築30年以上住宅のカビ問題と赤ちゃんとの生活:安全で快適な環境を作るための対策

家のカビと赤ちゃん 何かいい方法はないでしょうか。。 転勤先の職員住宅は、築30年以上、裏は山で毎年すごい湿気です。洗濯物も外に干しても夏以外は日が当たらないので乾きません。 入った時からすでに壁の至るところにカビ・・窓にも壁にも、お風呂場にもトイレにもカビ・・ 衣替えをし、何ヶ月か開けなかった引き出しの洋服はすべてカビ臭く、湿気取リをいくつも置いてもすぐにいっぱいになるような状況です。 そんな中、去年赤ちゃんが生まれました。今年異動があればこのカビ生活ともおさらば!と思っていましたが、異動はなく、あと最低でも2年はここに住む予定になりました。引越し先を探してはみるものの、田舎であまりいい物件がなく、引っ越せそうにありません。。 地元じゃないので、赤ちゃんを見てくれる人もおらず、赤ちゃんを抱っこしながらのカビ掃除に抵抗があります・・ 本当なら、毎日でもこまめに掃除しないといけないのに、赤ちゃんをおぶってカビ掃除をする方が、赤ちゃんの体によくないと思い気になりつつも時々しか手をつけられないでいます・・ カビのひどい部屋には赤ちゃんを極力入らせないようにしています。 手が届くところならまだしも、天井の四隅のカビとか、手がつけられません。こんなカビでも、小さな赤ちゃんには絶対よくないですよね・・ おまけに去年の夏はムカデが家に出て、今年も心配です。。 何かいい方法はないでしょうか・・

築古住宅のカビ問題と赤ちゃんの健康:深刻な状況と対策の必要性

築30年以上経過し、湿気が多く、カビの発生が深刻な住宅環境で赤ちゃんを育てることは、健康面でのリスクを伴います。カビはアレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があり、特に乳幼児は免疫力が未発達なため、深刻な影響を受ける可能性があります。また、ムカデなどの害虫の発生も懸念されます。 現状を変えるために、以下の対策を段階的に進めていきましょう。

1. カビの除去と予防:安全な方法と具体的な手順

赤ちゃんがいる家庭でのカビ対策は、安全性が最優先です。次亜塩素酸ナトリウムなどの強い漂白剤は、赤ちゃんにとって危険なため使用を避けましょう。代わりに、以下の方法を試してみてください。

(1) 安全なカビ取り剤の選択

* 重曹:研磨効果と弱アルカリ性でカビを除去。水でペースト状にして、カビに塗布し、しばらく置いてから洗い流します。
* セスキ炭酸ソーダ:油汚れやカビにも効果的なアルカリ性洗剤。水で薄めてスプレーボトルに入れ、カビに吹きかけ、拭き取ります。
* アルコール:エタノール(70%以上)はカビの繁殖を抑える効果があります。スプレーボトルに入れて吹きかけ、拭き取ります。
* 市販のカビ取り剤:赤ちゃんやペットにも安全と記載されている製品を選びましょう。必ず換気を十分に行い、ゴム手袋とマスクを着用して使用してください。

(2) カビ除去の手順

1. 換気を十分に行います。窓を開け、空気の循環を良くしましょう。
2. ゴム手袋とマスクを着用します。
3. カビ取り剤をカビに塗布し、数分間放置します。
4. 柔らかい布やブラシで優しくこすり洗いします。
5. 水で洗い流し、十分に乾燥させます。
6. 乾燥後、防カビ剤を塗布します。

(3) 手の届かない場所のカビ対策

天井の四隅など、手が届かない場所のカビは、以下の方法で対処しましょう。

* 専門業者への依頼:高圧洗浄機などを使用し、安全かつ効果的にカビを除去できます。費用はかかりますが、健康面を考慮すると有効な手段です。
* カビ取りスプレー:伸縮性の高いノズルが付いたスプレーボトルを使用し、吹きかけます。

(4) カビの予防

* 換気:こまめな換気が最も重要です。窓を開け放したり、換気扇を回したりして、湿気を排出しましょう。除湿機も有効です。
* 乾燥:洗濯物は室内干しせず、乾燥機を使用するか、日当たりの良い場所に干しましょう。
* 除湿:除湿機を使用し、室内の湿度を50%以下に保ちましょう。
* 清掃:定期的に掃除を行い、カビの発生を防ぎます。
* 防カビ剤:防カビ効果のある塗料やスプレーを使用しましょう。

2. ムカデ対策

ムカデの侵入を防ぐには、以下の対策が効果的です。

* 家の周りを清潔に保つ:草木やゴミを片付け、ムカデの隠れ場所をなくします。
* 隙間を塞ぐ:窓やドアの隙間、排水溝などを塞ぎ、ムカデの侵入を防ぎます。
* 殺虫剤:ムカデ用の殺虫剤を使用します。

3. 赤ちゃんとの生活:安全な空間の確保

カビの多い部屋には赤ちゃんを極力入れないようにし、安全な空間を確保しましょう。

* リビングなどカビの少ない部屋で過ごす:赤ちゃんが過ごす時間は、カビの少ない部屋に限定します。
* ベビーベッドやプレイマットの場所:カビの発生が少ない場所に設置します。
* 定期的な清掃:赤ちゃんが触れるものは、こまめに清掃します。

4. 専門家への相談

状況が改善しない場合、または不安な場合は、医師や専門業者に相談しましょう。医師は赤ちゃんの健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。専門業者はカビの状況を診断し、適切な対策を提案してくれます。

5. 引っ越しについて

引っ越しは、根本的な解決策となります。時間をかけて、より良い住環境を探しましょう。

まとめ:段階的な対策で安心安全な住環境を

築古住宅におけるカビ問題は、赤ちゃんがいる家庭では深刻な問題です。しかし、適切な対策を行うことで、安全で快適な環境を作ることができます。この記事で紹介した対策を参考に、段階的に取り組んでいきましょう。 状況に応じて、医師や専門業者への相談も検討してください。 赤ちゃんの健康を守るため、諦めずに改善を目指しましょう。

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