築35年マンションの浴室給湯器交換:特監法と最適な設置方法

築35年のマンションの風呂給湯器が寿命の為か壊れそうなため、買換えを検討中です。現在使用しているBF式は共用ダクトに配管がついており、特監法違反らしいのです。業者により、今と同じような工事をしてくれる所もあれば、それはできない、特監法に違反しないよう、浴室内に取り付けるなら可能という所もあります。どちらの方式にすれば良いのでしょう?浴室内給湯器だと浴槽を小さめに買換えないといけないし、何より昔臭くて嫌なのですが。ガスメーターボックスに取り付ける工事は不可能なのでしょうか?ご回答宜しくお願いいたします。補足mimicroimadad様rrrrrrrrrrrery様、回答本当にありがとうございます。IDミススペルありましたらごめんなさい。私が素人過ぎてお二人の回答がなんとなくしか分かりませんでした。HOL80Dが今使用しているもので後継機種はないそうです。確かにガス屋さんからは断られ、施工業者にはリンナイRUF-HV82SA-Eを勧められました。要は、違法でも今ある形になるべく近い形が、一番ってことですよね。

築35年マンションの給湯器交換:特監法違反と安全性の両立

築35年のマンションで浴室給湯器の交換を検討されているとのこと、そして既存のBF式給湯器が特定建築物等の維持管理に関する法律(特監法)に抵触する可能性があるとのこと、お困りですね。 ご質問にあるように、業者によって対応が異なるのは、特監法の解釈と施工の難易度、そして安全性の確保という複数の要因が絡み合っているためです。 一つずつ丁寧に見ていきましょう。

特監法違反と現状維持の難しさ

まず、既存のBF式給湯器が共用ダクトに配管されている点が問題です。特監法では、ガス設備の安全性確保のため、特定の基準を満たすことが義務付けられています。 古いマンションでは、これらの基準を満たしていないケースが多く、共用ダクトへの配管は、ガス漏れや火災のリスクを高める可能性があるため、違反と判断されることが多いのです。そのため、現状と全く同じ工事で交換することは、多くの場合、法律違反となり、許可が下りない可能性が高いです。

浴室内設置とガスメーターボックス設置の可能性

業者から提案されている浴室内設置とガスメーターボックス設置の両方の可能性について検討しましょう。

浴室内設置:メリットとデメリット

メリット:特監法に抵触する可能性が低く、比較的容易に設置できる。

デメリット:浴室が狭くなる可能性がある、排気ダクトの設置が必要、デザイン性の面で浴室全体の雰囲気に合わない可能性がある、費用が高くなる可能性がある。 特に、古い浴室の場合は、配管工事や換気設備の改修が必要になる可能性が高く、費用が予想以上に高額になる可能性があります。

ガスメーターボックス設置:メリットとデメリット

メリット:浴室のスペースを確保できる、デザイン性の自由度が高い。

デメリット:ガスメーターボックスへの設置が技術的に可能か、管理規約やマンションの構造上問題がないかを確認する必要がある。 ガスメーターボックスの容量や配管経路の制約など、設置が不可能な場合もある。 また、工事の難易度が高く、費用も高額になる可能性があります。

最適な給湯器と設置方法の選択

現状を踏まえ、最適な給湯器と設置方法を選択するために、以下の手順を踏んでみましょう。

1. マンション管理組合への確認

まず、マンションの管理組合に、給湯器交換に関する工事計画を提出して、許可を得ることが重要です。 管理規約に定められた手順に従い、設置場所や工事内容について承認を得ましょう。 特にガスメーターボックスへの設置は、管理組合の承認が不可欠です。

2. 専門業者への複数見積りの依頼

複数のガス設備業者に見積もりを依頼し、それぞれの提案内容を比較検討しましょう。 特監法への適合性、工事費用、工事期間、保証内容などを比較し、最適な業者を選びましょう。 リンナイRUF-HV82SA-Eが勧められたとのことですが、これはあくまで一つの選択肢です。 他の機種や設置方法についても検討してみましょう。 特に、省エネルギー性や機能性などを考慮すると、より快適な浴室環境を構築できるかもしれません。

3. 設置場所の選定

浴室内設置とガスメーターボックス設置のどちらが最適かは、マンションの構造、管理規約、予算、そしてあなたの希望によって異なります。 浴室内設置は比較的容易ですが、浴室のスペースが制限される可能性があります。 ガスメーターボックス設置はスペースの制約が少ない反面、技術的な制約や管理組合の承認が必要となる可能性があります。

4. 給湯器の機種選定

給湯器の機種を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 給湯能力:家族の人数や使用頻度に合わせて適切な能力を選びましょう。
  • 機能:エコ機能、追い炊き機能、リモコン機能など、必要な機能を選びましょう。
  • 安全性:ガス漏れ防止装置、過熱防止装置など、安全機能が充実している機種を選びましょう。
  • デザイン:浴室の雰囲気に合うデザインを選びましょう。
  • 価格:予算に合わせて適切な価格帯の機種を選びましょう。

専門家のアドバイス:信頼できる業者選びのポイント

給湯器の交換は、専門知識と技術が必要な作業です。 信頼できる業者を選ぶことが、安全で快適な浴室環境を確保するために非常に重要です。 業者選びの際には、以下の点をチェックしましょう。

  • 資格:ガス機器設置スペシャリストなどの資格を持っているか確認しましょう。
  • 経験:多くの施工実績があるか確認しましょう。
  • 対応:丁寧な説明と対応をしてくれるか確認しましょう。
  • 保証:適切な保証期間と内容が提示されているか確認しましょう。
  • 口コミ:インターネットなどで口コミを確認しましょう。

まとめ:安全と快適性を両立した給湯器交換を

築35年のマンションにおける給湯器交換は、特監法への適合性と安全性を確保することが最優先です。 現状維持が難しい場合でも、適切な業者を選び、管理組合と連携することで、安全で快適な浴室環境を実現できます。 複数の業者に見積もりを依頼し、それぞれの提案内容を比較検討することで、最適な選択ができるでしょう。 焦らず、一つずつ丁寧に進めていきましょう。

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