築38年マンションに発生したトコジラミ:原因究明と対策

築38年のマンション自宅でこの夏トコジラミが発生。考えられる原因は二つ。どちらが可能性が高いか教えて下さい。①家族でこの春からビジネスホテルの清掃を始めたが宿泊客の殆どが外国人のため仕事先から連れてきた ②マンションの隣の家がリフォーム途中で業者に逃げられ数ヶ月廃材等放置したままになっている。ベランダにもかなりの量の廃材があり雨風に当たっている。リフォーム途中のまま人の出入りがなく、この夏の猛暑も窓も玄関も締め切った状態だった。詳しい方よろしくお願いします。補足 分譲タイプのマンションを賃貸で借りてまだ1年4カ月、去年はトコジラミ(南京虫)は居ませんでした 。隣も賃貸のようですが大屋さんも全く知らない人です。

トコジラミ発生の原因:可能性の高いのはどちら?

ご自宅でトコジラミが発生し、お困りのことと思います。ご質問にある2つの可能性について、それぞれ検討し、より可能性の高い方を考察します。

可能性①:ビジネスホテルからの持ち込み

ビジネスホテルの清掃業務を通じてトコジラミを持ち込んだ可能性は確かにあります。トコジラミは、特に海外からの旅行者によって持ち込まれるケースが多く、ビジネスホテルのような宿泊施設では、そのリスクが高まります。しかし、トコジラミは一度持ち込まれると、すぐに大量発生するわけではありません。 持ち込まれたとしても、繁殖するには一定の条件が必要です。

可能性②:隣家からの侵入

一方、隣家のリフォーム放置による可能性も無視できません。廃材が放置された状態は、トコジラミにとって理想的な繁殖環境となります。 高温多湿の環境はトコジラミの繁殖を促進し、廃材の山は隠れ家として最適です。隣家の状況から、トコジラミが大量発生し、隣家からあなたのマンションに侵入した可能性が非常に高いと考えられます。

特に、猛暑の中、窓や玄関を閉め切った状態が続いたことは、トコジラミの侵入を助長した可能性があります。トコジラミは、隙間や小さな穴から侵入することができるため、建物の構造上の隙間から移動してきた可能性も考えられます。

専門家の視点:どちらの可能性が高いのか?

害虫駆除の専門家によると、可能性②、隣家からの侵入の方が可能性が高いと判断されるケースが多いです。理由は以下の通りです。

* **トコジラミの繁殖力:** トコジラミは繁殖力が非常に高く、適切な環境下では短期間で大量発生します。隣家の放置された廃材は、まさにその理想的な環境です。
* **侵入経路:** トコジラミは、建物の隙間や配管などを伝って移動することが可能です。隣家と繋がっている部分から侵入する可能性は十分考えられます。
* **発生時期:** トコジラミの活動は気温に大きく影響されます。夏の高温多湿な環境は、トコジラミの繁殖と活動に最適です。隣家の状況と発生時期を考えると、隣家からの侵入が強く疑われます。

具体的な対策とアドバイス

まず、ご自身だけで駆除を試みるのは危険です。 トコジラミの駆除は専門知識と適切な薬剤が必要となります。誤った方法で駆除を試みると、かえって繁殖を助長したり、健康被害を招く可能性があります。

1. 専門業者への相談

まずは、害虫駆除業者に相談することを強くお勧めします。専門業者は、トコジラミの発生状況を正確に診断し、適切な駆除方法を提案してくれます。

2. 隣家への連絡

隣家の状況がトコジラミの発生に大きく関わっている可能性が高いことから、管理会社や大家さんを通じて、隣家への連絡を検討する必要があります。 隣家の廃材撤去と消毒を促すことで、再発防止に繋がります。

3. マンション全体の対策

トコジラミは、一度発生すると近隣の住戸にも広がる可能性があります。そのため、管理会社に状況を伝え、マンション全体での対策を検討してもらうことが重要です。 定期的な防除や、建物の隙間を塞ぐなどの対策が必要となるかもしれません。

4. 自宅での予防策

専門業者による駆除と並行して、自宅での予防策も重要です。

  • 定期的な掃除: こまめな掃除で、トコジラミの隠れ家を減らしましょう。特に、ベッドやソファ、マットレスの裏側などを丁寧に掃除します。
  • マットレスのカバー: マットレスに専用のカバーをかけることで、トコジラミの侵入を防ぎます。
  • 隙間を塞ぐ: 壁や床の隙間を塞ぐことで、トコジラミの侵入を防ぎます。
  • 荷物のチェック: 旅行や出張から帰ってきた際には、荷物にトコジラミがいないか注意深く確認しましょう。

まとめ

トコジラミの発生は、非常にストレスの溜まる問題ですが、適切な対応をとることで解決できます。専門家への相談を第一に、隣家との連携、そして自宅での予防策を組み合わせることで、トコジラミから解放される第一歩を踏み出せます。

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