築40年マンションのカビ問題と妊娠中の対策|湿気・結露対策で安心安全な赤ちゃん部屋づくり

カビだらけの部屋… 築40年近くの古いマンションに住んでいます。現在妊娠中で体調が悪い日が続き横になっていることが多かったのですが、 最近やっと動けるようになり産まれてくる赤ちゃんのために片付けをはじめたところ家中の至るところにカビが生えているのを見つけました。北側の洋室が特にひどく、木製のテーブルとイス、チェスト、ドレッサー、本棚、合皮のソファー、置いている家具すべてにカビがびっしり生えており見ると寒気がします。これらすべて購入して1年くらいしか経っていないのですが、捨てた方がいいのでしょうか…?この梅雨の時期だけでなく冬の結露もものすごいです。新しい家具を購入してもまたすぐカビだらけになってしまいそうで…。毎日カビのことで頭がいっぱいで気がくるいそうです…。皆さんはどのように湿気、カビ対策をされていますか…? 補足 2ヶ月ほど前から咳が止まらなくなり現在も続いています。カビが原因ということもありますよね…。やはり、引っ越しでしょうか…。

妊娠中とカビの恐怖…まず落ち着いて対処法を考えましょう

築40年近いマンションでのカビ問題、そして妊娠中という状況、本当につらいですね。まず、落ち着いてください。カビの発見はショックですが、適切な対策をすれば改善できます。 咳が止まらないとのことですが、カビによる健康被害も懸念されますので、まずは医師への相談をおすすめします。 カビの除去と再発防止策、そして赤ちゃんのための安全な環境づくりについて、段階的に説明していきます。

1. カビの現状把握と緊急対策

まずは、カビの状況を正確に把握しましょう。

カビの種類と発生場所の特定

カビの種類によって対策が異なります。写真に撮って、医師や専門業者に見てもらうのも良いでしょう。特に、黒カビ(スタキボトリスなど)は毒素を産生する可能性があり、危険です。 発生場所も重要です。壁、天井、家具、床など、それぞれに適切な対策が必要です。

緊急的なカビ除去

妊娠中のため、ご自身での作業は最小限に留めましょう。 マスクと手袋を着用し、換気を十分に行った上で、カビの生えた箇所を拭き取ります。 使用する洗剤は、カビ取り剤ではなく、中性洗剤を選びましょう。 漂白剤は刺激が強いので、使用を避けるか、換気を徹底してください。 拭き取った後は、完全に乾燥させることが重要です。 ひどい場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。

2. カビの根本原因と対策:湿気と結露

築年数の古いマンションでは、湿気と結露がカビ発生の大きな原因です。 根本的な解決には、これらの対策が不可欠です。

結露対策

* 窓の断熱対策:窓に断熱シートを貼ったり、二重窓にしたりすることで、結露を大幅に軽減できます。
* 換気:こまめな換気は必須です。特に朝晩は必ず窓を開け、空気の入れ替えを行いましょう。24時間換気システムがあれば、適切に機能しているか確認しましょう。
* 除湿機:除湿機は、特に梅雨時期や冬場の結露対策に効果的です。コンプレッサー式とデシカント式の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、部屋の状況に合わせて選びましょう。
* 湿度管理:室内の湿度を50%以下に保つことが重要です。湿度計を設置して、常に湿度を確認しましょう。

湿気対策

* 家具の配置:家具を壁にぴったり付けず、隙間を作ることで通気性を確保しましょう。
* カーペットやラグ:吸湿性の高いカーペットやラグは、カビの温床になりやすいので、こまめな掃除を心がけましょう。可能であれば、取り除くことも検討しましょう。
* 収納:収納する際は、通気性の良い収納ケースを使用し、定期的に中身を点検しましょう。
* 植物:観葉植物は、室内の湿度を上げる可能性があるので、数や種類を調整しましょう。

3. 家具の処分と買い替え

カビのびっしり生えた家具は、残念ながら処分した方が良いでしょう。 新しい家具を購入する際には、カビに強い素材を選びましょう。

カビに強い素材

* 木材:防カビ加工された木材を選びましょう。
* 金属:ステンレスなど、カビに強い素材です。
* プラスチック:カビにくい素材ですが、通気性に注意が必要です。
* ガラス:カビの心配はありません。

家具選びのポイント

* 通気性の良いデザイン:通気性の悪いデザインはカビの温床になりやすいので避けましょう。
* 撥水加工:撥水加工された家具は、カビの発生を防ぎます。
* 脚付き家具:床との間に隙間を作ることで、通気性を確保できます。

4. 専門家への相談

状況によっては、不動産会社、建築業者、カビ専門業者などに相談することをおすすめします。 特に、原因究明や本格的な改修が必要な場合は、専門家のアドバイスが不可欠です。 彼らは、適切な対策や、場合によっては住宅改修の必要性についてもアドバイスしてくれます。

5. 引っ越しについて

最終手段として、引っ越しも検討しましょう。 しかし、妊娠中という状況を考慮し、無理のない範囲で進めてください。 まずは、上記の対策を試してみて、効果がない場合に引っ越しを検討するのが良いでしょう。

まとめ

カビ問題は、放置すると健康被害にもつながるため、早めの対策が重要です。 妊娠中という状況を考慮し、無理せず、段階的に対策を進めていきましょう。 専門家の力を借りながら、赤ちゃんにとって安全で快適な住環境を整えましょう。

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