築30年PC造マンションの湿気対策とUR賃貸選び

PC造・築30年マンションの一階の湿気は・・ 再来月くらいに、引っ越しが控えています。 まだ転居先を迷っています。 一年ほどしか住まないので礼金・手数料のかからないUR賃貸が第一候補です。 息子が小さく(現在二才)、足音を以前注意されたことがあるので一階に住みたいです。 が、今の家は鉄骨造ですが窓のない部屋があり、その部屋の押し入れは去年9月にカビが発生しました。 毎日開けて換気し、除湿剤2こ置いていたのに・・・ 考えているURは築30年と古く、PC造なので湿気がすごいでしょうか・・・ 階段5段くらい上って玄関がるので、ちょっとマシかなーとも思っているのですが。 住んだことのある方、住んでおられる方、教えてください<(_ _)>補足補足です・・・ 北側の部屋にはクーラーなどの暖房器具は設置しない予定です。 (寝るだけの部屋でベッドを置く予定) 内外の温度差がほとんどなければ湿気はだいぶ防げるでしょうか?

築30年PC造マンションの湿気問題:原因と対策

築30年のPC造マンション、特に1階は湿気が気になるというご心配、よく分かります。以前のお住まいでのカビ発生経験も踏まえると、新しい住まいの湿気対策は入念に行う必要がありますね。 まずは、PC造マンションの湿気問題の原因を整理してみましょう。

PC造マンションの湿気問題の原因

PC造(鉄筋コンクリート造)マンションは、気密性が高いことが特徴です。これは断熱性が高いというメリットの裏返しで、湿気がこもりやすいというデメリットも抱えています。特に築年数が経つと、建物の劣化による隙間からの空気の循環が悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。さらに、1階は地面からの湿気が上がってくる可能性も高く、湿気問題が深刻になりやすいのです。

湿気対策:具体的な方法

では、具体的な湿気対策を見ていきましょう。

1. 換気

最も重要なのは換気です。 窓を開けて自然換気を行うのが基本ですが、PC造マンションは気密性が高いので、効果を高めるために工夫が必要です。

* **24時間換気システムの活用:** 多くのマンションには24時間換気システムが備わっています。これが正しく機能しているか確認し、フィルターの清掃や交換を定期的に行いましょう。
* **窓の工夫:** 窓を開ける際は、対角線上に位置する窓を同時に開けて、空気の流れを作るのが効果的です。また、風通しの良い時間帯を選んで換気しましょう。
* **換気扇の活用:** キッチンや浴室の換気扇はこまめな使用を心がけましょう。特に、調理後や入浴後は必ず換気扇を回し、湿気を排出しましょう。

2. 除湿

換気だけでは不十分な場合、除湿機や除湿剤の併用が有効です。

* **除湿機の活用:** コンプレッサー式やデシカント式など、様々なタイプの除湿機があります。お部屋の広さや湿気の程度に合わせて適切な機種を選びましょう。特に梅雨時期や、洗濯物を室内干しする際は積極的に活用しましょう。
* **除湿剤の活用:** クローゼットや押し入れなど、換気が難しい場所には除湿剤が有効です。ただし、除湿剤はあくまで補助的な役割なので、換気と併用することが重要です。

3. 室内環境の工夫

湿気を発生させやすい要因を減らすことも重要です。

* **洗濯物の室内干し:** 可能であれば、外で洗濯物を干すのが理想です。どうしても室内干しする場合は、除湿機を使用したり、扇風機で風を当てたりして乾燥を促しましょう。
* **植物の管理:** 観葉植物は、蒸散によって湿気を発生させます。多すぎる場合は、数を減らすか、乾燥に強い植物を選びましょう。
* **家具の配置:** 家具を壁にぴったり付けず、空気の循環を妨げないように配置しましょう。

UR賃貸マンションの選び方

UR賃貸マンションは、礼金・手数料が不要で魅力的ですが、築年数の古い物件も多いのが現状です。湿気対策をしっかり行える物件を選ぶことが重要です。

* **日当たりと風通し:** 南向きで日当たりが良く、風通しの良い部屋を選びましょう。日当たりが良いと、自然乾燥による湿気対策に効果があります。
* **建物の状態:** 内見時に、壁や床、天井のカビや湿気による汚れがないかを確認しましょう。また、管理状態が良い物件を選ぶことも大切です。
* **階数:** 1階は地面からの湿気が上がってくる可能性が高いので、2階以上の方が湿気が少ない可能性があります。ただし、今回のケースでは、お子さんの足音の問題から1階を希望されているので、より入念な湿気対策が必要になります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、湿気対策とインテリアを両立させるためのアドバイスをさせていただきます。

湿気対策は、機能性とデザイン性を両立させることが重要です。例えば、通気性の良い天然素材の家具を選ぶことで、湿気を溜め込みにくくすることができます。また、壁面収納を活用することで、床面積を広く確保し、空気の循環を良くすることも可能です。

さらに、吸湿性の高い素材のカーテンやラグを使用することも有効です。麻や綿などの天然素材は、湿気を吸収し、放出してくれます。ただし、湿気を吸収しすぎるとカビの原因となる可能性もあるので、定期的に陰干しをするなど、適切なメンテナンスが必要です。

まとめ:安心安全な住まいづくり

築30年のPC造マンションでも、適切な換気と除湿、そしてインテリア選びによって、湿気対策は十分可能です。 UR賃貸を選ぶ際には、日当たりや風通し、建物の状態をしっかり確認し、湿気対策を考慮した上で物件を選びましょう。 そして、今回ご紹介した対策をしっかりと実践することで、快適で健康的な住まいを実現できるはずです。 お子様と安心して暮らせる住まいを見つけることを心から応援しています。

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