築40年以上の平屋日本家屋へのベッド設置とリフォームの優先順位

平屋の日本家屋にベッドを入れる為の補強について。膝の人工関節の手術をしたため、高齢者がベッド生活になるのですが、家が築40年以上の平屋の日本家屋です。普段は高齢者夫婦の二人暮らしです。座敷の畳を上げて床にした状態でベッドを入れると言うのですけれど、どうせならセミダブルかダブルベッドを置こうと、簡単に考えているようです。床の板の厚みは1.5センチ程度。畳を上げても床として使えるよう、塗装してある板です。床下は、乾いた土の上に石があって、それに柱が乗っている状態。何本かまでは数えていません。昔の家ですから、セメントだの鉄筋だので床下を作ってあるわけでは無く、土を固めただけのようです。わたくしは、ダブルベッドは意外と重いので、置き続けることは、家にかなりの負担を与えるのではと心配するのですが、置けるものでしょうか?補強した方が良いと思うのですが、どうでしょうか?(せめて、新築の家に使っているジャッキの様な物を下に何本も入れる)手すりが無いと起き上がれないし、背もたれが上下する物の方が良いと思うので、介護用のベッドで背もたれも足も上下する物を二つ購入する方が良いのではないかと提案したのですが、車輪が付いている物は、ガタガタする!と言って、聞いてくれません。また、8畳の中にダブルベッドを入れた場合、トイレまで遠回りしなければならなかったり、行事ごとのために移動させるのも困難になったりすると思います。何より、片側の手すりだけでは自力で起き上がるのが困難だと思います。部屋のほとんどが障子と襖なので、壁が無く、手すりを付ける場所もありません。何か工夫できることはございますでしょうか?リフォームする場合、お風呂もトイレも台所も、段差解消も、スロープも…となりますが、どこを優先するべきでしょうか…。全部リフォームするくらいなら建て替えた方がいいと思うのですけれど…。

築40年以上の日本家屋へのベッド設置:構造上の問題と対策

築40年以上の平屋日本家屋にダブルベッドを設置する場合、床の補強は必須です。1.5cm厚の床板にダブルベッドの重量がかかると、床の沈み込みや破損につながる可能性が高いです。床下構造が土の上に石と柱という状態では、特にリスクが高いと言えます。

具体的な補強方法

ご心配の通り、単純にベッドを置くだけでは危険です。以下の補強方法を検討しましょう。

  • 根太の追加:既存の根太(床を支える横木)の間隔が広い場合は、追加で根太を入れ、床の強度を高めます。専門業者に依頼し、床下状況を確認の上、適切な材木と施工方法を選択することが重要です。
  • 大引の補強:根太を支える大引(主要な梁)の強度も確認が必要です。必要に応じて大引を補強したり、新しい大引を追加することも検討しましょう。これも専門業者に相談することをお勧めします。
  • 鋼製束の設置:床下から鋼製束(金属製の支柱)を設置することで、床を直接支え、荷重を分散させることができます。これは比較的安価で効果的な補強方法です。ただし、床下状況によっては設置が困難な場合もあります。
  • 床板の補強:既存の床板の上に合板などを重ねて貼り付けることで、床の強度を高めることができます。ただし、床の高さは上がります。

重要なのは、専門業者に相談することです。 建物の構造状況を正確に判断し、適切な補強方法を提案してもらえます。安易なDIYはかえって危険なため、避けるべきです。

ベッド選びと寝室環境の工夫

ダブルベッドは確かに便利ですが、8畳間では狭くなる可能性があります。高齢者の方にとって、ベッドの配置や生活動線が非常に重要です。

ベッドの選定

* サイズ:セミダブルベッドでも十分な広さがあるかもしれません。スペースとご両親の体格を考慮して、最適なサイズを選びましょう。
* 機能性:車輪付きベッドを嫌がられるとのことですが、キャスター付きベッドでも、ストッパー付きのものを選べば、ガタガタせず安全に使うことができます。また、背もたれと足元の高さが調整できる機能は、高齢者にとって非常に便利です。
* 高さ:ベッドの高さが低すぎると、起き上がりに苦労します。適切な高さのベッドを選ぶか、ベッドの高さを上げるための工夫(例えば、ベッドの高さを上げる脚など)も検討しましょう。

寝室レイアウトと手すり

8畳間にダブルベッドを置く場合、動線確保が重要です。ベッドの配置を工夫し、トイレやその他の部屋へのアクセスを確保しましょう。

手すりについては、壁がないため、工夫が必要です。

  • 天井への手すり設置:天井から吊り下げるタイプの垂直手すりを設置できます。ただし、天井の強度を確認する必要があります。
  • 自立式手すり:床に置くだけで設置できる自立式の手すりも便利です。場所を取りますが、移動も可能です。
  • ベッドサイドの手すり:ベッドサイドに設置できる手すりもあります。起き上がりを補助するのに役立ちます。

これらの手すりは、介護用品専門店で相談しながら選ぶと良いでしょう。

リフォームの優先順位

リフォームは、費用と生活の質の向上をバランスよく考慮する必要があります。

優先順位の高いリフォーム

  • 寝室の補強とレイアウト:安全なベッド環境を確保することは最優先事項です。
  • トイレと浴室のバリアフリー化:高齢者にとって、トイレと浴室の段差解消は非常に重要です。転倒リスクを軽減し、生活の質を向上させます。
  • 玄関のスロープ設置:玄関に段差がある場合は、スロープを設置することで、車椅子や歩行器を使用する際にも安全に移動できます。

台所のリフォームは、比較的後回しにしても良いでしょう。まずは、安全と生活の質を向上させるリフォームを優先しましょう。

専門家への相談

建築士や介護福祉士などの専門家に相談することで、より適切なリフォームプランを立てることができます。高齢者住宅のリフォームに詳しい専門家を選ぶことが重要です。

まとめ

築40年以上の日本家屋にベッドを設置する場合、床の補強は必須です。専門家のアドバイスを受けながら、安全で快適な生活空間を確保しましょう。リフォームは段階的に進めていくことも可能です。まずは、安全性を確保するリフォームから着手し、その後、生活の利便性を向上させるリフォームを進めていくことをお勧めします。

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