築35年中古住宅のリフォーム検討:間取りと日照問題

中古住宅の間取りについて 約60坪に築35年の古家付で1200万という物件があります。実家が自営業でいずれ戻り実家も(相当古いため)建て直しを考えているため (今は2世帯になるため同居は考えていません) 今回はこちらの古家を4~500万円でリフォームしてはどうかと言われています。この古家なのですが、少し変わっていて1Fは田という正方形の部屋のような間取りで。(上が南、下が北)・北に玄関 ・手前右(西)に台所、手前左にリビング(東) ・南側に窓なし和室2つ(東、西に窓あり)(東のリビング、西の台所ともドアがありつながっています) ・この4部屋すべて廊下なしてつながっています。二階も北と南に和室2部屋があるのですが南の窓はなく東、西のみです。裏には家が建っており、1F南側に納屋が増築してあるので1mも 余裕がないんです。東から太陽が昇っても現在9時には日陰になり次は和室と台所に西日が入るのを待つしかないのですが西の台所と和室には大きな窓がついているので、夏は暑くて大変なんじゃないのかなぁと思っています。不動産屋さんは間取りより探している地域に出た土地だからいいのではないかと 言うし、主人はほとんど日当たりのことなど考えておらず・・ 話してみると、まぁそうでだね・・ってな感じで頼りになりません。南に窓が一切なく東と西のみに窓って変わっていませんか??補足すぐにお返事をいただきありがとうございます。この間取りはやっぱり変・・で?それだけ?ってなりますよね・・すみません。。。その土地も全体としては逆台形なんですが長方形で売りに出ていて 残りの三角形は裏の家の小さい畑になっているんです。なので東のリビング真横には家庭菜園が・・不動産屋さんにあれよあれよという間にリフォームの見積もりを取りましょうと言われその気になってきた主人と なにか吹っ切れない自分。主人は日中は家にいないし日当たりや風の通り道なんて頭にないみたいで・・ここが変!!と教えてもらってやめておいたら?と背中を押してほしかったのかもしれません。。

築35年中古住宅のリフォーム:間取りの課題と解決策

60坪の土地に築35年の古家があり、リフォームを検討されているとのこと。1200万円の物件価格に400~500万円のリフォーム費用をかけて、合計1600~1700万円の投資となります。 現在の間取りは、南側に窓がなく、東と西のみに窓があるという特殊な設計です。これは、日照不足や通風不良、夏場の暑さといった問題を引き起こす可能性が高いです。 ご主人は日当たりをあまり気にしていないようですが、生活の質を大きく左右する重要な要素です。 特に、夏場の西日は強烈なため、西側に大きな窓がある台所と和室は、暑さ対策が必須となります。

間取りの具体的な問題点

* 南側に窓がない: これは最も大きな問題です。南向きの窓は、日照と採光を確保する上で不可欠です。南側に窓がないことで、室内は常に暗く、湿気がたまりやすく、カビの発生リスクも高まります。また、冬場の寒さ対策も困難になります。
* 東と西のみの窓: 東向きの窓は朝の太陽光を取り込めますが、午前中には日陰になります。西向きの窓は、夕方の西日を直接受けるため、夏場は室温が上昇しやすく、冬場は冷気が入り込みやすいです。
* 廊下がない: 全ての部屋が直接繋がっている間取りは、プライバシーが確保しにくく、生活動線も効率的とは言えません。
* 増築された納屋: 南側に1mしか余裕がない納屋は、採光と通風をさらに阻害しています。
* 逆台形な土地形状: 土地形状もリフォーム計画に影響を与えます。東側に家庭菜園があるため、プライバシーや日照にも影響する可能性があります。

リフォーム費用対効果の検討

400~500万円のリフォーム費用で、これらの問題点を全て解決できるかどうかは疑問です。 構造上の問題(耐震性、シロアリ被害など)や設備の老朽化(給排水管、電気配線など)も考慮すると、費用はさらに膨らむ可能性があります。 また、リフォーム後の間取りが現在の生活スタイルに合致するのか、十分に検討する必要があります。 古家の解体費用と新築費用を比較検討することも重要です。

専門家の意見を参考に

建築士や不動産鑑定士などの専門家に相談し、現状の建物の状態やリフォームの可能性、費用対効果などを客観的に評価してもらうことを強くお勧めします。 専門家は、建物の構造や耐震性、リフォームに必要な費用、そしてリフォーム後の間取りについて、具体的なアドバイスをしてくれます。 特に、日照問題の改善策として、採光窓の設置や、屋根裏部屋の活用などを提案してくれるかもしれません。

具体的な解決策とアドバイス

* 専門家への相談: 建築士、不動産鑑定士などに相談し、現状の建物の状態、リフォームの可能性、費用対効果などを評価してもらう。
* 間取りの変更: 可能であれば、間取りを大幅に変更することを検討する。南側に窓を設ける、廊下を作るなど、生活動線を改善する。
* 断熱・遮熱対策: 窓の断熱性能を高める、遮熱フィルムを貼る、断熱材を追加するなどの対策を行う。
* 換気システムの導入: 適切な換気システムを導入することで、室内の湿度を調整し、カビの発生を防ぐ。
* 太陽光発電の設置: 屋根に太陽光発電システムを設置することで、電気代を削減し、環境にも配慮できる。
* 解体と新築: リフォーム費用と新築費用を比較検討し、より費用対効果の高い方を選択する。

まとめ:後悔しない選択を

築35年の古家のリフォームは、費用対効果を慎重に検討する必要があります。 間取りの問題、日照不足、そしてリフォーム費用など、様々な要素を考慮し、ご自身にとって最適な選択をしてください。 専門家の意見を聞き、じっくりと時間をかけて検討することが重要です。 安易なリフォームは、後々大きな後悔につながる可能性があります。 今回のケースでは、南側に窓がないという致命的な欠点があり、リフォーム費用に見合うだけの効果が得られるか疑問です。 解体して新築を検討するのも一つの選択肢として検討してみることをお勧めします。

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