築40年の昭和レトロな賃貸を、家族で快適なおしゃれ空間に変える方法

築40年くらいの、ザ・昭和!という感じの賃貸一戸建てに住んでいます。アラフォー夫婦で幼児一人。家が古いうえにセンスがなくずぼらなため、おしゃれとは程遠い生活感あふれた家です。例えば、、、玄関が半畳ほどと狭く下駄箱が小さいので靴が5足ほど出しっぱなし、下駄箱の上には蚊取り線香の缶、ライター、虫よけスプレー、庭の手入れに使う手袋などが置きっぱなし、玄関外には蚊取り線香の皿を出しっぱなし、です。ほぼ毎日使うので、しまうということができません。下駄箱の上を見て、小さい頃遊びに行ったおじいちゃんの家(ほこりをかぶった物だらけ)だなぁと思います。夫婦ともに物をたくさん持つのが好きではないので、物はかなり少ないです。整理整頓は好きなはずでしたが、育児に忙しいこともあって、「出しっぱなし」が多いです。古民家での暮らしを夢見てるようなタイプなので、家が昭和レトロなのはいいのです。庭もあって気に入ってるし。ただ、あまりの生活感に、人は呼べないなーと・・・同世代の知人宅はみんなとーってもおしゃれでびっくりします。散らかっていることもありますが、そもそも家具とか雰囲気?がもうおしゃれで。うちの家具は、夫婦が独身時代に使っていたものをそのまま使っていて、やっぱりなんとなく昭和っぽいのです。どうすればいいのでしょうか。自分の方向性もわからなくなってしまっています。べつにいいじゃんと開き直ればらくなのか・・・

昭和レトロな賃貸を魅力的に変えるためのステップ

築40年の昭和レトロな賃貸住宅でも、工夫次第で素敵な空間に変身させることができます! 育児に忙しい毎日の中でも、無理なく実践できる方法をご紹介します。ポイントは、「捨てる」「隠す」「飾る」「工夫する」の4つです。

1. 「捨てる」:本当に必要なものを見極める

まず、不要なものを徹底的に処分しましょう。 物を減らすことで、空間が広く感じられ、掃除も楽になります。 「最近使っていない」「もう必要ない」と感じたら、迷わず処分を検討しましょう。 思い出の品などは、デジタル化して保管するのも一つの方法です。

  • 断捨離のコツ:1週間使わなかったものは、本当に必要か見直す。写真や動画で思い出を残す。
  • 具体的な行動:まずは玄関から!不要な靴や小物を処分し、スッキリさせましょう。蚊取り線香やスプレー類は、収納ボックスに入れて目立たないようにしましょう。

2. 「隠す」:収納力をアップして生活感を軽減

昭和レトロな住宅は、収納が少ないことが多いです。そこで、収納ボックスやバスケットなどを活用して、生活感を隠しましょう。 目に見える場所に物を置かないことで、空間がぐっとおしゃれに見えます。 100均ショップにも様々な収納グッズがあるので、予算に合わせて選べます。

  • 収納術:玄関の靴は、できるだけ収納ボックスにしまう。下駄箱の上は、目隠しできる布などを活用する。
  • 収納アイテム:カゴ、バスケット、布製収納ボックス、クリアボックスなど、様々な素材やデザインから選べます。統一感を持たせることで、よりおしゃれな印象になります。

3. 「飾る」:昭和レトロと調和するインテリアで個性を出す

昭和レトロな雰囲気を生かしつつ、おしゃれな空間に仕上げるには、インテリアの選び方が重要です。 古民家風の家具や雑貨を取り入れることで、統一感と温かみのある空間を演出できます。 例えば、古材を使ったテーブルや、レトロなデザインの照明器具などを活用してみましょう。

  • インテリア選びのポイント:ベージュやアイボリーなどの落ち着いた色合いの家具や小物を選ぶと、昭和レトロな雰囲気と調和します。また、グリーンやドライフラワーなどを飾ると、より温かみのある空間になります。
  • 具体的なアイテム:古材風のテーブル、レトロなデザインの照明、アンティーク風のミラー、グリーンやドライフラワー、手編みのバスケットなど。

4. 「工夫する」:限られた空間を最大限に活用する

狭い玄関を広く見せるには、鏡を活用したり、明るい色の壁にするのも効果的です。 また、DIYで棚を増設したり、収納スペースを工夫することで、収納力をアップさせることも可能です。

  • 空間の工夫:壁に鏡を取り付ける、明るい色のペンキで塗り替える、DIYで棚を増設する、折りたたみ式の家具を活用する。
  • 省スペース収納:壁掛け収納、薄型収納、縦型収納などを活用する。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスすると、まず、ご自身の好きなスタイルを明確にすることが重要です。 「古民家風」がお好きとのことですので、それをベースに、現代的な要素を取り入れることで、より洗練された空間を作ることができます。 例えば、古材風の家具と、シンプルなデザインのソファを組み合わせるなど、異なるテイストをミックスすることで、個性的な空間が生まれます。 また、色使いも重要です。 ベージュやアイボリーなどの落ち着いた色をベースに、アクセントカラーとして、グリーンやブラウンなどを加えることで、温かみのある空間を作ることができます。 全体の色調を統一することで、まとまりのある空間になります。

具体的な行動計画:1ヶ月間のステップ

1ヶ月かけて、少しずつお部屋を変えていきましょう。 **1週目:断捨離** 不要なものを徹底的に処分します。 **2週目:収納の見直し** 収納ボックスなどを活用し、生活感を隠します。 **3週目:インテリアの選定** 古民家風をベースに、好みのインテリアを選びます。 **4週目:配置と飾り付け** 家具や小物を配置し、空間を演出します。

まとめ:自分らしい昭和レトロ空間を目指して

昭和レトロな賃貸住宅でも、工夫次第で、家族が快適に過ごせるおしゃれな空間に変えることができます。 「捨てる」「隠す」「飾る」「工夫する」を意識し、少しずつ理想の空間を創り上げていきましょう。 焦らず、自分のペースで進めることが大切です。 そして、完成した空間を楽しみ、家族と過ごす時間を大切にしましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)