水漏れについて。築35年のUR団地に住んでいます。 当方は4階建ての4階住みで、2年ぐらい前に下の3階の住人から 「水漏れがしている」という苦情があったらしく URの下請けの工事業者がうちに訊ねてきて 「部屋の中を見せてほしい」ということで、和室の窓、サッシ、 畳から風呂場、洗面所、トイレ、別室の台所まで隅々調べて いきましたが、結局特定の原因というのが掴めなかったようで、 応急処置的に風呂場のパッキン補強と洗面所周りの床に穴を開けて 防水の簡易的な処置をして終わりました。 しかし、工事後わずか数週間で下の住人から同様の苦情があり、 再び下請け業者が「申し訳ないんだけど、もう一度室内を見せてほしい」ということで、予定日を決め、前回よりも念入りにチェックをしていた ようでしたが、明解な回答は得られず、結局今度は和室の畳を剥がして 中の状態を見たいということと壁の防水がこの部屋だけ住人が変わって いない為に古く防水が施されていない所為ではないかとのことで 前回よりも大がかりな工事(丸1日)になってしまいました。 自室のベッドやPCラック、洋服ダンス、テレビなどを別室に移動させ、部屋の壁紙全て剥がし防水シートをいれたりしたようなのですが、 工事中ずっとその場に立ち会っていられるわけでもなく、素人なので どのような専門的な工事が行われたのかはよくわかりませんでした。 こちらに過失があるわけではないということで工事業者やUR関係者も こちらに対して責めたり横柄な態度などは一切なかったのですが、 やはり数日に渡って室内に工事業者が2人、3人とやってきて 自分の部屋に入られたり見られるのは気持ちの良いものではありません。 当初は和室(自室)の畳をめくってそのまま元に戻すだけという説明でしたが、ここまでいろいろと室内をいじくり回されたので、 4畳半の畳はすべて新しい物に替えていただき、また室内の壁紙も全て 新しいものにしてもらいました。それから2年強が経ち、そういった苦情 を耳にすることもなくなり、すっかり忘れていたのですが先日、 また下の部屋の同じ住人が水漏れを訴えたらしく、夜の10時過ぎに 下請け業者の若いお兄ちゃんが1人でやってきて「室内をちょっと見せて下さい」と来ました。家族は寝ていたため、これにはさすがにムカッと来て業者を追い返そうかと思いましたが、仕方がないので家に入れやはり風呂場、トイレ、洗面所などの水回りを点検していきましたが「見た限りではどこかが漏れてるとかっていうのは無いですね・・・」とのことで困った様子でした。下の住人に直接会うのは気が引けましたが、業者が点検している時間が結構長かったのでその間、失礼かと思いながらも下の住人を訊ね、部屋の中を見せていただきました。 丁度、私の部屋の真下の部屋で窓際の下ならまだしも部屋の出入り口の 木材で出来た引き戸のレール部の表面から水滴が確認できました。 畳の上にビニールシートを敷いていて本当に申し訳なく思いましたが、 幸いなことにとても感じの良い若い一人暮らしの男性で冷静に 話をすることが出来たのでご迷惑をお掛けして申し訳ありませんとその場は済みましたが、「URへは前回も同様のトラブルがあったのでキツく言います(笑)」と私にそう言っていました。自分であと考えられる原因としたら結露なんですが、下の階の同じ4畳半の部屋の窓はウチとは違って 全く結露がなく、窓の作り、サッシの形状も微妙にウチとは違う様子でした。やはり住人が何度も入れ替わるたびにリフォームが入り補強や素材も進化しているのかも知れません。冬は気をつけて窓に付いた結露をから拭きしておりますが その程度で下の部屋の入り口引き戸部分にポタポタ垂れるものでしょうか?おそらく近いうちにURの関係者と工事業者があらためてウチに来ると思いますが、私としては何度も何度も日程や時間を調整し部屋を半ば 他人に明け渡す状況をそう何度も許容出来ません。考えられる水漏れの場所だったり原因を明確にするには今まで以上に大がかりな点検、工事が 必要になる気がします。そうでなければ再び、三度とこのような問題が 起きるからです。そのための協力は住人として当然ではありますが 下の階の住人の方と同様、私も被害者ではないのでしょうか? 少し興奮して長々と読みづらい文章を書いてしまいましたが、皆さんは どう思われますか?また、今後、URとその下請けの業者に対して どのような対応をしたらよいのでしょうか?
