築35年、雨漏りする鉄筋コンクリート3階建て住宅の修理方法

雨漏り修理をしたいのです。 鉄筋コンクリート3階建て 築35年の屋根がないベランダの家です。この家を建築施工した大工は他界。そこに、修理依頼はできないので、困っています。 雨漏り個所は2階の天井に数か所、シミがあります。さわると湿っています。自分判断では、3階ベランダ部分から雨漏りしているか、3階ベランダから部屋の通気口をつたって雨水が浸入しているかのようなきがしています。 また、ベランダのドレン部分にあたる2階の天井にシミができていたのを昨日発見、 その部分をそっと触れただけなのに、柔らかいパン生地のようになっており、私の指の形が残るという恐ろしい現状です。 ネットで業者を検索するのですが、良い業者の基本が全くわかりません、 今すぐに行動をおこしたいのですが、失敗をしたくないので慎重に動いております。そこで皆さんに教えて頂きたいのです。 1.良い業者の基準 2.料金 1.ドレン箇所天井一部分が腐食の場合の金額 2.通気口からの雨水が浸入している場合 3.結露の場合 この家は、寒い間 玄関から3階の部屋まですべての部屋が結露状態です。 また、いろいろとお教えねがいます。よろしくお願いいたします。

築35年の鉄筋コンクリート3階建て住宅で、屋根のないベランダからの雨漏りで困っているとのこと、大変お困りのことと思います。まずは落ち着いて、一つずつ解決していきましょう。今回は、雨漏り修理における良い業者の選び方、料金の目安、そして結露対策についても詳しく解説します。

1. 良い雨漏り修理業者の見極め方

雨漏り修理は、専門的な知識と技術が必要なため、業者選びが非常に重要です。失敗すると、再修理費用が発生したり、根本的な解決に至らない可能性もあります。良い業者を選ぶための基準を以下に示します。

信頼できる業者の見分け方

  • 実績と経験:ホームページや口コミサイトなどで、過去の施工事例や顧客からの評価を確認しましょう。長年の実績と豊富な経験を持つ業者は、様々な状況に対応できる技術力とノウハウを持っています。
  • 資格と保険:一級建築士や防水施工技能士などの資格を持つ業者を選びましょう。また、賠償責任保険に加入しているかどうかも確認することが大切です。万が一、施工中に事故が発生した場合でも安心です。
  • 対応の迅速さ:問い合わせへの対応が迅速で丁寧な業者を選びましょう。迅速な対応は、問題解決への意欲の高さを示しています。
  • 見積りの明瞭さ:見積書は、作業内容、材料費、人件費などが明確に記載されている必要があります。不明瞭な点があれば、遠慮なく質問しましょう。追加料金が発生する可能性がある場合も事前に確認しましょう。
  • 保証体制:施工後の保証期間や内容を確認しましょう。保証期間が長いほど、業者の自信の表れと言えるでしょう。保証内容に、雨漏り再発時の対応が含まれているかも確認しましょう。
  • 複数業者からの見積もり比較:少なくとも3社以上の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。価格だけでなく、作業内容や保証体制なども含めて総合的に判断しましょう。

2. 雨漏り修理の料金目安

雨漏り修理の料金は、原因、場所、施工範囲によって大きく異なります。あなたのケースでは、ベランダからの雨漏り、ドレン部分の腐食、通気口からの雨水浸入の可能性などが考えられます。それぞれの場合の料金目安を以下に示します。あくまで目安であり、実際には現場調査が必要となります。

2-1. ドレン箇所天井一部分が腐食の場合の金額

腐食の程度、腐食範囲によって大きく異なりますが、部分的な修理であれば、5万円~15万円程度が目安です。ただし、腐食が深刻な場合は、天井材の全面交換が必要となり、費用は高額になります。

2-2. 通気口からの雨水が浸入している場合の金額

通気口のシーリング処理や、通気口の交換が必要となる場合があります。費用は、1万円~5万円程度が目安ですが、複雑な構造の場合、費用が高くなる可能性があります。

2-3. 結露の場合の金額

結露は、換気不足や断熱不良が原因であることが多いです。換気扇の設置や、断熱材の追加などが必要となる場合があり、費用は数万円~数十万円と幅広くなります。

3. 雨漏り修理の流れ

雨漏り修理は、以下の流れで行われます。

  1. 業者への連絡と現場調査:複数の業者に連絡を取り、現場調査を依頼します。調査では、雨漏りの原因を特定し、修理方法や費用について説明を受けます。
  2. 見積書の比較検討:複数の業者から見積もりを取り、価格や作業内容、保証などを比較検討します。
  3. 契約:最も適切な業者を選び、契約を結びます。
  4. 施工:業者が修理工事を開始します。
  5. 完了検査:修理が完了したら、仕上がりを確認します。問題があれば、業者に修正を依頼します。
  6. 支払い:工事完了後、支払いをします。

4. 結露対策

あなたの家は、冬場に全室結露が発生しているとのこと。これは、断熱性能が低い可能性が高いです。結露対策として以下の対策を行うことをお勧めします。

  • 窓の断熱対策:窓に断熱フィルムを貼ったり、複層ガラスに交換したりすることで、結露を抑制できます。
  • 壁の断熱対策:外壁に断熱材を追加することで、室内の温度を安定させ、結露を抑制できます。
  • 換気対策:24時間換気システムの導入や、定期的な窓の開閉により、室内の湿度を下げることで結露を抑制できます。浴室乾燥機の活用も効果的です。
  • 除湿対策:除湿機を使用することで、室内の湿度を下げ、結露を抑制できます。特に、梅雨時期や冬の暖房使用時は効果的です。

5. まとめ

雨漏り修理は、早急な対応が重要です。放置すると、建物の腐食が進み、修理費用が高額になる可能性があります。信頼できる業者を選び、適切な修理を行うことで、安心して暮らせる住まいを取り戻しましょう。 結露対策も同時に行うことで、より快適な住環境を実現できます。

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