築40年戸建てのムカデ大量発生!5~6月の駆除方法と予防策

はじめまして。知恵ノートを拝見しまして、是非アドバイスをいただきたいとリクエストさせていただきました。昨年秋、築40年の戸建てに嫁に来ました。庭の木は荒れ放題で、40年以上の木(松くろがねなど)も数本あります。庭石8個ぐらいも40年鎮座していますが、大きいもので1メートルある石が見えない位庭が荒れていて、ムカデには絶好の環境?です。家は隙間だらけで、4-5月だけで八匹発見→なんとか退治を繰り返している状態ですが、とうとう寝室に出ました…今までは、風呂場&脱衣所の4匹と台所で1匹→侵入経路と思われる隙間をガムテープで埋めてから出なくなりました。台所の二匹→脱衣所から移動して来たと思われる。身に覚えあり。全て長さ10センチ越え、太さ1センチの赤黒いムカデです…で、今回の寝室なんですが、全く見当がつきません。なんせ家が古いので畳の隙間とかが原因と言われれば、そうかもしれません…ムカデは2ミリあれば通るとも何処かのサイトで拝見しました…私が刺されるだけならまだいいのですが、同居人に介護が必要なので、いてもたってもいられなく、駆除を決意しました。大変前置きが長くなってしまいましたが、ムカデの繁殖期と言われるこの時期に、駆除に踏み切っても良いのでしょうか?ネットで色々な駆除方法を拝見しましたが、本格的にやるには冬を待った方が良いのでしょうか?以前住んでいた義理の兄弟の話だと、薬を撒いたらものすごい数が屋内に出たのでやめた方が良いと言われました…が、良い方法があれば駆除に踏み切りたいです。方法としては、嫌な虫用バルサンを全ての部屋に仕掛ける→掃除→なるべく日を空けず、雨の日を避けてサイベールを家の周りに。と考えています。一番は庭を綺麗にするのはわかりますが、先に庭を綺麗にしたら、屋内に逃げ込むのではないかとも思っています。あと、庭を先にやる時間もありません…あまりに広いので…ちなみに、前から住んでる主人によると、本当に今年は多いそうですが、なんとなく原因はわかっています。→4月に数年玄関周りに放置されていた草と、植木鉢10個を処分して、土を動かしたので。家の周りの草抜きをするとムカデが屋内に出るとも聞きましたので、余計に庭木を先に綺麗にしない方が良いのではないかと思っています…長文で申し訳ありません…本当に困っています…お力をお貸しください…。

5~6月のムカデ駆除:繁殖期でも大丈夫?

結論から言うと、5~6月、ムカデの繁殖期であっても駆除は可能です。むしろ、ムカデの活動が活発になる時期だからこそ、早期の駆除と予防が重要です。ただし、駆除方法や注意点を守り、安全に作業を行うことが大切です。 ご心配されているように、薬剤散布によってムカデが大量発生する可能性も否定できません。そのため、段階的なアプローチと、専門家への相談も視野に入れることをお勧めします。

ムカデ駆除のステップバイステップガイド

ご自宅の状況を踏まえ、段階的にムカデ駆除を進めていきましょう。

ステップ1:侵入経路の特定と遮断

ムカデは驚くほど小さな隙間から侵入します。2mmの隙間でも侵入可能と言われるほどです。まずは、ムカデの侵入経路を特定することが重要です。

  • 家の外壁の亀裂や隙間:モルタルの剥がれ、窓枠の隙間、通気口などをチェックし、コーキング剤などで塞ぎましょう。
  • 基礎部分の隙間:基礎と土台の間に隙間があれば、コンクリートやモルタルで埋めましょう。専門業者に依頼するのも良いでしょう。
  • 配管周り:排水管や水道管の周りにも隙間がないか確認しましょう。
  • 窓やドア:隙間テープやパッキンで隙間を塞ぎましょう。防虫網の設置も効果的です。
  • 畳の隙間:古い畳の場合は、隙間から侵入している可能性があります。畳の張り替えを検討しましょう。

ステップ2:屋内の駆除

侵入経路を塞いだら、屋内のムカデを駆除します。バルサンなどのくん煙剤は効果的ですが、換気を十分に行い、小さなお子さんやペットがいる場合は、使用前に注意書きをよく読んで安全に配慮しましょう。

  • バルサンの使用:全ての部屋を使用する前に、換気扇を回して換気を十分に行いましょう。使用後は、窓を開けて十分に換気をしてください。小さなお子さんやペットがいる場合は、使用を避け、専門業者に依頼することを検討しましょう。
  • 掃除機:ムカデを発見したら、掃除機で吸い取ります。ただし、ムカデが掃除機の中で生きている可能性があるので、その後はゴミ袋をしっかり密封し、すぐに廃棄しましょう。
  • 殺虫剤:ムカデ専用の殺虫剤を使用するのも効果的です。スプレータイプや置くタイプの殺虫剤など、様々な種類があるので、ご自宅の状況に合わせて選びましょう。

ステップ3:屋外への対策

屋内対策と並行して、屋外対策も重要です。庭の掃除は、ムカデが屋内に逃げ込むのを防ぐためにも、後回しにするのではなく、時間を見つけて少しずつでも進めることをお勧めします。

  • 庭木の剪定:庭木を剪定し、日当たりと風通しをよくすることで、ムカデの隠れ家となる場所を減らすことができます。
  • 草むしり:雑草を刈り取り、石や植木鉢の下など、ムカデが潜みやすい場所をなくしましょう。特に、玄関周りや家の基礎部分は念入りに掃除しましょう。
  • 落ち葉の掃除:落ち葉はムカデの隠れ家となるため、こまめに掃除しましょう。
  • 土壌改良:土壌を乾燥させることで、ムカデの生息を抑制できます。乾燥した土壌を好まないムカデにとって、乾燥した環境は住みにくい環境となります。
  • 薬剤散布:サイベールなどの殺虫剤を、雨の降らない日に家の周りに散布しましょう。ただし、使用方法をよく読んで、適切な量を使用し、小さなお子さんやペットが触れないように注意しましょう。周辺環境への影響も考慮し、必要に応じて専門業者に相談することをお勧めします。

専門家への相談

ムカデの駆除に不安がある場合、または大量発生している場合は、専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、適切な駆除方法を提案し、安全に駆除を行うことができます。

予防策

ムカデの駆除と同時に、予防策も講じることで、再発を防ぐことができます。

  • 定期的な清掃:家の中と外を定期的に清掃し、ムカデの隠れ家となる場所をなくしましょう。
  • 湿気の対策:ムカデは湿気を好むため、家の中と外を乾燥した状態に保つことが重要です。換気をよくし、除湿機を使用するのも効果的です。
  • 夜間の照明:夜間に外灯をつけっぱなしにすると、ムカデを誘引する可能性があります。必要のない照明は消しましょう。

まとめ

ムカデの駆除は、侵入経路の遮断、屋内外の駆除、そして予防策を組み合わせることで効果的です。状況に応じて専門家の力を借りることも検討し、安全に作業を進めてください。 焦らず、段階的に対策を進めることで、ムカデのいない快適な住環境を取り戻せるはずです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)