築30年マンションの修繕と大家さんへの連絡方法|賃貸トラブル解決ガイド

(250枚) 分譲賃貸の部屋の修繕について、大家さんへの連絡方法(仲介業者倒産) 現在築30年の4LDK分譲賃貸マンションに7年前から住んでいます。 この数年で壁紙の浮きや、作り付けの戸棚の扉 が蝶番の劣化できちんと閉まらなくなったり、ドアノブが緩み始めたり、その他諸々小さな不具合がたくさん発生しています。 一度自腹でささっと修理をしてもらおうと業者に見に来てもらいましたが、30年前の億ションなのでヨーロッパから(わざわざ…)取り寄せたこだわりの資材を使っているらしく大変お値段が張るようでやめました。 仲介の不動産会社は倒産しており、もう一社、賃貸契約書に記載されている管理会社も以前連絡してみるも「うちは関係ないから、勝手に大家に連絡してくれ」といった態度でした。 大家さんとは全く面識がなく、名前と住所と電話番号と銀行口座しか知りません。 7年間こちらから何の連絡もしたことがないので、いきなり電話をするよりはお手紙を書いた方が良いのでしょうか。 また、これからもあと最低でも5年は住みたいのですが、30年前のままの古いキッチンやお風呂など、ダメ元でリフォームをお願いするのは常識外れにあたりませんか?補足家賃についてのご質問を受けて、補足します。 家賃は7年前の入居時から変わらず、更新の確認も一度も連絡が来たことがなく(これはおかしいのでしょうか?仲介会社が倒産してなければ何かの機会に契約の話ができるものなのでしょうか?)、ただ7年間銀行振込だけで、大家さんと全く持って話したこともお会いしたこともありません。

築30年マンションの修繕問題:大家さんへの連絡方法とリフォームの可能性

7年間、良好な賃貸生活を送られてきたにも関わらず、仲介業者の倒産という事態に直面し、修繕依頼の方法に困っている状況ですね。築30年のマンションで、壁紙の浮きや戸棚の故障など、様々な不具合が発生しているとのこと。まずは、大家さんへの連絡方法と、リフォームの可能性について、段階的に見ていきましょう。

1. 大家さんへの連絡:手紙が適切です

いきなり電話をするよりも、丁寧な手紙で連絡するのがおすすめです。7年間連絡がない状態ですから、いきなり電話では相手を驚かせてしまう可能性があります。手紙であれば、状況を落ち着いて説明でき、相手にもじっくりと内容を理解してもらえます。

手紙の内容例

手紙には以下の点を明確に記載しましょう。

  • 自己紹介:氏名、住所、電話番号、連絡可能な時間帯を明記します。
  • 物件情報:マンション名、部屋番号、入居開始日などを記載し、間違いがないように確認しましょう。
  • 現状報告:発生している不具合を具体的に記述します。写真や動画を添付すると、より理解を深めてもらえます。
  • 修理依頼:具体的な修理内容と、修理を希望する旨を伝えましょう。見積もり依頼も同時に行うとスムーズです。
  • 今後の対応:今後の賃貸契約について、継続希望の意思を伝えましょう。リフォームの可能性についても軽く触れておくのも良いでしょう。
  • 連絡先:返信方法(電話、メールなど)を明記します。

手紙を書く際のポイント

* 丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
* 問題点を客観的に記述し、感情的な表現は避けましょう。
* 写真や動画を添付することで、状況を分かりやすく説明できます。
* 返信期限を設けることで、連絡を促す効果があります。

2. 修繕費用とリフォームの可能性

30年前のこだわりの資材を使用しているため、修理費用が高額になる可能性はあります。しかし、それは大家さんの責任範囲内にあるかどうかが問題です。

通常修繕と現状回復

賃貸借契約では、「通常修繕」「現状回復」の責任が明確に分けられています。通常修繕は、居住中に発生する一般的な損耗・劣化に対する修繕で、大家さんの負担となります。一方、現状回復は、退去時の原状回復費用で、借主の負担となるケースが多いです。

今回のケースでは、壁紙の浮き、戸棚の蝶番の劣化、ドアノブの緩みなどは、経年劣化による通常修繕に該当する可能性が高いです。大家さんに修理を依頼する正当な理由があります。

リフォームの依頼

キッチンや浴室のリフォームは、通常修繕の範囲を超える可能性が高いです。しかし、5年間の居住を希望し、家賃も据え置きであることを考慮すると、大家さんとの交渉次第では、可能性がないわけではありません。

交渉のポイント

* 長期居住の意思を明確に伝える:5年間の居住を希望していることを伝え、大家さんとの良好な関係を築く意思を示すことが重要です。
* リフォームによるメリットを説明する:リフォームによって、建物の価値向上や入居者確保に繋がることを説明しましょう。
* 費用負担について提案する:全額負担を依頼するのではなく、大家さんとの折半や、家賃の一部上乗せなどを提案するのも有効です。
* 専門家の意見を参考にする:リフォーム費用や必要性を示すために、専門業者に見積もりを取っておくのも有効です。

3. 家賃の更新と管理会社について

7年間家賃据え置きで更新の連絡がないというのは、確かに異常です。仲介会社が倒産していなければ、更新時期には必ず連絡があったはずです。管理会社が「関係ない」というのは、責任逃れとも取れます。

管理会社への再交渉

管理会社に再度連絡を取り、大家さんへの連絡方法や、賃貸契約に関する情報を改めて確認しましょう。契約書のコピーを請求するのも有効です。

弁護士への相談

もし、管理会社との交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士に相談することで、法的観点から適切な対応をアドバイスしてもらえます。

4. まとめ:丁寧な対応と明確な意思表示が重要

大家さんへの連絡は、丁寧な手紙から始めるのがおすすめです。現状を正確に説明し、写真や動画を添付することで、理解を深めてもらうことができます。修繕やリフォームについては、通常修繕の範囲と費用負担について、明確に交渉することが重要です。長期居住の意思を伝え、大家さんとの良好な関係を築くことで、円滑な解決に繋がるでしょう。

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