築37年の社宅で、寝室の耐荷重が心配…ダブルベッド、ソファ、タンス2個の配置と安全対策

六畳の寝室にダブルベッドと二人掛けのソファとタンス 190×120×120が2個あります。耐荷重量の計算がよく分からず毎日不安です。畳の部屋にジュウタンひいてます。 築37年の社宅の二階です。コンクリートです。こんな中途半端な質問ですいません。どなたかアドバイス頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

築37年の社宅、寝室の耐荷重問題:不安を解消するための具体的な対策

築37年の社宅、しかも2階ということもあり、寝室の耐荷重について不安を感じるのは当然です。六畳の空間にダブルベッド、二人掛けソファ、そして190×120×120cmのタンスが2個…と、確かに家具が多いですね。 毎日不安を抱えながら生活するのは心労も大きいです。この記事では、具体的な計算方法や対策を分かりやすく解説し、あなたの不安を解消するお手伝いをいたします。

1. まずは現状把握:家具の重量と配置を確認しましょう

不安を解消する第一歩は、現状を正確に把握することです。まずは、それぞれの家具の重量を調べましょう。家具の取扱説明書やメーカーのホームページに記載されている場合があります。もし見つからない場合は、同じようなサイズの家具の重量を参考にしたり、近所の家具店に問い合わせてみるのも良いでしょう。

次に、家具の配置図を作成してみましょう。スケールを合わせた六畳間の間取り図に、ダブルベッド、ソファ、タンス2個を配置してみます。この図面を作成することで、家具の配置による床への負担の偏りを視覚的に確認できます。

2. 畳と床の耐荷重を調べましょう

次に、畳と床の耐荷重を調べます。これは、建物の構造や築年数によって大きく異なります。

* 畳の耐荷重:畳そのものの耐荷重は、一般的に1㎡あたり約150~200kgと言われています。しかし、これは畳表や畳床の状態、下地の状態によって変動します。築37年ということもあり、畳の劣化も考慮する必要があります。
* 床の耐荷重:コンクリート造りの床の耐荷重は、一般的に1㎡あたり約300kg~500kgとされていますが、これはあくまで目安です。築年数や建物の構造、施工方法によって大きく異なります。社宅の場合は、管理会社に問い合わせて、床の耐荷重を確認するのが最も確実です。

3. 耐荷重計算:具体的な計算方法と注意点

それぞれの家具の重量と、家具が置かれる床面積を把握したら、耐荷重計算をしてみましょう。

計算式はシンプルです。

**(家具の総重量) ÷ (家具が占める床面積) ≤ (床の耐荷重)**

例えば、ダブルベッドが200kg、ソファが50kg、タンスがそれぞれ80kg(合計160kg)だとすると、家具の総重量は410kgとなります。これらの家具が占める床面積を計算し、床の耐荷重と比較します。

注意点:

* この計算はあくまで目安です。実際には、家具の配置や床の材質、建物の構造など、様々な要素が耐荷重に影響します。
* 家具の重量は、正確に測定することが重要です。
* 畳の劣化や床の傷みなど、目に見える状態だけでなく、目に見えない部分の劣化も考慮する必要があります。

4. 不安を解消するための具体的な対策

計算の結果、耐荷重を超えている、もしくはギリギリの場合、以下の対策を検討しましょう。

* 家具の軽量化:重い家具を軽い家具に交換したり、収納を見直して不要なものを処分することで、総重量を減らすことができます。
* 家具の配置変更:家具の配置を変えることで、床への負担を分散させることができます。例えば、タンスを壁際に寄せて、床への荷重を集中させないようにします。
* 床補強:専門業者に相談し、床の補強工事を行うことも検討しましょう。これは、最も確実な対策ですが、費用がかかります。
* 荷重分散マットの使用:家具の下に荷重分散マットを敷くことで、床への負担を軽減することができます。特に、タンスなどの重い家具の下に敷くことをお勧めします。
* 管理会社への相談:社宅の管理会社に相談し、床の耐荷重や補強工事の可能性について問い合わせてみましょう。

5. 専門家への相談:安心のために

どうしても不安が残る場合は、建築士や構造設計士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家であれば、建物の構造や床の状況を詳しく調査し、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ:安心安全な寝室環境のために

六畳の寝室に多くの家具を配置する場合、耐荷重への不安は当然のことです。この記事で紹介した方法を参考に、現状を把握し、適切な対策を講じることで、安心安全な寝室環境を実現しましょう。 専門家への相談も検討し、安心して暮らせる空間を作ることを心掛けてください。

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