築30年超え平屋の老朽化問題とリフォームor建て替えの検討

現在築30年越えの平屋に住んでいます。キッチンと居間の他に部屋が2部屋です。炭鉱時の家で、お隣りの家とくっついています。 今年の2月に結婚したのですが、平屋は旦那と旦那の母親が話し合い、私と一緒に住む為にと3年前に購入し、旦那がローンを支払っています。が、今思うと悪い不動産に売りつけられたんだと思います。簡単なリフォームをして見た目綺麗にしてありましたが、住んですぐに壁紙が剥がれだしました。玄関にある押し入れは雨漏りしており、流し台の下は水漏れによりナメクジが入るようになっていました。キッチン上部にある戸棚は雑に隙間が埋められており、何度掃除をしても砂が落ちている状態です。その為何も入れられないので戸を閉めていますが、開けるとたまに蛾がいます。工務店の方によると、使ってはいけない木材が使われているとか。雨漏りは工務店に頼み1度直しましたが、すぐにまた雨漏りしだしました。隣とくっついている為、これ以上の修理は一時的に直すだけで、またすぐに雨漏りしてしまうようです。各部屋の襖は開けるのに一苦労で、完璧に曲がっています。湿気が多く、晴れた日もジメっとしており、雨天時は最悪です。カベチョロでさえ入ってこれる穴があるようで、色んな虫が入ってきています。庭を合わせ、坪は約150坪ぐらいです。庭が広いですが。リフォームできますでしょうか……(断断熱材などはいっさい入っていないと思います)。もしくは建て替えの方が良いでしょうか?その場合、どのくらいの費用になりそうですか?旦那は『住めるき良いやん』と真剣に考えてくれず、二言目には『お金が無い』と言うので、雨漏りやキッチンのリフォームは私の貯金で行いました。旦那の言う通り、気にせず住んでも大丈夫そうですか?ご意見よろしくお願いします。長文失礼しました。 ※子供はまだいません

築30年超え平屋の現状と課題

ご結婚おめでとうございます。そして、築30年超えの平屋での生活、様々な問題を抱えている状況、大変お辛いですね。雨漏り、害虫、湿気、そして劣悪な施工…これらの問題は、単なる不便さを超え、健康面や安全面にも影響しかねません。 ご主人の「住めるから良い」という発言は、現状の深刻さを理解していない、もしくは理解しようとしていない可能性があります。 まずは、現状を具体的に整理し、リフォームか建て替えかの判断、そしてご主人との話し合いのための材料を準備しましょう。

現状の具体的な問題点

* **雨漏り:** 玄関の押し入れだけでなく、他の箇所にも潜在的な雨漏りのリスクが高い。隣家との密着状態から根本的な解決が難しい可能性も。
* **害虫:** カベチョロや蛾など、様々な害虫の侵入。これは、建物の老朽化による隙間や湿気によるものです。健康被害のリスクも考慮すべきです。
* **湿気:** 常にジメジメとした環境は、カビの発生や建材の腐食を促進し、健康被害につながります。
* **老朽化:** 壁紙剥がれ、歪んだ襖、劣悪な施工による砂の侵入など、建物の老朽化は深刻な状態です。
* **施工不良:** 使用してはならない木材の使用など、当初からの施工不良が疑われます。これは、今後のリフォームや建て替えにおいても重要な考慮事項です。

リフォームか建て替えか?費用とメリット・デメリット

現状を踏まえ、リフォームと建て替えのそれぞれのメリット・デメリット、費用感について検討します。

リフォームの場合

メリット: 建て替えに比べて費用を抑えられる可能性がある。土地の有効活用ができる。

デメリット: 根本的な問題(雨漏り、湿気など)の完全解決が難しい可能性が高い。部分的な修繕の繰り返しになり、費用がかさみ、結局建て替えより高額になる可能性もある。 築年数の古い建物は、耐震性や断熱性も不足しているため、リフォームだけでは快適な住環境を確保できない可能性が高い。

費用感: 雨漏り修理、キッチンリフォーム、襖の交換、断熱工事など、必要な箇所の修繕費用を合計すると、数百万円から数千万円規模になる可能性があります。 特に、雨漏りの根本的な解決には、屋根や外壁の全面的な改修が必要になる可能性があり、高額な費用がかかります。

建て替えの場合

メリット: 耐震性、断熱性、防湿性など、最新の基準を満たした快適な住環境を手に入れられる。 根本的な問題を解決できる。 長期的なコスト削減につながる可能性もある。

デメリット: リフォームに比べて費用が高額になる。 建築期間が必要となるため、仮住まいが必要になる可能性がある。

費用感: 土地の広さや建物の規模、仕様によって大きく異なりますが、坪単価50万円~100万円程度と仮定すると、150坪の土地に建物を建てる場合、7500万円~1億5000万円程度の費用がかかると予想されます。 ただし、これはあくまでも概算であり、実際には設計図作成や地盤調査などの費用も必要となります。

ご主人との話し合いと具体的な行動

ご主人との話し合いは、現状を客観的に示すことが重要です。

ご主人との話し合いのポイント

* **現状の写真や動画を提示する:** 具体的な問題点を視覚的に示すことで、現状の深刻さを理解させましょう。
* **リフォームと建て替えの費用を比較する:** それぞれの費用感とメリット・デメリットを明確に示すことで、客観的な判断を促しましょう。
* **健康リスクを訴える:** 湿気や害虫による健康被害のリスクを強調しましょう。
* **専門家の意見を参考にする:** 建築士や不動産業者などの専門家の意見を参考に、客観的な判断材料を示しましょう。
* **長期的な視点を持つ:** リフォームを繰り返すよりも、建て替えの方が長期的に見てコストパフォーマンスが良い可能性を説明しましょう。
* **将来の家族計画も考慮する:** 将来的に子供を希望する場合は、より快適で安全な住環境が必要であることを伝えましょう。

具体的な行動

1. **複数の建築会社や工務店に見積もりを依頼する:** リフォームと建て替えの両方の見積もりを取り、費用感や工期などを比較検討しましょう。
2. **住宅ローンに関する相談をする:** 住宅ローンの借り換えや増額など、資金調達方法について相談しましょう。
3. **自治体の補助金制度などを調査する:** リフォームや建て替えに関する補助金制度などを活用することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

専門家の意見

建築士や不動産鑑定士などの専門家に相談することで、客観的なアドバイスを得ることができます。 特に、雨漏りや湿気の問題については、専門家の診断が不可欠です。 適切な診断と適切なアドバイスを得ることで、最適な解決策を選択できるでしょう。

まとめ

築30年超えの平屋は、多くの問題を抱えていることが分かります。 ご自身の健康と安全、そして将来の家族計画を考慮すると、リフォームではなく建て替えを検討する方が良いかもしれません。 ご主人との話し合いを丁寧に進め、専門家の意見も参考にしながら、最適な解決策を見つけてください。 まずは、現状を正確に把握し、費用感を含めた具体的なプランを作成することが重要です。

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