築30年マンションからの「ゴーン」という金属音の原因究明

マンションの上の階から時々「ゴーン」という金属音が聞こえてきます。迷惑ということではないのですが、何の音なのか気になります。ちょっと古めのマンションなので、老朽化による音なのか??とも思い心配です。 マンションは築30年の10階建てです。 全体で130世帯、3LDK・4LDKのファミリータイプです。 北側に玄関・トイレ・お風呂など水周りのものがあります。ベランダは南側です。 基本的にどのお部屋も間間取りに変わりはないと思います。 我が家の上には70代のご夫婦が住んいます。 普段は、上の階や隣の部屋の生活音などはまったく聞こえません。 時々、上の階のベランダの辺りから「ゴーン」という金属を叩いたような音が聞こえてきます。 基本的には晴れた日の昼間に聞こえますが、ごくたまに深夜や明け方に聞こえるときもあります。 1日に2回くらい聞こえるときもありますが、その後何週間も聞こえなかったりします。 もう何年も聞こえています。 何の音なのか・原因はなんなのか、とてもきになります。 ご存知の方がいればぜひ教えてください。 よろしくお願いします。補足早速のご回答ありがとうございます。 ウォーターハンマー現象を教えてくださった方がいたのですが・・・ 音が聞こえるのはベランダ側からで、水関係はベランダとは反対の玄関側に集中しています。 そのような配置になっていても、ウォーターハンマー現象による音が聞こえるものなのでしょうか?

「ゴーン」という金属音の原因を探る

築30年のマンションから聞こえる、不定期な「ゴーン」という金属音。これは、居住者の不安を招くのも無理はありません。 音の発生源が特定できないこと、そしてそれが長期間に渡って断続的に発生する点が、原因究明を難しくしています。 しかし、ご心配されているように、老朽化が原因である可能性ももちろんあります。 まずは、考えられる原因をいくつか検討してみましょう。

考えられる原因1:建物の老朽化

築30年というマンションの年齢を考えると、建物の老朽化による可能性は十分に考えられます。 具体的には、以下の点が挙げられます。

  • 配管の劣化:金属製の配管が経年劣化によって伸縮し、他の部分と接触することで音が発生する可能性があります。特に、温度変化の激しい日中に発生しやすいという点から、この可能性は高いと考えられます。
  • 建材の膨張・収縮:気温や湿度変化によって建材が膨張・収縮し、金属部分と接触することで音が発生する可能性があります。これも、晴れた日の昼間に発生しやすいという点と合致します。
  • 構造体の歪み:長年の経年劣化によって建物の構造体が歪み、金属部分同士が接触して音が発生する可能性も考えられます。深夜や明け方に聞こえることもあることから、温度変化による影響も考えられます。

考えられる原因2:外部要因

マンションの構造的な問題以外に、外部要因も考えられます。

  • 近隣の工事:近隣で何らかの工事(特に、金属を扱う工事)が行われている可能性があります。ただし、この場合は、音が一定期間継続する傾向があるため、今回のケースとは少し異なる可能性が高いです。
  • 鳥や動物:ベランダ周辺に鳥や動物が巣を作っている可能性もあります。しかし、「ゴーン」という金属音は、鳥や動物の鳴き声とは異なるため、可能性は低いでしょう。
  • 上階住人の行動:ご近所の方の行動が原因である可能性も考えられますが、70代のご夫婦とのことですので、大きな物音を出すような行動は少ないと推測されます。もし、何か金属製の物を落としたり、移動させたりする際に発生する音であれば、その可能性も否定できません。

ウォーターハンマー現象について

ご質問にあったウォーターハンマー現象は、配管内の水の急激な流れの変化によって発生する現象です。確かに金属音に似ていますが、発生場所が水回りであることが多いです。ベランダとは反対側に水回りが集中しているとのことですので、今回のケースでは可能性は低いと考えられます。しかし、配管の経路が複雑な場合、音が伝わる経路によってはベランダ側から聞こえる可能性もゼロではありません。

専門家への相談を検討する

様々な可能性を検討しましたが、原因を特定するには専門家の意見を聞くことが重要です。

  • マンション管理会社:まずはマンション管理会社に相談してみましょう。管理会社は建物の状況を熟知しており、同様の事例や原因の特定に役立つ情報を持っている可能性があります。また、専門業者への連絡もスムーズに行えるでしょう。
  • 建築士・不動産鑑定士:管理会社からの回答に納得できない場合、建築士や不動産鑑定士に相談してみるのも良いでしょう。彼らは建物の構造や老朽化に関する専門知識を持っており、より詳細な調査や原因究明を行うことができます。

専門家に見てもらう際には、以下の情報を伝えるとスムーズに相談を進めることができます。

  • 音の発生頻度と時間帯:いつ、どのくらいの頻度で音が聞こえるのかを具体的に伝えましょう。
  • 音の特徴:「ゴーン」という音以外にも、何か特徴があれば伝えましょう(例:短い音か長い音か、高音か低音かなど)。
  • マンションの築年数と構造:マンションの築年数、構造、間取りなどを伝えましょう。
  • 上階住人の状況:上階住人の状況についても伝えましょう。

インテリアへの影響と対策

「ゴーン」という音は、インテリアへの直接的な影響は少ないかもしれませんが、精神的なストレスに繋がる可能性があります。 もし、音が気になるようであれば、以下のような対策を検討してみましょう。

  • 遮音性の高いカーテン:遮音性の高いカーテンを使用することで、外部の音をある程度軽減することができます。特に、音の発生源がベランダ側であるため、ベランダ側の窓に遮音カーテンを取り付けることを検討しましょう。
  • インテリアによる音の吸収:カーペットやラグ、厚手のカーテン、ソファなど、音の吸収効果が高いインテリアを配置することで、室内の反響音を減らすことができます。グレーのインテリアは、落ち着いた雰囲気を演出するだけでなく、音の吸収にも役立つ場合があります。
  • ホワイトノイズ発生器:ホワイトノイズ発生器を使用することで、気になる音をマスキングすることができます。穏やかな自然の音などを流すことで、リラックス効果も期待できます。

まとめ

マンションからの「ゴーン」という金属音の原因は、老朽化、外部要因、またはその両方である可能性があります。 まずはマンション管理会社に相談し、専門家の意見を聞きながら原因を特定することが重要です。 原因が特定できれば、適切な対策を講じることができ、安心して暮らすことができるでしょう。 インテリアの工夫も、精神的なストレス軽減に役立ちます。

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