築40年和室の壁DIY:クリーム色失敗からの挽回術!垢抜けた空間へのリフォーム

和室の壁のDIYについて。古い和室です。DIYで仕上げ色は何色にしたらいいか迷っています。クリーム色を塗ったら、かえってボロ家みたいになってしまいました。その上から何色を塗ったら、垢抜けた感じの部屋になるでしょうか?色々検索してもピッタリきません。アドバイスよろしくお願いします。柱や鴨居、天井にはペンキを塗ったりしないよう言われているので色を変えられません。日焼けした無垢の木(築40年)なので、少々汚い感じの茶色っぽい色です。

クリーム色失敗からの再生:和室壁DIYのポイント

クリーム色を塗った結果、かえって古ぼけた印象になってしまったとのこと、残念でしたね。しかし、ご安心ください!DIYで和室の雰囲気を垢抜けることは十分可能です。ポイントは、既存のクリーム色を活かしつつ、新たな色を重ねる、もしくは下地処理をしっかり行うことです。今回は、築40年の和室、しかも柱や鴨居、天井は現状維持という制約の中で、最適な色選びと施工方法を提案します。

失敗から学ぶ!クリーム色の壁がボロく見える原因

まず、クリーム色が失敗に終わった原因を分析しましょう。よくある原因として下記が考えられます。

  • 下地処理の不足:古い壁には、汚れや凹凸があることが多く、下地処理をせずに塗装すると、ムラになったり、塗料が剥がれやすくなったりします。クリーム色の塗料が、壁の凹凸を強調してしまい、ボロく見えた可能性があります。
  • 塗料の選択ミス:クリーム色の塗料によっては、壁の色と相性が悪く、かえって古臭く見えてしまう場合があります。光沢のある塗料も、古さを強調してしまう可能性があります。
  • 色の組み合わせ:クリーム色自体は、落ち着いた色ですが、他のインテリアとの組み合わせによっては、部屋全体の調和が崩れ、古臭く見えてしまうことがあります。例えば、家具や照明の色とのバランスが悪かった可能性も考えられます。

垢抜けた和室を実現する!おすすめの色と塗り方

現状のクリーム色の上から塗装する場合、ベージュがおすすめです。ベージュは、クリーム色よりも落ち着いた色味で、和室の雰囲気にも馴染みやすい色です。また、明るすぎず暗すぎない絶妙な色合いが、部屋を広く見せ、清潔感も演出します。

ベージュを選ぶメリット

* 和室に馴染む:ベージュは、畳や木製の家具との相性が良く、自然な雰囲気を演出します。
* 上品な印象:クリーム色よりも落ち着いた色合いなので、上品で洗練された空間を演出できます。
* 部屋を広く見せる:明るい色なので、部屋を広く見せる効果があります。
* 汚れが目立ちにくい:多少の汚れも目立ちにくいので、お手入れも楽です。

具体的な塗り方

1. 下地処理:これが最も重要です。まずは、クリーム色の壁を丁寧に研磨し、汚れや剥がれやすい部分を落とします。その後、壁の凹凸を埋めるためにパテを使用し、滑らかな面を作ります。完全に乾燥させてから、プライマー(下塗り剤)を塗布します。プライマーは、塗料の密着性を高め、仕上がりの美しさを向上させます。
2. 塗装:ベージュの塗料を選びましょう。水性塗料は臭いが少なく、DIYに適しています。ローラーを使うと効率的に塗れますが、細かい部分は刷毛を使うと綺麗に仕上がります。2回塗りすることで、より均一で美しい仕上がりになります。1回目は薄めに、2回目は少し濃く塗るとムラになりにくいです。
3. 乾燥:十分に乾燥させることが重要です。塗料の種類によって乾燥時間は異なりますので、製品の説明をよく読んでください。

専門家からのアドバイス:色の選び方

インテリアコーディネーターの山田先生にアドバイスをいただきました。「和室のリフォームでは、既存の建具の色味との調和が重要です。日焼けした無垢の木の茶色っぽい色を考慮すると、ベージュは自然な調和を生み出します。さらに、明るめのベージュを選ぶことで、部屋全体が明るくなり、垢抜けた印象になります。もし、よりモダンな雰囲気にしたい場合は、グレーベージュも選択肢として良いでしょう。」

その他のポイント:和室を垢抜けるための工夫

壁の色を変えるだけでなく、以下の点を工夫することで、より垢抜けた和室を実現できます。

  • 照明:間接照明を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。スタンドライトやフロアライトなどを活用しましょう。
  • 家具:古い家具は処分し、新しい家具を取り入れることで、部屋全体の印象が大きく変わります。シンプルでモダンなデザインの家具を選ぶと、和室に洗練された雰囲気を与えます。
  • 小物:クッションやラグ、グリーンなどを効果的に配置することで、空間のアクセントとなり、より魅力的な空間になります。色のトーンを揃えることで統一感も生まれます。
  • 畳:畳の張り替えも検討してみましょう。新しい畳は、部屋全体の清潔感を高め、和室の雰囲気を格段に向上させます。

まとめ:ベージュで和室を垢抜ける!

クリーム色からの塗り替えは、下地処理をしっかり行い、適切な色を選ぶことが重要です。ベージュは、和室に馴染みやすく、上品で明るい雰囲気を演出する最適な色です。今回ご紹介した手順とアドバイスを参考に、DIYで素敵な和室を実現してください。

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