築古UR団地における水漏れトラブル:原因究明と今後の対応
築35年のUR団地で発生した、繰り返し起こる水漏れ問題について、ご心配されているお気持ち、よく分かります。何度も業者に部屋を調べられ、生活にも支障をきたす状況は、ストレスが溜まるのも当然です。 今回は、この問題の原因究明と、URおよび業者への適切な対応策について、詳しく解説していきます。
水漏れ原因の特定:可能性の高い箇所と調査方法
まず、考えられる水漏れ原因をいくつか検討してみましょう。
1. 結露の可能性
ご自身も指摘されている結露は、確かに可能性があります。しかし、下の階の部屋に結露がないことから、ご自宅の窓のサッシの劣化や、窓枠周りの断熱性の低さが原因の可能性が高いです。 窓枠の隙間からの空気の侵入や、窓ガラスの断熱性能の低下によって、結露が発生し、それが下の階に漏れている可能性があります。 URに相談し、窓のサッシの点検や交換を依頼することを検討しましょう。
2. 配管からの漏水
築年数の経った建物では、配管の老朽化による漏水も考えられます。特に、浴室や洗面所、トイレなどの水回りからの漏水は、目に見えない部分で進行している可能性があります。 床下や壁内の配管の状態を詳しく調査する必要があります。URに専門業者による配管調査を依頼しましょう。
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3. その他の箇所
* 天井からの漏水: 上階からの漏水や、建物の経年劣化による雨漏りの可能性も考慮する必要があります。
* 壁からの漏水: 外壁のひび割れや、内部の防水層の劣化によって、雨水が浸入している可能性があります。
* サッシからの漏水: 窓枠と壁の接合部分からの漏水も考えられます。
URへの対応:具体的な手順と注意点
何度も同じ問題が繰り返される状況では、URに対してより積極的に対応する必要があります。
1. 問題の記録と証拠の確保
これまでの水漏れに関する経緯、業者とのやり取り、写真や動画などの証拠を全て記録しておきましょう。これは、今後の交渉において非常に重要になります。
2. 書面での連絡と記録
口頭での連絡だけでなく、全てを文書で記録し、URに送付しましょう。 内容証明郵便を利用することで、証拠として有効になります。 連絡内容には、発生日時、状況、対応を依頼する内容などを明確に記載しましょう。
3. 専門家への相談
状況が複雑で、自分で対応できない場合は、建築士や不動産専門家などに相談することをお勧めします。 専門家の意見を参考に、URとの交渉を進めることができます。
4. 適切な補償の請求
繰り返し発生する水漏れによって、精神的苦痛や生活上の不便を被っていることを伝え、適切な補償を請求しましょう。 これは、修理費用だけでなく、精神的損害に対する慰謝料なども含まれます。
今後の予防策:快適な住環境を守るために
水漏れ問題を二度と起こさないためには、予防策も重要です。
1. 定期的な点検
URに定期的な建物の点検を依頼しましょう。早期発見することで、大規模な修理を回避できる可能性があります。
2. 水回りの適切な使用
浴室や洗面所、トイレなどの水回りを適切に使用し、漏水リスクを減らしましょう。
3. 結露対策
冬場は、窓の結露をこまめに拭き取り、換気を十分に行いましょう。 必要であれば、窓用の断熱シートなどを活用するのも有効です。
まとめ:積極的な対応と予防策で快適な生活を
築年数の古い建物では、水漏れなどのトラブルは避けられません。しかし、適切な対応と予防策を行うことで、快適な住環境を維持することができます。 URと積極的にコミュニケーションを取り、専門家の意見も参考にしながら、問題解決に臨みましょう。 ご自身も被害者であることを強く認識し、遠慮せずに主張することが重要です。