築30年以上木造住宅の床補修費用と業者選び

部屋の床補修について木造モルタル2階建て(築30年以上)の内、2階の1部屋(5.5畳)の木床の数箇所にへこみたわみなどがあります。さすがにこれ以上放置しておくと床が抜けそうなので補修もしくは床張替えを考えておりますが費用はどのくらいかかるもんでしょうか?床は、厚さ1cmくらいの40c㎡の板を、縦横にはっていると考えてください。また東京都内の足立区、葛飾区、江戸川区あたりでここは良かったという大工さんや工務店さんがあればそういう情報もあればお願いします。補足回答ありがとうございます。フローリングというより、板の間というのがこの当時の物の呼び方があってますでしょうか。板の方ですが40c㎡と書きましたが正確には1辺40cmの合板で、板を張り合わせている接着剤が剥がれて強度が落ちたといったところでしょうか。根太の方は板が剥がせませんので確認できません。作業費2万~4万ですと1人工相当でしょうから、床板を剥がさずに上から新板を張ると考えでよいのでしょうか?

築30年以上住宅の床補修:費用と具体的な方法

築30年以上経過した木造住宅の床のへこみ、たわみは、経年劣化による合板の接着不良や根太の腐食などが原因として考えられます。放置すると床抜けの危険性もあるため、早めの補修・改修が重要です。費用や具体的な方法について解説します。

補修方法と費用

ご質問の状況から、1辺40cmの合板が使用されていると推測されます。これは、一般的な「板の間」と呼ばれる床材です。接着剤の剥がれによる強度低下が原因と考えられますので、補修方法は大きく分けて以下の3つが考えられます。

  • 方法1:既存床材の上張り:既存の床材を剥がさずに、新しい合板を上から重ねて張る方法です。最も費用を抑えられる方法ですが、床の高さが上がり、既存の建具との干渉に注意が必要です。費用は、材料費と工事費を合わせて、5.5畳の場合5~10万円程度と予想されます。作業時間は1~2日程度です。
  • 方法2:部分的な床板交換:へこみやたわみが激しい部分のみ、既存の床材を剥がして新しい床材に交換する方法です。部分的な補修なので、方法1よりも費用は高くなりますが、方法3よりは安価です。費用は、損傷の程度によりますが、10~20万円程度と予想されます。作業時間は2~3日程度です。
  • 方法3:全面床張替え:既存の床材をすべて剥がして、新しい床材を全面的に張り替える方法です。最も費用は高くなりますが、床の強度が向上し、見た目も美しくなります。費用は、材料費と工事費を合わせて、5.5畳の場合20~40万円程度と予想されます。作業時間は3~5日程度です。

上記の費用はあくまで目安です。実際の費用は、使用する材料の種類、工事の難易度、業者の見積もりによって変動します。複数業者に見積もりを依頼することをお勧めします。

業者選びと東京都内(足立区、葛飾区、江戸川区)の業者探し

信頼できる業者を選ぶことは、工事の成功に不可欠です。以下の点を考慮して業者を選びましょう。

  • 経験と実績:築年数の古い住宅の床補修に豊富な経験を持つ業者を選びましょう。ホームページや口コミサイトなどで、過去の施工事例を確認しましょう。
  • 資格と保険:適切な資格を持つ業者を選び、万一の事故に備えて保険に加入しているか確認しましょう。
  • 見積もり内容:見積書の内容を丁寧に確認し、不明な点は質問しましょう。材料費、工事費、消費税などが明確に記載されているか確認しましょう。
  • 対応の良さ:質問に丁寧に答えてくれる業者を選びましょう。現場調査をしっかり行ってくれる業者も信頼できます。
  • 口コミ・評判:インターネット上の口コミサイトや知人からの紹介などを参考に、業者の評判を確認しましょう。

東京都内(足立区、葛飾区、江戸川区)の業者探しは、インターネット検索や地域の工務店組合などに問い合わせる方法があります。 「足立区 床補修」「葛飾区 床修理」「江戸川区 リフォーム業者」などのキーワードで検索すると、多くの業者が見つかります。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。

専門家の視点:床鳴りやたわみの原因と予防

床鳴りやたわみは、経年劣化以外にも、以下の原因が考えられます。

  • 根太の腐朽:湿気やシロアリ被害によって根太が腐朽すると、床の強度が低下します。定期的な点検が必要です。
  • 床下換気の不良:床下の湿気がこもると、根太の腐朽を招きます。床下換気を適切に行いましょう。
  • 荷重の偏り:重い家具を長時間同じ場所に置くと、床に負担がかかり、たわみの原因になります。家具の配置に注意しましょう。

これらの原因を予防するためには、以下の対策が有効です。

  • 定期的な床下点検:少なくとも年に一度は床下を点検し、湿気や害虫の被害がないか確認しましょう。
  • 床下換気の改善:床下換気口の清掃や、必要に応じて換気扇の設置を検討しましょう。
  • 家具の配置に配慮:重い家具は、床に負担がかかりにくい場所に配置しましょう。

まとめ

築30年以上経過した住宅の床補修は、費用や方法、業者選びなど、慎重な検討が必要です。 本記事で紹介した情報を参考に、最適な補修方法を選び、信頼できる業者に依頼しましょう。 早めの対応が、安全で快適な住まいを守ることに繋がります。

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