築40年昭和レトロな家をモダンな空間に変身させる方法|インテリアコーディネート実例集

部屋のインテリアについて教えてください!築30年以上の家へお住まいの方どのような部屋にしていますか?私の家は築40年経っており本当に昭和の家です。数年前くらいに2度くらいリフォームしたのですが、私の部屋は古いぼろいじゅうたんからフローリングに変えただけで、壁は当時そのものです。どちらかというと私は今風なモダンな家がすきなので、結構抵抗して今風にしたりして遊んでいます。古い家に住んでる方はどのような風にしていますか?よろしくお願いします。

築40年以上の昭和レトロな家をモダンにリフォームするヒント

築40年以上の住宅は、梁や柱といった構造材がしっかりしており、現代の住宅にはない重厚感や温かみがあります。しかし、間取りや設備が古く、現代的なデザインとはかけ離れていると感じている方も多いのではないでしょうか? 今回は、築40年以上の昭和レトロな住宅を、モダンな空間に変身させるための具体的な方法をご紹介します。質問者様のように、部分的にリフォーム済みで、壁などが当時のままという状態からのリノベーションも可能です。

1. 壁・天井のリノベーション:素材と色の選択が重要

昭和時代の住宅では、クロスや壁の色が時代を感じさせることが多いため、まずは壁と天井のリノベーションから検討してみましょう。

  • クロスを変える: 古くなったクロスを張り替えるだけでも、部屋の印象は大きく変わります。モダンな雰囲気にするなら、白やベージュ、グレーなどのシンプルな色を選び、素材は織り目や凹凸のあるものを選ぶと、高級感と奥行きが生まれます。また、アクセントクロスとして、濃いめの色や柄を取り入れるのもおすすめです。ただし、古い建物の場合は下地の状態を確認する必要があります。ひび割れや剥がれがある場合は、補修してからクロスを貼る必要があります。
  • 塗装: クロスを剥がして、壁や天井を塗装するのも効果的です。コンクリート打ちっぱなし風や、木目を活かした塗装など、様々な選択肢があります。専門業者に相談して、最適な塗装方法を選びましょう。特に、珪藻土や漆喰などの自然素材を使用すると、調湿効果があり、健康にも良い影響を与えます。
  • 建具の交換: ドアや窓枠なども、時代を感じさせるデザインであれば交換を検討しましょう。シンプルなデザインの建具を選ぶことで、モダンな雰囲気を演出できます。色は、壁の色と調和するものを選びましょう。

2. 床材の選択:フローリングの種類と選び方

すでにフローリングにリフォーム済みとのことですが、素材や色によってモダンな印象は大きく変わります。

  • 無垢材フローリング: 自然な風合いと温かみがあり、高級感があります。ただし、メンテナンスが必要になります。色味は、ベージュやライトブラウンがモダンな空間に合います。
  • 複合フローリング: 無垢材に比べて価格が安く、メンテナンスも容易です。様々な色や柄があり、デザインの自由度が高いです。グレーやホワイトなどの明るい色を選ぶと、部屋を広く見せる効果があります。
  • タイル: キッチンや洗面所だけでなく、リビングの一部にタイルを使用するのもおすすめです。モダンでスタイリッシュな印象になります。ただし、冷たさを感じやすいので、床暖房との併用がおすすめです。

3. 照明計画:間接照明で雰囲気を高める

照明計画も、モダンな空間を作る上で重要な要素です。

  • 間接照明: 壁や天井に光を当てる間接照明を取り入れることで、柔らかな光と陰影が生まれ、落ち着いた雰囲気になります。ダウンライトや間接照明を組み合わせることで、より洗練された空間を演出できます。
  • ペンダントライト: 天井から吊り下げるペンダントライトは、空間のアクセントになります。シンプルなデザインのものを選び、部屋の雰囲気に合った色を選ぶことが大切です。照明の色温度も重要です。暖色系の電球色よりも、昼白色や白色系の電球色の方がモダンな印象になります。
  • スマート照明: スマートスピーカーと連携できるスマート照明を取り入れることで、照明の明るさや色温度を簡単に調整できます。便利なだけでなく、生活の質を高める効果もあります。

4. 家具選び:シンプルで機能的なものを選択

家具選びも、モダンな空間を作る上で重要なポイントです。

  • シンプルで機能的な家具: 無駄な装飾のない、シンプルで機能的な家具を選びましょう。素材は、木や金属など、モダンな雰囲気に合うものを選びます。
  • 収納家具: 収納家具は、部屋をすっきり見せるために不可欠です。壁面収納や、収納力のある家具を選ぶことで、散らかりを防ぎ、清潔感のある空間を作ることができます。
  • 色合わせ: 家具の色は、壁や床の色と調和するように選びましょう。ベージュやグレーなどのニュートラルな色は、どんな色とも合わせやすく、モダンな雰囲気に仕上がります。

5. アクセントカラーの活用:個性を演出

ベースカラーを決めたら、アクセントカラーとして、好きな色を取り入れてみましょう。例えば、クッションやブランケット、グリーンなどの小物で、個性を演出できます。ただし、アクセントカラーは、ベースカラーとのバランスが重要です。

6. 専門家への相談:リフォームプランの作成

築40年以上の住宅のリフォームは、専門家のアドバイスを受けることが重要です。リフォーム会社や建築士に相談し、予算や希望を伝え、最適なリフォームプランを作成してもらいましょう。

まとめ:古い家をモダンに生まれ変わらせる

築40年以上の昭和レトロな住宅をモダンな空間に変身させるには、壁や天井、床材、照明、家具など、様々な要素を考慮する必要があります。しかし、適切なリフォームとインテリアコーディネートを行うことで、古くて懐かしい雰囲気を残しつつ、現代的な快適さと洗練されたデザインを両立した住空間を実現できます。 今回のアドバイスを参考に、あなただけの素敵な空間を創造してください。

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