築30年以上の木目廊下、ペンキかニスか?DIY塗装の疑問を解決!

アパートの部屋の木目廊下にペンキかニスか・・・?築30年以上の、アパートの部屋の廊下(木目)に、ペンキを塗るかニスを塗るか迷っています。以前、別の部屋をペンキ屋さんにおまかせしたら、ニスに茶系のペンキ?を少しまぜて塗っていました。傷・シミを目立たなくする為だと思いますが、廊下がより暗い感じになってしまった気がします。そこで、今回は自分で塗ろうかと考えていますが、廊下に明るい茶系のペンキは、一般的におかしいでしょうか?ペンキなので、木目は消えてしまいます。やはり、古い和風アパートの廊下には、ニスの方が良いのでしょうか?また、ペンキにする場合、元が油性ニスのものに、水性ペンキを廊下に塗っても剥げずに長持ちするでしょうか?やはり、油性→油性 水性→水性 でしょうか?出来れば、見た目、機能性、体への影響、難易度を考慮した、アドバイス宜しくお願い致します。

築30年アパートの廊下塗装:ペンキとニスの比較

築30年以上の木目廊下をDIYで塗装する際に、ペンキとニス、どちらを選ぶべきか迷うのは当然です。以前のペンキ屋さんの経験から、暗い印象になったという反省を踏まえ、今回はより明るく、そして長持ちする塗装を目指しましょう。 ペンキとニス、それぞれの特徴を比較し、最適な選択肢を選び取ります。

見た目:木目を生かすか、隠すか

  • ニス:木目の質感を活かし、自然な風合いを演出します。透明なニスであれば、木目の美しさを最大限に引き出し、上品な雰囲気に。着色ニスを使えば、木目を活かしつつ色味を調整できます。古い和風アパートの雰囲気に合うかどうかは、ニスの色選びと、廊下の元の木目の状態によって大きく変わってきます。
  • ペンキ:木目を完全に隠して、均一な色合いに仕上げます。明るい茶系のペンキは、古い廊下を明るくモダンな印象に変える効果があります。ただし、木目の風合いは失われます。

機能性:耐久性とメンテナンス

  • ニス:耐久性があり、適切なメンテナンスをすれば長持ちします。ただし、傷つきやすく、傷が目立ちやすいというデメリットも。定期的なメンテナンス(ワックスがけなど)が必要になります。
  • ペンキ:比較的傷や汚れに強く、メンテナンスが容易です。水性ペンキは、ニオイが少なく、環境にも優しい選択肢です。ただし、下地処理が不十分だと剥がれやすくなる可能性があります。

体への影響:VOC含有量に注目

  • ニス:種類によってVOC(揮発性有機化合物)の含有量が異なります。低VOCの製品を選ぶことで、健康への影響を軽減できます。特に、室内で使用する場合は、VOC含有量が少ないものを選ぶことが重要です。
  • ペンキ:同様に、VOC含有量に注意が必要です。水性ペンキは油性ペンキに比べてVOC含有量が少なく、体への影響が少ない傾向にあります。

難易度:DIYのしやすさ

  • ニス:比較的簡単に塗ることができますが、ムラなく綺麗に仕上げるには、ある程度の技術が必要です。特に、着色ニスは色の濃淡を調整するのが難しい場合もあります。
  • ペンキ:ローラーを使用すれば、比較的簡単に塗ることができます。ただし、下地処理が重要で、下地処理を怠ると仕上がりが悪くなったり、剥がれやすくなったりします。

古い和風アパートの廊下塗装:具体的なアドバイス

古い和風アパートの廊下を明るくしたいというご希望であれば、明るい茶系のペンキも選択肢としてありです。ただし、ペンキは木目を隠してしまうため、和風アパートの雰囲気と合わないと感じる方もいるかもしれません。

ペンキを選択する場合

* 下地処理が重要:古い油性ニスの上から水性ペンキを塗る場合は、まず既存のニスを剥がすか、しっかりと研磨して密着性を高める必要があります。完全に剥がすのは大変な作業なので、研磨剤で表面を荒らし、密着性を高めるプライマーを塗布することをお勧めします。
* 油性→油性、水性→水性:基本的には同じ種類の塗料を重ね塗りするのが理想的です。しかし、下地処理を適切に行えば、油性ニスの上に水性ペンキを塗ることも可能です。
* 複数回塗り:ペンキは一度塗りではムラになりやすく、隠ぺい力も不足しがちです。最低でも2回塗り、必要に応じて3回塗りを行いましょう。
* ペンキの種類:耐久性やVOC含有量を考慮し、適切なペンキを選びましょう。ホームセンターなどで、専門スタッフに相談してみるのも良いでしょう。

ニスを選択する場合

* 傷や汚れが目立ちやすい:ニスの場合は、傷や汚れが目立ちやすいので、定期的なメンテナンスが必要です。ワックスやオイルステインで保護しましょう。
* 着色ニスで色調整:木目を活かしつつ、色味を調整したい場合は着色ニスを使用します。明るい茶系の色味にするには、適切な色合いの着色ニスを選びましょう。
* 下地処理:ニスを塗る前に、古いニスや汚れをしっかり落とす必要があります。サンドペーパーで研磨し、綺麗に掃除してから塗りましょう。

専門家の意見:塗装のプロに相談

DIYに自信がない、またはより完璧な仕上がりを求める場合は、塗装のプロに相談することをお勧めします。専門家は、適切な塗料選びから下地処理、塗装方法まで、的確なアドバイスをしてくれます。費用はかかりますが、仕上がりの品質や耐久性を考えると、費用対効果は高いと言えるでしょう。

まとめ:最適な塗装方法を選択しよう

廊下の塗装は、見た目だけでなく、機能性や耐久性、そして健康面も考慮する必要があります。ペンキとニス、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況や好みに合った最適な方法を選択しましょう。DIYに挑戦する場合は、下地処理を丁寧に行い、適切な塗料を選び、複数回塗りを行うことで、より美しく、長持ちする仕上がりを実現できます。迷った場合は、専門家の意見を参考に、後悔のない選択をしてください。

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