築37年の合板床のブヨブヨ対策:安価で手軽な再生・改築方法

合板の床材がブヨブヨになりました。築37年です。 かまぼこ板を5枚並べたような、縦横15cm角の合板の床です。コンパネ・・の化粧板のような感じです。炊事場・通路・浴室で使ってきたのですが、使用頻度、通りの多い所が特に、ブヨブヨして、各ヘリから、剥がれるようになりました。最初はワックス等手入れしていたのですが、それの、怠りもあるのでしょう、ワックスもなくなり、外国産?の合板が、ササケ立って、手足に、刺さりそう、になりました。木工ボンドで、補修はしてきたのですが、限界かな・・と思っています。安価で手軽な再生方?か、再築方?、壁紙?の床用?・・が御座いましたら、お教えねがいたいのですが・・・。 宜しくお願いいたします。 補足 お教えいただいた分を健闘して、重い腰を上げようと思います。 ほんとうに、有難う御座いました。

築37年の合板床の現状と問題点

築37年の住宅で、長年使用してきた15cm角の合板床がブヨブヨになり、剥がれやささくれが目立つ状態とのこと。これは、経年劣化による合板の腐食や水分吸収、そして適切なメンテナンス不足が原因と考えられます。特に、水回りである炊事場や浴室の使用頻度が高いと、より劣化が加速します。木工ボンドでの補修も限界に近づいているとのことですので、根本的な対策が必要となります。

安価で手軽な床材再生・改築方法

築37年の住宅のリフォームは、大規模な改修となると費用が高額になる可能性があります。しかし、ご予算を抑えつつ、現状の床を改善する方法もいくつかあります。 以下、費用対効果と手軽さを考慮した方法を提案します。

1. 部分的な床材交換:費用を抑え、効果的な方法

ブヨブヨしている部分だけを交換するという方法です。完全に床を張り替えるよりも費用を抑えられます。

  • 作業手順:
    1. ブヨブヨしている部分の合板を剥がす。
    2. 下地を確認し、必要に応じて腐食した部分を取り除く。
    3. 新しい合板を敷き詰め、木工ボンドや専用の接着剤でしっかりと固定する。
    4. 仕上げに、ワックスやコーティング剤を塗布する。
  • 材料選び:ホームセンターで入手可能な合板を選びましょう。耐水性のある合板を選ぶことで、水回りでの使用にも耐えられます。厚みは既存の合板と同じか、少し厚みのあるものを選ぶと安定感が増します。
  • 費用:合板の価格と接着剤の費用が主なコストです。比較的安価に済ませることが可能です。

2. 床材の上張り:既存の床を隠して、手軽にリフォーム

既存の床の上に新しい床材を張る方法です。工事が簡単で、短期間で完了します。

  • おすすめの床材:
    • クッションフロア:安価で種類が豊富。DIYでも比較的簡単に施工できます。防水性も高く、水回りにも適しています。ただし、耐久性は合板に劣ります。
    • 塩ビシート:クッションフロアよりも薄く、価格も安価です。DIYでの施工も可能です。ただし、耐久性やクッション性はクッションフロアに劣ります。
    • フロアタイル:タイル状の床材で、デザイン性が高いものが多くあります。DIYでも施工可能ですが、下地処理が重要です。
  • 作業手順:既存の床を清掃し、下地処理を行った後、新しい床材を敷き詰めます。接着剤を使用するタイプと、両面テープを使用するタイプがあります。
  • 費用:床材の価格と接着剤・工具の費用が主なコストです。部分的な交換よりも費用がかかりますが、全体をリフォームするより安価です。

3. 専門業者への依頼:確実な施工と長期的な安心

DIYに自信がない場合や、より高度なリフォームを希望する場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

  • メリット:確実な施工、仕上がりの美しさ、保証などが期待できます。また、専門家のアドバイスを受けることで、最適なリフォームプランを提案してもらえます。
  • デメリット:DIYよりも費用が高額になります。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーター 山田花子氏

「築年数の古い住宅の床リフォームは、下地処理が非常に重要です。ブヨブヨした合板の下に、腐食やシロアリ被害がないかしっかり確認する必要があります。もし、下地が腐食している場合は、部分的な交換だけでなく、広範囲の補修が必要となる可能性があります。費用を抑えるためには、DIYに挑戦してみるのも良いですが、不安な場合は専門業者に相談することをおすすめします。床材選びは、ライフスタイルや予算に合わせて、適切なものを選ぶことが大切です。」

まとめ

築37年の合板床のブヨブヨ対策には、部分的な交換、床材の上張り、専門業者への依頼など、いくつかの方法があります。ご自身のDIYスキル、予算、時間などを考慮して最適な方法を選択してください。 今回のケースでは、まずはブヨブヨしている部分の状況を詳しく確認し、部分的な交換から始めることをおすすめします。 もし、DIYに不安がある場合は、専門業者に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)