築30年の中古物件と賃貸、どちらを選ぶべき?家族5人、37歳派遣社員の住宅購入と賃貸の選択

貸家にしようか、中古物件にしようか、かんがえてます。築30年位の家が60坪位の土地代を含め700万円という物件があります。ただし、台所といち部の床は、修復が必要ですが、家族五人ですむには部屋数も多く、住めなくはありません。現状、自分が37才派遣社員ということもあり、ローンに幅ばがなく月に約5万円を十五年返し続けなければなりません。しかし、立地条件は駅、学校にも近く、買い物するにもよいところです。車庫もあります。貸家は、築10年もたっておらず、ホコリを叩けば、すぐに住める状況です。また、部屋数も多く、清潔さは良いです。家賃は知り合いということもあり、月5万円です。同じ金額をはらうなら、必要最低限に修復して中古物件をかって、自分が正社員になって10年後くらいに余裕ができたら、リフォームしたいと考えていますが、嫁は、借家に一度入って私が正社員になってから、新しい家若しくは中古リフォーム済みの物件を購入した方が良いといっています。ただし、一度借家に入ると、この700万円の物件は近所の不動産屋の好意もあり、たまたまリフォーム前ででてきて、広告にのせる前にすすめてくれた物件なので、諦めなければならなくなると思います。(押し売りは一切されておりません。)しかも、銀行の融資担当者もこの物件は、土地だけでお金を貸す価値があるといっているだけに、どちらにしたら良いか私自身は非常になやんでおります。今すんでいるところは、来月までにでていかなければならず、確かに、探す時間をもう少し、ほしいところではありました。何か参考となるアドバイスをおねがいします。補足銀行からは住宅ローンではなく、プロパーで700万円までお借りできるそうです。(別な物件で審査が通っております)ただ、金利は約3%で最長で15年の借り入れです。貸物件もあるので、不安定ではありますが、そこからも収入があります。

現状の整理と選択肢の検討

37歳派遣社員で、家族5人、来月までに引っ越しが必要という状況、そして700万円の中古物件と月5万円の賃貸という2つの選択肢を抱えている状況ですね。 焦らず、現状を整理し、それぞれのメリット・デメリットを比較検討していきましょう。

中古物件(築30年、700万円)のメリット・デメリット

**メリット:**

* **立地条件が良い:** 駅、学校、買い物施設が近く、生活利便性が高い。車庫もあるのは大きなメリットです。
* **土地の価値が高い:** 銀行も土地の価値を認めているため、将来的な資産価値が見込めます。
* **広さがある:** 家族5人でも十分な広さがあるとのこと。
* **価格が安い:** 700万円という価格は、土地付き住宅としては破格です。

**デメリット:**

* **修繕が必要:** キッチンと一部の床の修復が必要で、初期費用がかかります。
* **築30年と老朽化が懸念される:** 将来的に、様々な修繕が必要になる可能性が高いです。
* **ローン返済の負担:** 月5万円の返済は、派遣社員の身分では負担が大きいかもしれません。
* **リフォーム費用:** 10年後リフォームする予定とのことですが、その費用も考慮する必要があります。

賃貸物件(築10年、月5万円)のメリット・デメリット

**メリット:**

* **すぐに住める:** 状態が良いので、すぐに引っ越しできます。
* **家賃が安い:** 知人からの紹介で月5万円というのは、かなり安い家賃です。
* **修繕不要:** 老朽化による修繕費用はかかりません。
* **リスクが少ない:** 住宅ローンを組むリスクを回避できます。

**デメリット:**

* **資産にならない:** 家賃を払い続けるだけで、資産にはなりません。
* **将来の住居が不安定:** いつまでも住み続けられる保証はありません。
* **700万円の物件を諦める必要がある:** これは大きなデメリットです。

専門家の視点:ファイナンシャルプランナーの意見

この状況をファイナンシャルプランナーの視点から見てみましょう。 派遣社員で住宅ローンを組むのはリスクが高いです。しかし、700万円の物件は土地の価値が高く、将来的な資産価値も期待できます。 月5万円の返済は負担が大きいですが、プロパーローンで金利3%、15年という条件は、比較的有利な条件と言えるでしょう。

重要なのは、収入の安定性です。正社員への転職を真剣に検討し、転職活動と並行して住宅購入を検討するべきです。

具体的なアドバイスとステップ

1. **正社員への転職活動:** まず、正社員への転職活動に全力を注ぎましょう。転職活動の状況に合わせて、住宅購入の意思決定を延期することも検討しましょう。
2. **中古物件の修繕見積もり:** 信頼できる業者に、キッチンと床の修繕見積もりを依頼しましょう。修繕費用を正確に把握することで、購入費用全体の予算が明確になります。
3. **家計の見直し:** 月5万円の返済を続けるためには、家計の見直しが必要です。支出を削減し、返済に充てる余裕を作る必要があります。
4. **専門家への相談:** ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーに相談し、最適なプランを立てましょう。住宅ローンの金利や返済計画について、専門家の意見を聞くことは非常に重要です。
5. **奥様との話し合い:** 奥様とじっくり話し合い、将来のライフプランを共有しましょう。住宅購入は人生における大きな決断です。夫婦で納得できる結論に至ることが大切です。
6. **時間を作る:** 賃貸物件への一時的な入居を検討するのも一つの方法です。焦らず、時間をかけてじっくりと検討しましょう。

まとめ

700万円の中古物件は魅力的な物件ですが、現状の収入と雇用状況を考慮すると、リスクも伴います。 正社員への転職、家計の見直し、専門家への相談を踏まえ、慎重に判断する必要があります。 奥様とよく話し合い、将来のライフプランをしっかりと見据えた上で、最適な選択をしてください。 賃貸物件を選択した場合でも、700万円の物件を諦める前に、不動産屋さんと再度相談してみるのも良いかもしれません。

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