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壁紙張替えDIY:準備から完成まで徹底解説
築35年の実家の洋間(8畳)の壁紙張替えをDIYで挑戦されるんですね!10万円の節約は素晴らしいですね。しかし、DIYは準備と手順が重要です。この記事では、初心者の方でも安心して作業を進められるよう、具体的な手順と注意点、そしてよくある質問にお答えします。
1. 壁紙の種類と必要な道具
まず、楽天で購入を検討されている壁紙の種類についてです。
* ① 生のり付き壁紙(下地処理が必要なタイプ):これは既存の壁紙を剥がしてから施工するタイプです。ヘラ、ローラー、カッターなどはセットに含まれていることが多いですが、念のため、確認が必要です。下地処理(古い壁紙の除去、壁の清掃など)が必要で、作業工程が多くなります。
* ② 生のり付き壁紙(重ね貼り可能タイプ):既存の壁紙の上から直接貼れるタイプです。一見簡単そうですが、古い壁紙の状態によっては剥がれやすくなる可能性があります。ヘラとカッターは必要です。ローラーはあった方が綺麗に仕上がりますが、なくても作業は可能です。ただし、仕上がりや耐久性に影響する可能性があります。
結論として、②の重ね貼りタイプでも、ヘラとカッターは必須です。ローラーがあると作業効率が上がり、仕上がりが綺麗になりますので、購入することをお勧めします。
2. 下地処理と壁紙貼り
①の下地処理が必要なタイプの場合、既存の壁紙を剥がす作業が重要です。
下地処理の手順
- 古い壁紙の剥がし方:ヘラを使って端から丁寧に剥がしていきます。剥がれにくい場合は、霧吹きで水を吹きかけ、数分置いてから剥がすと比較的簡単に剥がせます。ただし、古い壁紙によっては、下地が一緒に剥がれてしまう可能性があります。その場合は、下地処理剤を使用する必要があるかもしれません。
- 壁の清掃:古い壁紙を剥がした後、壁の汚れやホコリを丁寧に落とします。掃除機や濡れ雑巾で清掃し、完全に乾燥させてから次の作業に移りましょう。
- 下地処理剤の塗布(必要に応じて):古い壁紙を剥がした際に、下地が損傷している場合、下地処理剤を塗布することで、新しい壁紙の剥がれを防ぎます。ホームセンターなどで購入できます。
壁紙貼りの手順
- 壁紙のカット:必要なサイズに壁紙をカットします。少し大きめにカットしておき、貼り終えた後に余分な部分をカットする方が綺麗に仕上がります。
- 壁紙の貼り付け:生のり付き壁紙なので、剥がした保護シートを少しずつ剥がしながら、ヘラを使って壁に貼り付けていきます。気泡が入らないように、中心から外に向かってヘラで丁寧に押さえていきます。ローラーを使うとより綺麗に仕上がります。
- 余分な部分のカット:貼り終えた後、カッターを使って余分な部分をカットします。
3. 作業時間と乾燥時間
8畳間の壁紙張替えは、初心者の方だと丸1日かかると思ってください。下地処理に時間がかかる場合もあります。
乾燥時間は、壁紙の種類や室温、湿度によって異なりますが、少なくとも24時間、できれば48時間乾燥させてからエアコンの設置作業を行うことをお勧めします。 特に、エアコンの穴開け作業は、壁紙が完全に乾燥していないと、壁紙が剥がれたり、破れたりする可能性があります。
4. エアコン設置と注意点
エアコンの設置は、壁紙が完全に乾燥してから行いましょう。穴開け作業は、専門業者に依頼することをお勧めします。
5. 専門家のアドバイス
DIYに自信がない、または時間がない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。業者に依頼すれば、綺麗に仕上がるとともに、保証も受けられるので安心です。
6. 壁紙張替えDIYのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
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| コスト削減 | 時間と労力がかかる |
| 自分好みの壁紙を選べる | 失敗する可能性がある |
| 成就感を得られる | 専門業者に依頼するより仕上がりが劣る可能性がある |
まとめ
壁紙張替えDIYは、時間と労力はかかりますが、費用を抑え、自分好みの空間に変えられる魅力があります。この記事を参考に、安全に、そして綺麗に壁紙張替えを成功させてください。