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ネズミ被害の現状と緊急対策
築40年の住宅でネズミの親子が出没し、食糧を荒らされたり、壁をガリガリかじられたりと、深刻な被害に遭われている状況ですね。恐怖心とストレスを感じていることと思います。まずは、ご安心ください。適切な対策を講じることで、ネズミを駆除し、再発を防ぐことは可能です。
まず、緊急の対策として、以下のことを行ってください。
- 食品の保管:全ての食品を密閉容器に入れ、冷蔵庫や害虫駆除可能なキャビネットに保管しましょう。ネズミはわずかな隙間からも侵入します。
- ゴミの処理:ゴミはしっかり袋に入れ、口を縛り、屋外に出しっぱなしにしないようにしましょう。生ゴミは特に注意が必要です。
- 水分の遮断:ネズミは水がないと生きられないため、水たまりや漏水箇所がないか確認し、適切に対処しましょう。排水溝の掃除も重要です。
- 侵入経路の封鎖:床や壁の穴、隙間を埋めて、ネズミの侵入経路を断ちましょう。コンクリートや金属製の板、パテなどでしっかり塞ぎましょう。特に、ボイラーのパイプを通した穴は確実に塞ぐ必要があります。
- 粘着シートの設置:業者の方が提案された粘着シートは、効果的な手段の一つです。ネズミの通り道となる場所に設置しましょう。ただし、複数個所、複数枚設置し、定期的にチェック・交換が必要です。
これらの対策は、ネズミの活動範囲を狭め、被害を最小限に抑えるための緊急措置です。
ネズミ駆除の方法:専門家とDIYの併用
100万円の毒ガス駆除は、費用対効果の面から見て現実的ではありません。まずは、以下の方法を試みましょう。
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1. 専門業者への相談(再考)
先ほどは高額な毒ガス駆除を提案されたとのことですが、全ての業者がそのような方法を提案するわけではありません。別の業者に相談し、見積もりを取ってみましょう。ネズミの種類や被害状況、家の構造などを詳しく説明し、適切な駆除方法を提案してもらうことが重要です。
多くの業者は、以下の様な駆除方法を提案するでしょう。
- 忌避剤の使用:ネズミが嫌がる臭いを発する忌避剤を使用する方法です。効果は限定的ですが、他の方法と併用することで効果を高めることができます。
- 捕獲器の使用:ネズミを捕獲する罠です。安全に捕獲できるタイプを選び、適切な場所に設置しましょう。捕獲後は、適切な方法で処分する必要があります。
- 超音波発生装置:ネズミが嫌がる超音波を発する装置です。効果には個人差があり、全てのネズミに効果があるとは限りません。
2. DIYによる対策
専門業者に依頼する前に、自分でできる対策をいくつか試してみましょう。
- 徹底的な清掃:家の中を隅々まで清掃し、食べこぼしやゴミを完全に除去しましょう。ネズミのエサとなるものをなくすことが重要です。
- 隙間を埋める:壁や床の隙間を、パテやコーキング剤などで確実に塞ぎましょう。小さな隙間でもネズミは侵入できます。
- 猫を飼う:猫はネズミを捕まえることで知られています。ただし、猫がネズミを捕獲できる保証はなく、猫の飼育には責任と費用が必要です。アレルギーの有無にも注意が必要です。
壁をかじりまくって壁を突き破って侵入してくることはありますか?
ネズミは、歯を研ぐためや、巣を作るために壁をかじることはあります。しかし、壁を突き破って侵入してくることは、比較的稀です。築40年の住宅の場合、壁の老朽化が進んでいる可能性があり、ネズミが侵入しやすくなっている可能性は否定できません。
壁をかじられた箇所の補修は、ネズミ駆除と同時に、建物の老朽化防止のためにも重要です。 専門業者に相談し、適切な補修方法を検討しましょう。
再発防止策:徹底した環境整備
ネズミを駆除した後は、再発防止策を徹底することが重要です。
- 定期的な清掃:定期的に家の中を清掃し、食べこぼしやゴミをなくしましょう。
- 隙間を塞ぐ:定期的に壁や床の隙間をチェックし、必要に応じて塞ぎましょう。
- 収納方法の見直し:食品を適切に保管し、ネズミが侵入できないようにしましょう。
- 庭の手入れ:庭にゴミや雑草などを放置しないようにしましょう。ネズミの隠れ家になりやすいです。
- 定期的な点検:定期的に家全体をチェックし、ネズミの侵入がないかを確認しましょう。
専門家の視点:建築士からのアドバイス
築40年の住宅は、経年劣化により、壁や床に隙間が生じている可能性があります。ネズミの侵入経路となっている可能性が高いです。専門の建築士に相談し、家の状態を点検してもらうことをお勧めします。必要に応じて、家の改修工事を行うことで、ネズミの侵入を防ぐことができます。
まとめ:諦めないで!段階的な対策でネズミを撃退
ネズミの駆除は、時間と労力を要する作業です。しかし、適切な対策を講じることで、必ず撃退できます。焦らず、段階的に対策を進めていきましょう。緊急対策、専門業者への相談、DIYによる対策、そして再発防止策を組み合わせることで、ネズミ被害から解放されるはずです。 諦めずに、快適な住環境を取り戻しましょう。