築4年で敷居にひび割れ…住宅建材のメンテナンスと費用について

敷居の割れについて。。。６年前に自宅の新築をしました。築約４年目に敷居にひび割れが生じました。ハウスメーカーさんの話では引き戸に付けているキャスターが摩耗して戸の位置がずれてしまい、キャスターで傷をつけ割れてしまったとの説明を受けました。現在はハウスメーカーさんに割れた部分に接着剤を付けてもらう処置をしています。また、戸のすべりを良くするために竹製のすべり用シールが貼ってあります。（すべり用シールはハウスメーカーさんの標準の仕様です）築２年目の夏より敷居に戸の竹製すべり用シールが浮いてきてしまい都度都度、メンテナンスでシールの張り替えをしてもらっています。引き戸の開け閉めは、一日に４～５回です。キャスターの摩耗については、徐々に戸の動きが悪くなるのでは無く急に戸が重くなり開け閉めの際に異音がして気づく感じです。気になっていることが、引き戸のキャスターを変えないと今後も敷居の割れが起こる可能性があるため、定期的なキャスターの交換が必要になります。ハウスメーカーさん曰く、キャスターの寿命は通常２～３年、長くて５年とのことです。キャスターの交換費用は１回に付き約１万円です。そこで質問したい内容は、我が家のように敷居の割れが起こることはあるのでしょうか？また、最近の住宅ではキャスターの交換など小さなメンテナンスが２～３年の短期間で必要なのが当り前なのでしょうか？実は他に部屋でも引き戸の敷居に使用しているＶレールの脇の木の部分が割れたり、障子の立てつけが歪んだのかきちんと閉らず下の方に３ミリほどの隙間が出来たり、引き戸の表面に張ってある薄い板のようなものが、下の方が剥がれて浮いていたりなど建具の不具合が目立ちます。これから長く住むつもりの家ですので、メンテナンス料も少額が重なって結果的に多額になることも心配しています。住宅を建てる話をしていた当初は、そう言ったメンテナンスの話が無かったため正直戸惑いもありますし、本当に我が家がメンテナンス費用を払う必要のある事項なのかもわかりません。今後のために資金の用意の必要性も感じています。長文で申し訳ございませんが、何かアドバイスが頂戴できましたら有り難いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

Contents

1 築4年での敷居のひび割れはよくあること？原因と対策
- 1.1 敷居のひび割れはよくあること？
- 1.2 最近の住宅のメンテナンス頻度は？
2 建具の不具合の原因と今後の対策
3 専門家への相談と記録の重要性
4 今後のメンテナンス費用と資金計画
5 まとめ：早期発見と適切な対応が重要

築4年での敷居のひび割れはよくあること？原因と対策

新築から4年で敷居にひび割れが発生し、さらに建具の不具合が複数発生しているとのこと、ご心配ですね。まず、ご質問にお答えします。

敷居のひび割れはよくあること？

結論から言うと、築4年で敷居にひび割れが発生することは、必ずしも一般的ではありません。 しかし、完全に稀なケースとも言えません。原因は様々で、今回のケースのようにキャスターの摩耗による戸のずれ、建材自体の品質、施工不良などが考えられます。特に、キャスターの摩耗による戸のずれは、引き戸を使用する住宅では起こりうるトラブルです。ただし、2～3年でキャスター交換が必要になるのは、やや短寿命と言えるかもしれません。

最近の住宅のメンテナンス頻度は？

最近の住宅では、建材の軽量化やコスト削減のため、以前よりも耐久性の低い部材が使われる傾向にあると言われています。そのため、定期的なメンテナンスが必要となるケースが増えているのは事実です。しかし、2～3年でキャスター交換が必要になるのは、必ずしも「当たり前」とは言えません。ハウスメーカーの標準仕様や建材の品質、使用頻度などによって大きく変わるからです。

建具の不具合の原因と今後の対策

ご自宅で発生している複数の建具の不具合は、それぞれ原因が異なる可能性があります。

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敷居のひび割れとキャスターの摩耗

* 原因： キャスターの摩耗による戸のずれが、敷居への負担を増大させ、ひび割れを引き起こしている可能性が高いです。竹製のすべり用シールが浮いてくるのも、キャスターの不具合が原因の一つと考えられます。
* 対策： ハウスメーカーに相談し、キャスターの交換だけでなく、戸の調整も依頼しましょう。戸の位置が正確に調整されることで、敷居への負担を軽減できます。また、キャスターの種類を見直すことも検討しましょう。耐久性の高い、より高価なキャスターへの交換も視野に入れてください。定期的な点検も重要です。年に一度程度、ハウスメーカーや専門業者に点検を依頼することをお勧めします。

Vレールの脇の木の部分の割れ

* 原因： 経年劣化、衝撃、水分による膨張・収縮などが考えられます。
* 対策： ひび割れの程度によっては、補修材で修理することも可能です。しかし、ひび割れが進行している場合は、交換が必要になる可能性があります。ハウスメーカーに相談し、適切な処置を検討しましょう。

障子の隙間

* 原因： 建具の歪み、経年劣化、湿気による木材の膨張などが考えられます。
* 対策： 調整可能な部分があれば、自分で調整してみることもできますが、無理に調整すると逆に傷める可能性があります。専門業者に依頼して調整してもらうのが安全です。

引き戸の表面の剥がれ

* 原因： 接着不良、湿気、衝撃などが考えられます。
* 対策： 剥がれの程度が小さい場合は、接着剤で補修できる可能性があります。しかし、広い範囲で剥がれている場合は、交換が必要になるでしょう。

専門家への相談と記録の重要性

複数の不具合が発生していることから、ハウスメーカーや建築士、住宅診断士などの専門家への相談が不可欠です。現状を詳しく説明し、原因究明と適切な対策を検討してもらいましょう。特に、住宅瑕疵担保責任保険の適用範囲についても確認することをお勧めします。

また、全ての不具合について、写真や動画で記録を残しておくことが重要です。今後のメンテナンスや修理の際に、証拠として役立ちます。日付、場所、状況などを詳細に記録しておきましょう。

今後のメンテナンス費用と資金計画

今回のケースのように、住宅には予想外のメンテナンス費用が発生することがあります。そのため、住宅購入時に想定外の費用が発生する可能性を考慮した資金計画を立てることが重要です。定期的なメンテナンス費用だけでなく、予想外の修理費用にも対応できるよう、余裕を持った資金計画を立てましょう。例えば、住宅ローンの返済計画の中に、メンテナンス費用を組み込むことも検討できます。

まとめ：早期発見と適切な対応が重要

建具の不具合は、早期発見と適切な対応が重要です。小さな不具合を放置すると、大きな問題に発展する可能性があります。定期的な点検を行い、不具合を発見したらすぐに専門家に相談しましょう。そして、記録を残し、今後のメンテナンス費用を考慮した資金計画を立てることで、安心して長く住み続けられる家づくりを目指しましょう。