築35年一軒家のフルリフォーム費用と注意点|低予算でも安心な計画

来年一軒家のフルリフォームを考えていますが何点か疑問があるので詳しい人教えて下さい。低収入のためあまりお金をかけることができません… 『一軒家データ』 使用していない家をこのたび譲り受けました。2階建鉄筋コンクリート築35年 35坪ぐらい4LDK 上下トイレ1つずつ 1階に水漏れあり 一部床が腐っている 庭は20坪ぐらいで高さ3mぐらいの木が3本 問1)この一軒家を下記の希望どうりフルリフォームした場合いくらぐらいかかりますか? 希望:対面キッチン、ユニットバス、オール電化、トイレ交換 間取りはLDK以外かえなくていい。オール洋室へ(今はリビングとと2部屋が和室) ※高級レベルでなく普通レベルのリフォームでよい 問2)結構荷物やゴミが多いのですが自分たちで処理すると金額が安価になったりするのでしょうか? 問3)庭の木は自分たちで処理すると金額が安価になったりするのでしょうか? 問4)リフォームで固定資産税があがったりしますか? 以上、宜しくお願いします。

築35年一軒家のフルリフォーム費用:低予算で実現するためのポイント

築35年の35坪、4LDKの鉄筋コンクリート住宅のリフォームを検討されているとのこと。水漏れや床の腐食など、既存の状態も考慮すると、費用は決して安く済むとは限りません。しかし、希望されている内容(対面キッチン、ユニットバス、オール電化、トイレ交換、和室を洋室へ変更)を「普通レベル」で実現することは可能です。費用を抑えるための工夫次第で、低予算でもリフォームは可能です。

リフォーム費用概算

まず、リフォーム費用の大まかな見積もりを見てみましょう。下記はあくまで目安であり、実際の費用は建物の状態、使用する資材、業者によって大きく変動します。

  • キッチン:30万円~80万円(対面キッチン、システムキッチン)
  • ユニットバス:50万円~150万円(サイズ、機能によって変動)
  • トイレ:10万円~30万円(2箇所分)
  • オール電化:50万円~100万円(電気温水器、IHクッキングヒーターなど)
  • 和室を洋室へ変更:1部屋あたり5万円~15万円(畳撤去、床張り、壁クロス張替えなど)
  • 水漏れ・床腐食修理:状況により大きく変動(5万円~数十万円)
  • その他諸費用:設計費、工事管理費、解体費、廃棄物処理費など(全体費用の10~20%程度)

これらの費用を合計すると、最低でも200万円~400万円、状況によっては500万円を超える可能性もあります。ただし、これはあくまで概算です。正確な費用を知るためには、複数のリフォーム業者に見積もり依頼することが重要です。

費用を抑えるための具体的な方法

低予算でリフォームを行うためには、以下の点を意識しましょう。

1. 不要な工事は削る

全ての希望を叶える必要はありません。優先順位を決め、本当に必要な工事だけに絞り込むことで費用を抑えられます。例えば、全ての部屋を洋室にするのではなく、優先順位の高い部屋だけを洋室にするなど、工夫が必要です。

2. 標準的な仕様を選ぶ

高級感のある素材や高機能な設備は、費用を大きく増加させます。標準的な仕様のキッチン、ユニットバス、トイレなどを選択することで、費用を抑えられます。ショールームで様々な価格帯の製品を比較検討してみましょう。

3. 自力作業でコスト削減

荷物の整理やゴミ処理、庭木の処理などは、業者に依頼するよりも自分で行う方が費用を大幅に削減できます。ただし、安全に作業できる範囲で行い、無理はしないようにしましょう。危険な作業は専門業者に依頼することをおすすめします。

4. 複数の業者に見積もりを依頼する

少なくとも3社以上の業者に見積もりを依頼し、比較検討しましょう。価格だけでなく、工事内容、保証内容なども確認し、信頼できる業者を選びましょう。インターネットでリフォーム業者を探す際には、口コミや評判も参考にすると良いでしょう。

5. 補助金制度の活用

自治体によっては、住宅リフォームに関する補助金制度が設けられている場合があります。該当する制度がないか、事前に確認してみましょう。

問2. 荷物やゴミの処理

荷物の整理とゴミの処理を自分で行うことで費用を削減できます。しかし、大量の荷物やゴミの処理は、時間と労力がかかります。ご自身で処理できる量と範囲を把握し、無理のない範囲で作業しましょう。粗大ゴミの処分方法などは、自治体のホームページなどで確認できます。

問3. 庭木の処理

庭木の処理も自分で行うことで費用を削減できます。しかし、高さ3mの木を自分で処理するのは危険が伴います。安全に作業できる範囲(例えば、低い枝の剪定など)に限定し、高所の作業や伐採は専門業者に依頼することを強くお勧めします。自治体によっては、剪定や伐採に関する補助金制度がある場合もありますので、確認してみましょう。

問4. 固定資産税

リフォームによって固定資産税が上がる可能性はあります。リフォームの内容、規模によって税額は変動します。リフォーム後に税務署に申告する必要があります。リフォーム前に税務署に相談し、税額の見込みを確認しておくと安心です。

まとめ:賢くリフォーム計画を進めよう

築35年の住宅のリフォームは、費用や作業に多くの課題がありますが、適切な計画と工夫次第で低予算でも実現可能です。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討しながら、自分にとって最適なリフォームプランを立てましょう。そして、安全を第一に、無理のない範囲で作業を進めてください。

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