築40年実家の建て替え計画:大東建託の提案と現実的な検討

実家に大東建託から賃貸物件を建てないかという話しがきました。実家はかれこれ築40年ぐらいです。庭が広いので実家を取り壊し、そこに賃貸と離れな感じで実家を建てるという話しです。実家は5LDK予定です。母は乗り気で7000万かかるが家賃から借金返済でき、その他に17万の家賃収入があると言っていました。なので7000万の借金はあってないようなものだと。私は営業の人から直接話しを聞いたわけではないのでわかりませんが、母から聞く話しだといいことばかりです。・今ならエコポイントが150万相当。・消費税があがるまえに建てたほうがいくらかお得・震災で屋根の瓦を直したばかりと話したら大東が負担してくれる(70万)・建て替えが終わるまでの仮住まいの家賃は大東が負担してくれる(二部屋借りてもオッケー)・その際の引っ越し費用も大東が負担してくれる・うちは3台車を所有していますが3台分の駐車場が確保できる・外で犬を飼っていますがそのまま飼っても大丈夫・修繕費は大東持ち実家はボロ家だし建て替えなければこれからもいろいろと直さなきゃいけないところが出てくると思います。父は間もなく退職で自分で建て替えとなるとローンもくめません。それにやはり一戸建てはなにかと維持費がかかりますよね。父は庭がなくなるのが嫌だという理由から反対しています。いいことばかりですが実際のところどうなんでしょうか?補足父は庭がなくなるのを嫌だと反対していますが母は庭がなくなることにより庭の草取りをしなくてよくなると思っています。もう少し歳をとれば草取りは難しくなりますよね。あと実家は無駄に部屋が多いので年寄りに掃除は辛いですよね。あと古いのですき間風が寒いです。

大東建託による建て替え提案のメリット・デメリット

高齢化が進む中で、老朽化した実家の建て替えは重要な検討事項です。大東建託からの提案は魅力的に聞こえますが、冷静な分析が必要です。まず、提示されたメリットとデメリットを整理しましょう。

メリット

* エコポイント150万円相当:国が推進する省エネルギー住宅への補助金制度を活用できるのは大きなメリットです。
* 消費税増税回避:建築費用を抑えることができます。ただし、将来の消費税増税幅や、その時期によっては効果が限定的になる可能性も考慮しましょう。
* 屋根瓦修理費用負担(70万円):既存住宅の修繕費用を負担してくれるのは、初期費用削減に繋がります。
* 仮住まい費用・引っ越し費用負担:建て替え期間中の生活負担を軽減できるのは大きなメリットです。
* 駐車場3台分確保:複数台所有の世帯にとって重要なポイントです。
* ペット飼育可能:犬を飼っている家庭にとって、飼育環境が維持できるのは安心材料です。
* 修繕費用負担:賃貸物件であるため、修繕費用は基本的に大東建託が負担します。老朽化による修繕費用の心配が軽減されます。
* 7000万円の借金は家賃収入で返済可能との説明:母が述べている通り、家賃収入で借金返済が可能であれば、経済的な負担は軽減されます。

デメリット

* 7000万円という高額な費用:家賃収入で返済可能とはいえ、7000万円は高額な費用です。詳細な内訳を確認し、本当に家賃収入で返済可能か、シミュレーションを行う必要があります。
* 庭の消失:父親が反対しているように、庭の喪失は大きなデメリットです。庭への愛着や、庭での活動(ガーデニングなど)を重視する場合は、代替案を検討する必要があります。
* 賃貸物件としての制約:自由にリフォームできない、ペットの種類や飼育数に制限があるなど、賃貸物件特有の制約がある可能性があります。
* 大東建託との契約内容:営業担当者からの説明だけでなく、契約書の内容を弁護士などに相談し、不明な点やリスクを十分に確認する必要があります。
* 5LDKの広さ:高齢夫婦二人暮らしであれば、5LDKは広すぎる可能性があり、維持管理の手間や光熱費の負担が増える可能性があります。

具体的な検討事項

建て替えを決断する前に、以下の点を詳細に検討しましょう。

1. 費用に関する詳細な内訳の確認

7000万円という費用は、建築費、土地費用、諸費用などを含めた総額でしょうか?内訳を詳細に確認し、それぞれの費用が妥当かどうかを専門家(建築士など)に相談しましょう。

2. 家賃収入の現実性

母が述べている家賃収入17万円は、実際に確保できる見込みがあるでしょうか?空室期間や修繕費用などを考慮した上で、現実的な家賃収入をシミュレーションする必要があります。

3. 契約内容の確認

大東建託との契約内容を綿密に確認しましょう。特に、修繕費用の負担範囲、解約条件、違約金など、重要な項目について、弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。

4. 代替案の検討

庭を維持したいという父親の意見も尊重し、庭の一部を残す、庭を小さくするなど、代替案を検討しましょう。また、5LDKからよりコンパクトな間取りに変更することも検討できます。

5. 親世代の生活スタイルとニーズ

高齢の両親にとって、5LDKは広すぎるかもしれません。掃除や維持管理の手間を考慮し、必要最小限の広さの家を検討しましょう。バリアフリー設計なども重要です。

専門家の意見

建築士やファイナンシャルプランナーに相談することで、客観的な視点と専門的なアドバイスを得ることができます。特に、費用面や契約内容に関するリスクを軽減するために、専門家の意見を聞くことは非常に重要です。

まとめ

大東建託からの提案は魅力的な部分もありますが、高額な費用や庭の消失など、慎重に検討すべき点も存在します。家族全員で話し合い、専門家の意見も参考にしながら、最適な解決策を見つけることが重要です。 感情的な判断ではなく、冷静にメリット・デメリットを比較検討し、将来を見据えた上で決断しましょう。

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