築30年マンションの赤錆水問題と賃貸トラブル解決策

賃貸の水道水について。(赤錆問題) 築30年くらいのマンションに約9ヶ月住んでいます。都内です。 住み始めから全ての蛇口から赤錆水が酷く、1日中濁っている事もあります。 100均の簡易浄水器を付けると、付けた当日からフィルターが茶色になり 側面からみると赤錆の粒が沢山紛れています。 3ヶ月〜半年使い続けていれば錆がとれるよ と言われて半年我慢しましたが改善せず。 もぅ言おうと思った矢先に貯水タンクの清掃・取り替えが入りました。 配管が鉄の為 錆水が酷いかな?とは思っていましたが 期待も込めて2・3ヶ月我慢様子見しましたが改善せず。 元々肌が弱く 引っ越してからお肌がボロボロです。(関係ないかもしれませんが) いままでも水は普通に飲めるトコロにしか住んだ事がなかったので (むしろ飲めないトコロなんてありえないと思いました) こんな汚い水が出るトコロなんて知っていたら 正直引っ越したくなかったのが本音です。 家賃もそれなりに高いのでなんとかしてもらおうと管理会社に言ったトコロ 「配管の工事は壁・床の中なので無理です。浄水器をコチラで負担します。」と言われました。 また「他の家からそんな事は聞いた事ないですけど、いま聞いてみたら他の部屋でも多少は赤錆水は出ているようですよ。皆さん気にならないのかしら?」と なんか 「我慢してくれよ」 と言わんばかりの出方をしてきました。 希望としては もう詐欺にあった様な感覚なので、引越代を管理会社サンに負担していただき すぐに出ていきたいくらいなのですが(それか賃貸契約をした際の諸費用返還) やはりそういった対応は コチラから提案しても通らないものなのでしょうか? 非常識な提案でしょうか? 今日は旦那が仕事だったので 来週の火曜日に相談した上で管理会社さんに出向くので まだ浄水器は買わないで下さいと今日は伝えました。 (最悪浄水器の負担でお願いしようとは思っています。) 体験された事のある方 いらっしゃいましたら教えて下さいませ。 どうぞ宜しくお願い致します。

築年数の古いマンションにおける赤錆水問題

築30年以上のマンションで赤錆水の問題が発生することは、決して珍しいことではありません。配管の老朽化による鉄管の腐食が原因で、水道水に鉄サビが混入してしまうのです。 赤錆水は見た目だけでなく、健康面への影響も懸念されます。 肌のトラブルを訴える方も多く、ご質問者様のお肌の悪化も、赤錆水の影響の可能性があります。 また、赤錆は水道管内を詰まらせる原因にもなり、将来的に更なるトラブルにつながる可能性も否定できません。

管理会社からの対応と今後の対処法

管理会社からの「配管工事は無理」「浄水器を負担する」という提案は、現状ではよくある対応です。大規模な配管工事は費用と手間がかかるため、容易には実行されないのが現実です。しかし、居住者の健康と安全を確保する責任は管理会社にもあります。 「他の部屋でも多少出ている」という発言は、問題の深刻さを軽く見ているように聞こえ、不誠実な対応と言えます。

具体的な解決策

まず、来週の管理会社への訪問前に、以下の点を整理しておきましょう。

  • 赤錆水の状況を具体的に記録する: 写真や動画で、蛇口から出る水の濁り具合、浄水器フィルターの汚れ具合などを記録しましょう。日付と時刻も記録しておくと、証拠として有効です。
  • 健康被害の訴え: 肌のトラブルなど、赤錆水による健康被害を訴えることも重要です。医師の診断書があれば、より説得力が増します。
  • 賃貸契約書を確認する: 契約書に、水道水の品質に関する記述がないか確認しましょう。もし、居住に適した状態の水道水を供給する旨の記述があれば、それを根拠に交渉できます。
  • 専門家の意見を聞く: 水道工事の専門業者に相談し、現状の配管状況や改善策について意見を求めるのも有効です。専門家の意見は、管理会社との交渉において強い味方になります。専門家に見てもらうことで、問題の深刻さを客観的に示すことができます。
  • 交渉の記録を残す: 管理会社との交渉内容を記録しておきましょう。日付、時間、担当者名、交渉内容、合意事項などをメモに残し、必要であれば録音も検討しましょう。

交渉におけるポイント

管理会社との交渉では、感情的にならず、冷静に事実を伝えましょう。 「浄水器の負担」だけでは不十分だと主張し、以下の点を提案してみましょう。

  • 定期的な配管洗浄: 高圧洗浄などによる定期的な配管洗浄を要求しましょう。これは、大規模な工事よりは費用を抑えつつ、現状を改善する効果が期待できます。
  • 早期解約と違約金免除: 健康被害や生活上の支障を訴え、早期解約と違約金免除を交渉しましょう。これは、最後の手段として考えてください。 管理会社が対応を拒否した場合、弁護士に相談するのも有効です。
  • 家賃減額: 水道水の状況を考慮し、家賃減額を交渉するのも一つの方法です。 これは、早期解約を要求するほどではないが、現状に不満がある場合に有効です。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、築30年のマンションで鉄管を使用している場合、赤錆水の問題は避けられない可能性が高いです。 配管の更新は、管理組合の大きな課題であり、費用対効果の観点から、なかなか実行されないケースが多いです。 しかし、居住者の健康と安全を第一に考え、管理会社は適切な対応を取るべきです。 浄水器の提供だけでは不十分であり、配管洗浄や、将来的には配管更新の計画を示すことが必要です。

まとめ

赤錆水の問題は、居住者の生活の質を著しく低下させる深刻な問題です。 管理会社との交渉では、冷静に、かつ毅然とした態度で臨むことが重要です。 証拠をしっかり固め、専門家の意見も参考にしながら、納得のいく解決策を求めましょう。 必要であれば、弁護士や消費者センターに相談することも検討してください。 ご自身の権利を主張し、快適な住環境を取り戻すために、諦めずに交渉を続けてください。

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