築35年マンション購入の判断基準:魅力的な間取りと将来を見据えた賢い選択

築35年のマンション購入について・・・。 マンション購入について教えてください! 築35年のマンションの購入を考えています。 そこのマンションは ・値段が1100万(購入したら全リフォーム可。リフォーム代合わせて1300万弱) ・京都市上京区 ・学区がいい(不動産によってはこの学区をうたい文句にするところもあり) ・駅からわりと近い。市バスなら徒歩1分 ・なんといっても間取りが最高!ふつうのマンションではあまりない間取り(3DKですが、独立の部屋が2つあり。それぞれ6畳8畳) ・上京区にしては安いガレージが近くにある ・管理費、修繕費あわせて12000円。自主管理ですが、今まではとてもしっかり管理されていて、積み立てもしっかりたまっているとのことです でも、古いなりに悪いところも・・・ ・独立の部屋に、エアコンの室外機がおけないため、ウィンドウファンになる 結婚を控えていての購入検討です。 そこに永住するわけではなく、今の考えでは10年~15年後、将来は地元に帰るか考え中です。 先のことでわからないので、一応は子供が大きくなっても住めるマンション、なおかつ、もし実家に帰るとなると、 売り物件にするか賃貸で出せる物件がいいなとを考えています。 不動産やさんの話によると、この間取りの部屋はこのマンションに4つしかなく、10年ぶりに出た物件だそうです。 10年前と価格はそんなに下がっていないとのこと・・。 通勤の条件や立地、部屋の間取りと購入価格が自分たちの条件にぴったりの物件だと思うのですが、築年数だけが気になります・・・。 このマンション、どう判断されますでしょうか?? 不動産やさんの話では、上京区というのと、この間取りが強みだとおっしゃっています。 ただ10年~15年後・・・その頃には築45年~50年。 そんなマンションでも、今購入する価値はありますでしょうか?? 知恵をお貸しいただけたら嬉しいです!!

築35年マンション購入のメリット・デメリットを徹底分析

結婚を控えており、将来的な転居の可能性も考慮しながら、築35年のマンション購入を検討されているとのこと。京都市上京区という立地、魅力的な間取り、そして価格と管理状況を考慮すると、確かに魅力的な物件です。しかし、築年数がネックになっているとのことですので、メリット・デメリットを整理して検討してみましょう。

メリット:

* **価格と間取りのバランスが優れている:** 1100万円でリフォーム込み1300万円弱というのは、京都市上京区という立地を考慮すると、非常に魅力的な価格帯です。特に、希少な間取り(3DKで独立した6畳と8畳の部屋)は大きなメリットです。将来、子供部屋としても活用できます。
* **立地条件が良い:** 京都市上京区は、歴史と文化が息づくエリアであり、生活利便性も高いです。駅へのアクセスも良く、バス停も徒歩1分圏内にあるのは大きなメリット。学区が良い点も、子育て世帯にとっては重要なポイントです。
* **管理状況が良好:** 自主管理ながら、積み立てがしっかりされている点は安心材料です。マンションの維持管理状況は、築年数の古い物件では特に重要です。
* **将来的な売却・賃貸の可能性:** 希少な間取りは、将来的な売却や賃貸にも有利に働く可能性があります。需要がある間取りであるため、空室リスクを軽減できる可能性があります。

デメリット:

* **築年数:** 築35年は、老朽化による修繕が必要となる可能性が高いです。今回のリフォームで対応できる範囲を超える修繕が発生する可能性も考慮する必要があります。
* **エアコン室外機問題:** 独立した部屋に室外機を設置できない点は、居住性においてマイナス要素です。ウィンドウファンでは、冷暖房効率が悪く、電気代も高くなる可能性があります。
* **将来的な価値の下落:** 築45~50年となると、建物の老朽化が著しくなり、資産価値の下落は避けられません。売却や賃貸に出す際にも、価格交渉が難しくなる可能性があります。

築年数と将来を見据えた賢い判断

築35年のマンション購入は、メリットとデメリットを慎重に比較検討することが重要です。特に、10~15年後の売却・賃貸を検討されているのであれば、以下の点を考慮しましょう。

専門家の意見を参考に

* **建築士や不動産鑑定士への相談:** 物件の現状と将来的な修繕費用、資産価値の推移について、専門家の意見を聞くことをお勧めします。
* **マンションの管理組合への確認:** 管理組合の運営状況、今後の修繕計画、大規模修繕積立金の状況などを詳しく確認しましょう。

具体的な対策

* **リフォーム内容の精査:** リフォームは、単なる見た目だけでなく、建物の耐久性や機能性を向上させるための工事も検討しましょう。断熱性能の向上や、配管・電気設備の更新なども含めて、長期的な視点で計画を立てましょう。
* **修繕積立金の確認:** 現状の積立金と今後の修繕計画を照らし合わせ、不足分を補うための計画を立てましょう。
* **売却・賃貸時のシミュレーション:** 10~15年後の不動産市場を予測することは難しいですが、類似物件の売却事例や賃貸相場を参考に、将来的な売却価格や賃貸収入をシミュレーションしてみましょう。

将来のライフプランとの整合性

* **地元への帰郷の可能性:** 地元への帰郷の可能性が高い場合は、売却しやすい物件を選ぶことが重要です。立地や間取りだけでなく、築年数も考慮し、需要の高い物件を選ぶ必要があります。
* **子供部屋の確保:** 子供部屋として使える独立した部屋があるのは大きなメリットです。しかし、将来的に子供部屋が必要なくなる場合、部屋の使い勝手を考慮したリフォームも検討しましょう。

まとめ:賢い選択のために

築35年のマンションは、価格と間取りのバランスが優れている一方で、築年数によるリスクも考慮する必要があります。専門家の意見を聞き、将来的なライフプランと照らし合わせながら、慎重に判断することが重要です。

今回の物件は、希少な間取りと良好な管理状況が魅力的です。しかし、築年数とエアコン室外機の問題は、居住性と将来的な資産価値に影響を与える可能性があります。これらの点を踏まえ、ご自身のライフプランと照らし合わせて、メリットとデメリットを比較検討し、最適な判断を下してください。

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