電話が入ったということで・・・。 しかし、その主人が仕事に入った2階の部屋は空き部屋で 古くなったキッチンも取り外されていて、水道の蛇口(昔のタイプのひねるやつです)はついているものの 水を受けるシンクは一切ない状態なので、主人はその水道は使用しなかったそうなのです。 水を使用する際には、外に設置されている水道を使用したそうです。 それなのに・・・水が漏れていたのは、主人が使用しなかった、つまりシンクのない水道の蛇古だったというのです。 外の水道やトイレの水漏れであれば、まだ分かるのですが 全く使用していない水道の蛇口から、水がポタポタと漏れ、階下を水浸しにしてしまったというのです。 大家さんが2階の部屋を慌てて確かめたら、そうだったというのです。 主人は昨日、7時頃にその2階の部屋を全部確認して、戸締りをして出てきました。 その時には水漏れはしていなかったそうです。 水漏れしていたら、シンクがないわけですから、当然、すぐに気づくと思いますし・・・。 ということは、主人が出た7時以降に何かが起こったとしか考えられません。 しかし、空き部屋ですし、誰かが入るといっても、管理している大家さんや不動産やさん、 そして、仕事を請け負い、主人に依頼した得意先の人ぐらいしか考えられません。 真夜中に、またその現場まで出向き、大家さんや得意先の方たちと一緒に階下の部屋を掃除してきました。 主人の真面目な性格を知っている得意先の方は、主人のせいではないと言ってくれていますが でも、スッキリしません。 一体、何があったのでしょう?

築40年木造アパートの水漏れ原因を探る

ご主人様は内装職人として24年の経験を持ち、真面目な仕事ぶりで信頼されているとのこと。にもかかわらず、使用していない蛇口から水漏れが発生したという不可解な出来事。深夜の連絡に驚き、ご心配されたことと思います。この事件を解決するために、まず考えられる原因をいくつか検証してみましょう。

考えられる原因と検証

* 経年劣化:築40年の木造アパートです。水道管の経年劣化による自然故障が最も考えられます。特に、使用頻度の低い蛇口のパッキンなどが劣化し、微細な水漏れが発生し、時間をかけて階下へ漏水した可能性があります。専門家(水道工事士)による点検が不可欠です。
* 内部の腐食:古いタイプの蛇口内部の金属部分が腐食し、そこから水漏れが発生した可能性があります。目視では確認できない内部の腐食は、専門家による点検でしか判別できません。
* 外部からの影響:何らかの衝撃や振動によって、蛇口内部の部品が損傷し、水漏れが発生した可能性も考えられます。近隣での工事や地震など、外部からの影響を調査する必要があります。
* 不注意:可能性は低いですが、ご主人様が蛇口を完全に閉め切っていなかった、あるいは、わずかな隙間から水が漏れていた可能性も否定できません。しかし、ご主人様の真面目な性格から、この可能性は低いと思われます。

専門家の意見:水道工事士の視点

築40年の建物では、水道管の経年劣化が最も疑わしいです。特に、使用頻度の低い蛇口は、パッキンの劣化が進行しやすく、微細な水漏れが発生しやすい傾向があります。また、配管内部のサビや腐食も考えられます。目視では確認できない内部の状況を把握するためには、水道工事士による配管の点検が必須です。

インテリアリフォームにおける水回りトラブルの予防

今回の事件は、古い建物の水回りトラブルの深刻さを改めて示しています。インテリアリフォームにおいて、水回りの改修は非常に重要です。特に築年数の古い建物では、事前に点検を行い、必要に応じて改修を行うことを強くお勧めします。

水回りリフォームのポイント

* 定期的な点検:築年数の古い建物では、定期的に水回りの点検を行うことが重要です。専門業者に依頼し、配管の状態や蛇口のパッキンなどをチェックしてもらいましょう。
* 老朽化した設備の交換:老朽化した蛇口や配管は、交換することを検討しましょう。新しい設備は、耐久性が高く、水漏れのリスクを軽減できます。素材にもこだわり、耐腐食性の高いものを選びましょう。例えば、銅管は耐久性が高く、サビにくい素材として知られています。
* 防水対策:浴室や洗面所などの水回りでは、防水対策をしっかりと行いましょう。防水シートやコーキングなどを適切に使用することで、水漏れを防ぐことができます。
* 適切な素材選び:キッチンや浴室などの水回りには、耐水性や耐熱性に優れた素材を選びましょう。例えば、キッチンカウンターには人工大理石、浴室の壁にはタイルなど、水に強い素材がおすすめです。
* 施工業者の選定:リフォーム工事を行う際には、信頼できる施工業者を選ぶことが重要です。経験豊富で、技術力が高い業者を選びましょう。口コミや評判などを参考に、慎重に業者を選定することが大切です。

グレーインテリアにおける水回り対策

今回のケースとは直接関係ありませんが、グレーインテリアにおいても水回りの対策は重要です。グレーは落ち着いた雰囲気を演出しますが、水垢が目立ちやすいというデメリットがあります。

グレーインテリアの水回り対策

* 素材選び:グレーのタイルや人工大理石など、汚れが目立ちにくい素材を選びましょう。
* 定期的な清掃:こまめな清掃を心がけ、水垢や汚れを落としましょう。
* 撥水加工:撥水加工を施した素材を選ぶことで、水垢や汚れの付着を防ぎ、お手入れを容易にすることができます。

まとめ:真夜中の水漏れ事件から学ぶこと

今回の不可解な水漏れ事件は、築年数の古い建物の水回りトラブルの深刻さを改めて認識させられました。ご主人様は責任感の強い方なので、今回の出来事が心労になっているかもしれません。しかし、ご主人様は今回の件で責任を負う必要はありません。経年劣化による自然故障の可能性が高いからです。

大切なのは、今後の水回りトラブルを防ぐための対策です。定期的な点検、老朽化した設備の交換、適切な素材選び、信頼できる施工業者への依頼など、これらの点をしっかりと行うことで、安心して暮らせる住まいを実現できます。今回の経験を活かし、より安全で快適な住まいづくりを目指しましょう。

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