築4年住宅への7畳増築、530万円の見積もりは妥当?費用を抑える方法と相場

増築の費用について教えてください。 4年前に新築しました。今回リビングに7畳程度の部屋(一階部分のみ)を増築しようと思い、新築した際のハウスメーカーに相談しました。最初の相談から3ヶ月近くたって、今日ようやく見積書を持ってきましたが、総額530万近くかかるとの見積もりでした。こちらとしては350万くらいの予想だったので、あまりにも高額でビックリしてしまい、今のところ夫と検討中です。ですが、多分その金額がかかるのでは、増築することは無理かな…とそうとう落ち込んでいます。ハウスメーカーの説明では、庭に大きな重機が入らないのでその分人件費がかかること、また確認申請に50万以上かかることを強調していました。また、新築と増築では坪数もまったく異なり、増築では坪100万が相場だということでした。これまで知恵袋でいろいろな増築に関する質問や回答を読ませていただきましたが、7畳で530万なんて見たことありません。増築できれば部屋が広くなるので、大きな本棚も置ける、…等々いろいろと希望をもっていたのですが、夢破れたというかんじです。増築された方、また、建築関係者の方、どうか体験や適当な相場等を教えてください。まだ築4年なので、建ててもらったハウスメーカーに依頼するのが、外壁などを揃えるうえでも良いとは思っているのですが…。追… 大きな重機が入らないのは事実です。また、外水の移動も希望しています。また、増築する壁にテラスの屋根が2カ所あるので、それをいったん取り外して確認申請をしないことには申請が下りないので、その取り外しにも七万の見積もりでした。

7畳増築、530万円の見積もりは高すぎる?相場と費用内訳を徹底解説

7畳の増築で530万円という見積もりは、確かに高い印象を受けます。一般的に、増築費用は新築と比べて坪単価が高くなる傾向がありますが、7畳程度の増築で530万円は、相場から見て高額である可能性が高いです。 この見積もりの高さを理解するためには、費用内訳を詳細に分析することが重要です。

費用内訳の確認と内訳ごとの妥当性の検証

見積書を丁寧に確認し、以下の項目ごとに費用がどのように計上されているか確認しましょう。

  • 基礎工事:既存基礎への接続方法、地盤改良の必要性など
  • 躯体工事:壁、屋根、床などの材料費、人件費
  • 内装工事:クロス、床材、建具など
  • 設備工事:電気、水道、空調など
  • 確認申請費用:行政への申請費用
  • 解体費用:既存テラス屋根の解体費用など
  • 設計費用:設計図作成費用
  • 諸経費:その他雑費

特に、人件費確認申請費用が高額に計上されている点が気になります。重機が入らないため人件費が高くなるのは事実ですが、その分をどの程度まで上乗せすべきかは、複数の業者に見積もりを取って比較検討する必要があります。確認申請費用も、50万円は高額な可能性があります。地域や申請内容によって異なりますが、通常は数十万円程度で収まるケースが多いです。

坪単価100万円は増築における一般的な相場ではない

ハウスメーカーの説明にある「増築では坪100万円が相場」という発言は、正確ではありません。増築の坪単価は、新築と比べて高くなる傾向はありますが、場所、構造、仕様、工事内容によって大きく変動します。7畳程度の増築で坪100万円というのは、明らかに高すぎる可能性が高いです。

費用を抑えるための具体的な方法

530万円という見積もりを少しでも下げるためには、以下の方法を試みましょう。

1. 複数の業者に見積もりを依頼する

ハウスメーカー以外に、地元の工務店や建築会社にも見積もりを依頼してみましょう。複数の業者から見積もりを取ることで、価格の相場を把握し、最適な業者を選ぶことができます。比較検討することで、費用を抑えることができる可能性があります。

2. 増築の規模や仕様を見直す

7畳の部屋全体を同じ仕様で増築するのではなく、一部の仕様を見直すことで費用を抑えることができます。例えば、壁や天井の仕上げ材をシンプルなものに変更したり、建具をコストを抑えたものに変更するなど、検討してみましょう。

3. 不要なオプションを見直す

見積書に含まれるオプションを一つずつ確認し、本当に必要なものかどうかを見極めましょう。不要なオプションを削除することで、費用を削減できます。例えば、特別なデザインの建具や高級な内装材などは、必要に応じて見送ることを検討しましょう。

4. DIYを取り入れる

一部の作業をDIYで行うことで、人件費を削減できます。ただし、DIYは専門知識や技術が必要となるため、無理のない範囲で行いましょう。例えば、クロス貼りや塗装など、比較的簡単な作業から始めるのがおすすめです。

5. 確認申請費用を削減する

確認申請費用を抑えるためには、申請内容を簡素化したり、申請手続きを専門業者に依頼するなど、検討してみましょう。行政の窓口で相談することで、申請に必要な書類や手続きについてアドバイスを受けることができます。

6. 外水移動の必要性を再検討する

外水の移動が必要かどうかを再検討しましょう。もし、既存の水道管を利用できるようであれば、移動費用を削減できます。

7. テラス屋根の取り外し費用について交渉する

テラス屋根の取り外し費用7万円について、ハウスメーカーと交渉してみましょう。他の業者に依頼した場合の費用を提示することで、価格交渉に役立つ可能性があります。

専門家の視点:増築における注意点

増築工事は、新築工事とは異なる点が多くあります。既存の建物との整合性や、構造上の問題などを考慮する必要があります。そのため、経験豊富な建築業者に依頼することが重要です。

  • 構造上の問題:既存の建物の構造に影響を与えないよう、適切な設計と施工が必要です。
  • 耐震性:増築によって建物の耐震性が低下しないよう、注意が必要です。
  • 断熱性:増築部分と既存部分の断熱性を確保する必要があります。
  • 防水性:雨漏りなどがないよう、適切な防水対策が必要です。

これらの点を考慮し、信頼できる業者を選び、綿密な打ち合わせを行うことで、安心して増築工事を進めることができます。

まとめ:増築費用を抑えるためには、複数の業者に見積もりを取り、仕様やオプションを見直すことが重要

7畳の増築で530万円という見積もりは、高額である可能性が高いです。しかし、諦める前に、複数の業者に見積もりを取り、費用を抑えるための工夫を検討してみましょう。DIYを取り入れたり、仕様を見直したりすることで、費用を削減できる可能性があります。 信頼できる業者を選び、綿密な打ち合わせを行うことで、希望の増築を実現できるはずです。

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